2006年04月16日

なんかプロプライエタリって馬鹿みたいだな

Posted by nene2001 at 20:55 / Tag(Edit): work open source proprietary / 0 Comments: Post / View / 2 TrackBack このエントリーを含むはてなブックマーク

今の仕事はプロプライエタリなソフト中心で組むしかないのだが、なんか端っことはいえオープンソース中心でしばらくやって来た身としては、ほんまに馬鹿馬鹿しいなと思うことがしばしば。
上司なんかがいうには「何か問題があった時にサポートも効かない、サポートを任せる先がないようなオープンソースソフトなんてリスクが高くて使えない」という事だし、別の課長も言うには、「どうしても他のソフトの前提なんかでオープンソースを使わざるを得ないところは、そのソフトに関する不具合なんかの問題はうちで責任取らない旨、客先で明確に示しとかないといけないぞ」とか言われるんだけども。
なんか構成組んでると、プロプライエタリなソフトの方がよっぽどリスクだらけちゃうの?わざわざクソ高い金払うのに、と思えてくる。

まず危ないよなーと思うのが、とりあえず機能を前もって試せない事。
そりゃ試用版とかもあるにはあるが、全ての機能が使えるわけでもないし、全部のソフトで用意されているわけじゃないし、まして利用可能な期間が1ヶ月とかって、年単位で設計がかかるプロジェクトにあんた1ヶ月でまともな検討なんてできんでしょ、試用期間過ぎた後に新しい要件が出てきたらどうするの、みたいな。
オープンソースだったらとりあえず環境構築してずっと置いておけるのに。
というか、まだまともに方式も決まってないのに、プロジェクトスケジュールの都合だけで構成を決めないといけないからと言って、機能リスト一覧だけから該当する機能を満たしそうなソフトを、カタログスペックでとりあえず積んでおいてー、みたいなノリで何百万何千万のソフトを載せて大丈夫なのかと。
カタログスペックで何が判るのかと。
同じそんなノリでせざるを得ないのならば、まだオープンソース使う方が、金かかってない分リスクは低いでしょ、と思う。

さらに最近「これ危なすぎ」と思ったのが、ソフトのバージョン間の依存性の問題、販売期間やサポート期間の問題。
一部の先行開発部分を開発してる部隊が、あまり十分に検討してなくて一部のOSやRDBMSで市場の最新ではないバージョンを使って(というか、正確にはそれら旧版を前提として依存しているソフトを使って)開発してテストまで終了しているのだけれども、客先からなぜ最新版を使わないのか、納入時に調達できるのか、とか心配されてる。
メーカのロードマップを見る限りでは、確かに販売中止になって調達できない可能性も否定できない。
調達さえできれば、サポートはなんとか個別契約で延ばす事もメーカによっては出来るが、販売中止になって調達できなければ逃げ場はどこにもない。
でも、概してメーカのロードマップは遅れがちで予定通りいかないし、また必ずしも原則どおりは運用されないから、現に既に提供停止されていていいはずの前々バージョンが今も入手できたりしているし、ロードマップを額面どおり受け取れば調達時には入手不可だけど、入手できる可能性もありますよ、という同僚もいる。
OS・RDBMSを現行版にしちゃうと、既にテストも終わって客先検収を待つだけの先行開発部分を再テストしないといけないし、さらに一部のソフトはOS・RDBMSの旧版までしか対応せず、現行版対応はしない事をメーカに明言されちゃっているので、下手をすると作り直し。

さあ、どっちのリスクを採りますか、って、こんなんリスク選択も何も丁半バクチと一緒やん。
よっしゃ、多分調達できるやろ、と踏んでもロードマップに書かれてる以上調達できなくても文句は言えない。
オープンソースなら別に後になっても古いバージョンのソースは取得できるし、こっちに都合のいい部分で凍結したって何の問題もない。
サポートが受けられないリスク、とか言ったって、最悪ソースが公開されているんだから自前で何とかできる可能性が残されているのだし、こんな丁半バクチのリスクよりオープンソースのリスクの方がよっぽど低いと思うのだけれど...。

等と、「オープンソースを自前で何とかできる」スキルのない奴が言っても説得力ないかもしれないが。 
それにプロプライエタリといったってもっとちゃんとした設計してるところもあるんだろうし...まあうちみたいなしっちゃかめっちゃかのプロジェクト運営でやるんなら、オープンソースの方がリスクが少ないんじゃないの?と思う。
んで思ったんだけど、結局「システムの運用期間サポートが(特に24時間オンサイトとか)補償されるかどうか」がうちみたいなとこでソフトを選択する一つの決め手になっているみたいなんで、ある程度スキルの高い人集めて、オープンソースソフトのサポートをオンデマンドで引き受けるビジネスとか、アリだったりするのかな。
特定のオープンソフトとかだと、SRAのPostgreSQLとかあるわけですが、ユーザがプロジェクトで使いたいと思ったソフトを、オンデマンドで引き受けるとか。
流石に何が来るか判らないものを、24時間オンサイト対応もできるような体制を作るのは無理か。無理っすね。

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