2004年09月05日
ここギコ!の兄弟サイト?
実はここギコ!には兄弟サイトとでもいうべきものがある。
内部システムで同じフレームワークを使っていると言う意味での兄弟なんだけど、
上のサイトが、前の会社の仕事で、ここギコ!の内部フレームワークと同じものを作っている。
といっても、私の作ってきた歴代ここギコ!フレームワークのうち、1代目のフレームワークだけど。
だから、もう関わりのあるサイトじゃないんだけど、結構思い入れは深くて、というか構築中は上記サイトのサーバが置かれている県庁や、レポート対象になっている環境施設の中に入ってシステム調整して、いろいろ苦労したなあとかの思い出も絡んでくるので、よく表示しては感慨にふけったりもしてる。
とはいえ、思い入れのない人から見れば、見てもらえば分かる通り、クライアントサイド側のデザインが無茶苦茶で、一般Webから見れた代物じゃないんだけど、そうなってしまった理由も含め紹介をば。
元々私のWebシステム遍歴は、仕事でASPは少しかじった事があったもののPerl・Linuxシステムに関しては完全に独学で、ここギコ!を始めて初めて本格的にやり始めたんだけど、ここギコ!のシステムを書き溜めていくうち、同じ処理をいちいち別のスクリプトで書くのが面倒くさくて、共通部分(CGIオブジェクトの作成とか)を同じ起動スクリプトで処理して、機能毎に異なる部分だけ共通インタフェースのクラス化してやればええやん、と考えたのがきっかけで、それが1代目フレームワークになった。
その後、完全に各機能共通部分は起動スクリプト側に押し出したけど、全部の機能で共通ではなくても八〓九割がたの機能で共通処理するものをどうするか、という話になって、機能別クラスの基底クラスを作って、機能別クラスはその子クラスとして処理が異なる場合はオーバーライドする、というのが2代目フレームワーク。
その頃はフレームワークと言う考え方も、名前は知っていたけど意味は知らなくて、自分がまさかフレームワーク作ってるなんて事も思ってなかったんだけど、某社に転職面接に行った際、提出したサンプルスクリプトを面接官の方が見て、「へえ、自分でフレームワーク作ってるんですか」と言われたのがきっかけで、こっちの方が「へえ、こういうのをフレームワークって言うんですか」みたいな感じで、フレームワークってのを意識し始めた。
で、自分で作ったフレームワークでもこんなに便利なのに、プロフェッショナルな人々が作ってみんなに使われているフレームワークなら、どんなにか便利なんだろう、と思って、Perlの有名なフレームワークSledgeをベースに使うようにしたのが、3代目ここギコ!フレームワーク。
3代目までは、プログラム側のフレームワークは異なってもDB側は同じ構造で動くようにしてきたんだけど(よって最近まで1代目〓3代目全てのシステムが並存してた)、先日のデータクラッシュを機に、バックエンドをPostgreSQLやPostGISにして、また自分のCPANモジュール成果を取り入れられるようなフレームワークに、やっぱりSledgeベースだけど再編して、4代目を現在鋭意作成中。
で、件の兄弟サイトなんだけど、ちょうどここギコ!がバージョン1だった頃、俺の仕事は環境施設の運転状況監視システムからリアルタイムで情報を得て蓄積し、集計して帳票を作る、とかってシステムの開発、納入、現地調整だった。
で、ちょうどこの案件で、単に運転・環境情報を収集するだけじゃなく、Web経由で市民にリアルタイムで情報公開できないか、という話が客先(県)からあがり、県に納めるなら情報政策課との打ち合わせもありWebサーバはできればLinuxがよい、でも前の会社にはWindowsのASPベースでWeb構築する技術はあってもLinuxでの技術はなかったので、どうしようという話になって、仕事ではやった事がなくてもここギコ!である程度Perlをさわった経験があって、ちょうど初代フレームワークで開発が効率的になったばかりで「もしかして俺ってすごいんじゃ?」って思いあがっていた事もあって、というか何よりその私がそのWebシステムとバックで連携する帳票システムの担当だと言う事もあって、引き受ける、という話になったのです。
そして必然、このサイトはここギコと同じプラットフォームで構築される事となったのでした。
でも、Webで市民公開と言っても、元々はインターネット公開ではなくて、3箇所ほど設置される市民向けの情報開示資料館で、画面サイズも固定の閲覧専用タッチパネル端末で、公開される予定だった。
よって、クライアントサイド側デザインも、その固定画面サイズにあった物しか用意してなかった。
ところが、せっかくWebになっているなら、という事で、同じサイトをインターネットにも公開する、という話が出てきた(まあ、最初から多少見えてなかったと言えば嘘になるんだけど)。
それならこんな固定サイズデザインなら一般Webからは見られたものではないので、一般Webでも見られるデザインに変えるなり、一般デザイン向けのテンプレートを準備するなりする必要がある、と言ったんだけど、いかんせんこういうオープン?システムの開発は初めてで、昔ながらの官公庁受注の発想で仕事を請ける会社だったので、デザインを変えると言っても既に承認仕様書は出ているのだからそれに沿って作ればいい、いらない仕事は増やすな、と一蹴される状況。
私もサーバシステム側の作成で手が回らずなんとも仕方ないので、資料館向けのWeb公開とインターネットへのWeb公開の1ヶ月ほどの時差を利用して、とりあえず資料館向けWebを動くようにしてから、一般向けのデザイン対策を俺がやればいいや、と思ってた。
ところが、またまた馬鹿馬鹿しい理由で、このWebがサービスインする前に、俺が会社を辞めないといけない状況になってしまった。
別に次に行く場所が決まって転職で辞めるわけではないので、心残りだしこの案件が終わってから辞めてもよかったし事実そう主張したのだが、会社の方からはとにかくすぐ辞めろと。
で、結局辞めたために、一般Web向けのデザイン変更も行われないまま固定サイズでインターネット向けリリースされてしまい、さすがにクレームだって来るだろうからそのうち直るだろうと思ってたんだけど、公開以来1年を過ぎてもデザインそのまま。
一応俺のキャリア実績で一番大きい物として挙げられる(Webだけでなく、複数施設連携の背後システムから、そのための取り合い仕様調整、ネットワーク設計までやってるからね)事例なのに、あんまり見苦しくても格好悪いので、なんとかして欲しいんだけどなあ…。
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