2004年12月19日
PLinkの失敗とSNSによるFOAF認証
FOAF に足りないこと PLINK に足りなかったこと -おのひろきおんらいん-
FOAFを収集して、SNSのように人間関係を見せるPLinkというサービスが10月頃まであったみたいです。
サービスの停止理由は、勝手に自分の情報が載せられている事に対するクレームが多かった事だそうです。
これって、結局FOAFの表す人間関係の記述を鵜呑みにして収集してしまうから起きた問題だったんじゃないでしょうか。
FOAFは個人が示す文書であるにもかかわらず、その記述の中に他人まで巻き込んで表現してしまっている、そこに問題があるように思います。
単なる個人の情報のみなら、その属性が真実か虚偽かは別として、その個人情報を表そうとした特定主体がそこにいる、その事だけは証明できます。
でも、その主体と別の主体がどういう関係にあるかは、双方向的な関係であるにも関わらず、一方が記した関係を鵜呑みにして収集した結果、それに基づいてもう一方も検索されてしまう、そこに問題があったように思います。
この状態では、単に勝手に検索されてしまう、だけではなく、例えばある相手に嫌がらせをするのに、「チビデブキモヲタ」の架空のおっさんのFOAFをでっちあげて、そのFOAFから嫌がらせしたい相手にknowsでリンクを貼って「俺、あいつのマブダチ」なんて事もできてしまうんじゃないかと思います。
これを解決するには、結局のところ、FOAFで鵜呑みにしてよいのはそのFOAFの主語となる個人の情報のみ、その関係に関する記述は別の何らかの方法で認証しなければ信用しない、という方法しかないように思います。
その認証機関として、SNSを使えばよいのではないでしょうか。
大体今は手打ちでFOAFを作っている人も多い中、いちいちFOAFでの人間関係記述毎に認証元のSNSに関する設定を組み込むのは大変ではありますが、それこそそういう仕様が一般的になればツール化されればい話で、
- BlogのFOAF登録ツール等に、自分の個人情報を登録し、個人情報だけのFOAFを作成する。
- そのFOAFをオープンアカウントとして、様々なSNSに入り、色んな人と関係を結ぶ。
- BlogのFOAF登録ツールに、参加したSNSのXML-RPCのURIを登録する。
- FOAFの再構成を実行すると、参加中のSNSに問い合わせを行い、関係を結んでいる相手のFOAFリストを取得し、各SNSに特徴付けられた人間関係を述語としたknowsリストを含むFOAFを再発行する
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