2004年08月04日
XSLT屋とかってありか?
最近ちょっとXSLT絡みの昔買った本(実例でわかるXML&XSLTハンドブック、XSLT完全活用マニュアル)、あまり真面目にではなくつれづれにだが、読み返してみた。
もう3年も前の本だから、仕様も変わって来ているだろうし、まだ使える内容なのかはよく判らんけど。
で、思ったというか、読み返して改めて思ったっつうよりは前からずっと思ってたんだけど、XSLTって「必要なんだけど、自分で覚える必要のない技術」の最右翼だなあと思う。
私も数年前は、「XML万能論」あたりにまでは与してなくても「XML最高論」くらいの熱にはさらされてて、「XSLT最高!」とか思ってたわけだけど、いざ適用してみようとすると、例えば「XSLTを切り替えるだけで、単一ソースで複数デバイスに対応!」とかいったって、結構書くのが大変であるわりに、やってくれるのはマークアップレベルの変形だけで、本質的な問題(たとえばデバイス毎の処理可能なバイト数差の問題とか、HTMLとHDMLで違うフォームの処理をどうするかとか)を解決してくれるわけではない。
もちろん、局面によっては必要である事は否定しないし、私もあるものは利用してて、ここギコケータイ版で提供してるRSSリーダ、Atomにも対応してるけど内部ではAtomFeedのAPIは使ってなくて、実はネット上に落ちてるのを見つけたAtom->RSS変換のXSLを使ってXSLTかけてたりする。
でも、必要であるなりに、自分で覚えるべき技術じゃないなあと。
難しすぎるわりに、できる事が限られすぎていて、かつ計算負荷がまるで違うとは言え、XSLTにできる事はDOM等のXML用API使ったって代用できるわけなので、わざわざ自分で覚えるのは費用対効果が悪過ぎで、どうしても必要になれば誰かにお金出してでも書いてもらえばいい、という気がする。
外に出しても、プログラムと違って静的なもんだから、外形仕様だけ確認すれば品質も確保できるし、1からは書けなくてもある程度書けていれば修正・変更くらいはかけられるので、しょっぱなはアウトソーシングしたって、自分で覚えて、分析・思考・作成して…って感じの事をするよりは、コスト的に見合うだろう。
RDBのXMLネイティブ出力や、XMLデータベースが普及してくれば、XML文書を簡易(計算負荷が小さいと言う意味で)に変形する手段としてのXSLTの出番も多くなるとは思うけど、でも本質的な構造は変わらなくて、やっぱり個々の技術者が全員マスタする、というのは費用対効果にあわないなと。
むしろ、弁護士だの弁理士だののように、資格ができるかどうかは判らないけど一種の専門職化して、それを専門に請け負うような仕事ができてくるんじゃないかなと思う。
XSLT専門技術者、という感じで、ちょうど弁護士や弁理士を使うように、XSLTをたまにしか使わないユーザは必要な時だけ外部の独立XSLT屋に外注するし、XSLTをよく使うユーザは、雇われ弁護士・弁理士とかみたいに、内部でXSLT屋を常時確保する、みたいな感じになるんじゃないかなと思う。
この予想はどうだろう?
間違ってるかな?
Posted with ecto
![[ここギコ!]](http://kokogiko.net/logo.png)



・コンピュータは2進法が効率的でとかいう話(XAGary)
・コンピュータは2進法が効率的でとかいう話(とおりすがり)
・ジオメディア忘年会行ってきました(宋さんへ:kokogiko)
・コンピュータは2進法が効率的でとかいう話(kokogiko)
・コンピュータは2進法が効率的でとかいう話(まぐろ)
・コンピュータは2進法が効率的でとかいう話(名無し)
・コンピュータは2進法が効率的でとかいう話(dokasen)
・コンピュータは2進法が効率的でとかいう話(dokasen)
・Google未オルソ衛星画像にぶった切られた我が母校(maeda)