2005年08月22日
国土地理院から立体視地図
国土地理院のサイトで、地図閲覧サービス(試験公開)の立体視サービスというのが始まった。
「ウォッちず」(←しかしこの名前考えたの誰だよ)で閲覧できる2.5万地形図を、立体視システムのページからクリックすると、ある範囲が「ステレオグラム」になって表示される。
確かに新鮮で面白いですね。
コンテンツとして面白いのに加えてもう一つ面白く感じたのは、航空測量なんかから地図を作る作業って、ちょうどこれの逆の作業を行ってるらしいと言う事。
先日の名古屋オフで地図作成の裏話を聞かせてもらって知ったんだけど、航空写真で撮った立体視写真を元に、職人さんが立体視しながら等高線を描いていく、という作業らしい。
なんかいくら立体に見えるとはいえ、そこから同じ高さを結ぶ線を描く、というのがすげえ職人芸!と思うんだけど、もっとすごいのは、等高線は地表面の高さの線だけど、実際の航空写真で見えるのは森の木などがこんもり茂った写真とかそういうのなわけですよね。
それを熟練の職人さんは、木のこもり具合とかから経験的に地面は何m下にあるはずだ、とかいう感じでエイヤッ!と等高線に落とすらしい。
舗装道ならともかく木に隠れて見えない林道なんかを描くのはもっと大変で、素人社員?からは「こんなところに林道なんて見えませんよー」「いや、確かにある!」とかって世界らしい。
とはいえ、いかに職人の腕の世界とはいえ100%ではあり得ないので、その意味では、地図ってのはその程度の誤差は含んでいるもんとして見なければいけないみたい。
というわけで、描かれた職人さんの苦労を偲びながら、立体視した地図上に茂る森の有様なんかを頭で思い描きながら、楽しんでみてはいかがでしょうか。
Excerpt: 書く暇もなくて一昨日の事になりますが、ALPSLABの中の人...とい...
Weblog: ここギコ!
Tracked: 2006年03月16日 12:52
職人さんは専用のスコープとかを使ってるんでしょうね。さすがに。まさか「平行法」とかそういうんじゃないですよね。それにしてもすごいスキルだな。
Posted by: 石川初 at 2005年08月22日 22:50私もスコープを使うもんだと思っていましたし、実際それに使うっぽい立体視用の大型装置みたいなのもWeb上のどっかで見た事もあるのですが、
一方で、実作業の風景っぽい
http://www.gis-kanto.co.jp/bs_ksk01.html
この辺見ると、何もつけてないようにも見えるんですね...。
真相はどうなんだろう。
等高線描画難易度
初級:教科書に出てくるような典型地形
中級:ゴルフ場
上級:水田地帯
神:片方の写真だけで描く(嘘)
http://www.gsi.go.jp/MAPSAKUSEI/25000SAKUSEI/zuka/zu1.jpg
http://www.wako-giken.co.jp/waza/jirei_008_01.shtml
Posted by: 元職人 at 2005年08月24日 21:40うわっ、実情報の提供ありがとうございます。
こんなすごいもの使うんですね...。
後の方のリンクなんて読んでて頭痛くなってきました。
こりゃ地図が高いのも仕方ないか...って、それで済ませられないのであれですけども。
Posted by: ねね at 2005年08月25日 05:19![[ここギコ!]](http://kokogiko.net/logo.png)



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