2005年10月06日

SpaceTag ServerがST Serverと名を変えて再出発

Posted by nene2001 at 06:22 / Tag(Edit): spacetag server st server xampp wamp / 1 Comments: Post / View / 0 TrackBack このエントリーを含むはてなブックマーク

本ブログでも何度か紹介してきたSpaceTag Serverですが、ST Serverと名前を変えて再出発したようです。
再出発と同時に、これまでPostgreSQLからMapServer、Java、Python、XMail、etc...ととにかくWindows上でのサーバ・開発ツールをほとんど統合して、300MB以上の巨大なパッケージになっていたのが、Apache、MySQL、Perl、PHPに絞って76MBと軽量化したパッケージになったようです。
#ちなみに韓国語、英語サイト等からはまだSpaceTag Serverがダウンロードできる模様。

しかしPostgreSQLとかその辺をなくしたのは、よく思い切ったなあと思います。
と言うのも、私も以前こんな事書いたので、パッケージサイズが小さくなるのはいいんだけど、分割されてカフェテリア形式に好きなモジュールをプラグイン選択できるようになっていればいいのであって、PostgreSQLとかも使えていたのを完全になくしてしまっては、対抗プロジェクトともいえるXampp for Windowsあたりに対する優位性がほとんどなくなってしまうから。
Xamppの方は同様にApache・MySQL・PHP・Perl(Perlはオプションプラグイン)が使えて、さらに今ではFTP・Mailサーバまで統合されており、しかも相手はアップデートも含め完全無料で、ソフトウェアのアップデート頻度でも遥かに負けているのに対し、サーバソフトのラインナップが相手以上だったのがSpaceTag Serverの売りだったのに、それを捨てて相手より対応範囲を減らしてしまうというのは、吉と出るか凶と出るかは判りませんが、すごい選択だと思います。
アップデート頻度等で致命的負けているので、メンテナンス範囲を絞る事で相手以上の開発速度を確保しようと言う事でしょうか。

いずれにせよ、Xamppは私も、先日会社でMantisをテスト導入してみる必要があったので会社の自分のPCに初めてインストールしてみたのですが、インストーラは完全日本語化されていて、サクサクッとインストールできました。
さすがに管理ツールは英語なのですが、ほとんどSpaceTag Serverと同じ使用感の使いやすいUIで(私は以前のXamppを知らないので、どっちが真似したのかは不明ですが)、SpaceTag Serverに慣れていれば難なく管理できます。
というわけで、現状でのアップデート状況や、対応ソフトの多さ、そしてアップデートも含め無料と言う事で、無償の個人ユースにおいては、今はXamppを使う事を個人的には薦めます。
とは言えXamppはオープンコミュニティによる成果物なので、私自身官公庁なんかを相手にした仕事をしていて、不具合発生時に責任所在の切り分けが難しいフリーやオープンソースのソフトの導入には気を使うのですが、そういう不具合発生時の迅速なサポートや、責任所在の明確化が要求されるエンタープライズな用途に関しては、企業が商用パッケージとして提供しており、サポートも受けられるST Serverを使うのがベストなのかなと思います。
UIまで含め、全て日本語化されてますしね。

ただ私が以前、この辺この辺のエントリで言及したような、SpaceTag Serverに対する期待、単なるサーバソリューションではなく、人にサーバを意識させないWebアプリケーションのプラットフォームに発展していく可能性は、ほぼ失われたかな、と感じています。
というのも、私の元同僚で親友、かつSpaceTag ServerのアーキテクトでもあったRisapapa氏は既にSpaceTag社を辞め、また彼の子飼いの技術者達もみんな解雇されて、今の同社内の技術者は私の知らない人ばかりなので...。
以前のエントリで「突如親友に3年間会えなくなる」と書いたのは、その辺の絡みで、彼が同社を辞めるにあたっての契約で、1年間はサーバ事業に携わらない3年間は私のような退職者含め同社に関わった人間と接触しない、という条項が加えられているためでした)
Risapapa氏は私のアイデアも正確に理解してくれ、さらに私が及ばないレベルにまで発展させてくれていたので、彼のソリューションが世を変える事を期待していたのですが、今のSpaceTag社内の技術者の方がこの辺の価値を判ってくれているか、また判ってくれていても形にする技術力があるかはブラックボックスですので、私としては私のアイデアの発展を期待するのは、Risapapa氏が1年の縛りが解けて、再度サーバ事業に乗り出して以降の楽しみとしようと思っています。

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というか、Risapapa氏1年経ったらXamppプロジェクトに参加すればいいのに。

Posted by: ねね at 2005年10月06日 06:26
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