2006年06月10日

Gmailにオープンな認証・承認がつけばこれ最強?

Posted by nene2001 at 08:49 / Tag(Edit): messaging open sns identification google / 1 Comments: Post / View / 1 TrackBack このエントリーを含むはてなブックマーク

なんか最近ペテン師が騒いでおります。
なんでも、SNSはオープンな技術で全部出来るんだぞゴルァ!!とか何とか。

そいつの勝手な脳内定義によると、SNSの便利な主要要素は、ログインをベースとした

  • 人的ネットワーク管理
  • コンテンツ流通管理
  • メッセージング
  • コミュニティ管理

であって、それらは全て(理論的可能性も含めて)オープンな認証・承認インフラをベースとした技術で代替できると。
当然、メッセージングなんてメールと一緒でしょ、と言いたいわけです。

でも騙されてはいけません。
そうノタマウ当の本人が、送った大事な連絡が相手の自動迷惑メール判定機能にトラップされちゃって中々相手に見てもらえないままだったり、逆にもらったメールを迷惑メール判定をすり抜けたSPAMの中から見つけ出すのが億劫だったり、に閉口して、大事な連絡は(仇敵たる?)クローズドなSNSのメッセージングで送受信したりしてるのですから。
言う事とやってる事の違う嘘吐き男の甘言に、惑わされてはいけません。

...とまあそういうネタはおいとくとしても、オープンインフラによるオープンなSNSが実現したとしても、クローズドなSNSにおけるメッセージングの役割をメールに担わせるというのは、ちょっと無理がありそうです。
信頼性、確実性の面で、メールはSNSのメッセージングに格段に劣ります。
SPAMの検出技術の精度が上がったり、SenderIDDomainKeysといった信頼性向上技術も出てきてはいますが、所詮は精度を上げるだけで、所詮はシステム的に特定された送信者から名指しで送付された事が保証されているSNSメッセージングの信頼性・確実性とは次元が異なります。
なので、「オープンSNS」の基礎となる「オープンな認証・承認インフラ」には、その上でのメッセージング機構が必要になるのではないかと、最近思うようになりました。
メールとは異なる全く新しいプロトコルなのか、それともメールにオープンインフラでの認証機能を付加する形なのかは別として。

もちろん、オープンインフラの元でのオープンSNSであれば、そのSNS内で提供するメッセージング機能でいいじゃないか、という説もあるわけなのですが、でもそれだと所属するSNS毎にまたバラバラにメッセージ管理しゃなきゃならんわ、同じSNSに所属しないとメッセージ送れないわ、でやっぱりイマイチ。
最初にも書いた「メールだと不安だからSNSメッセージング」な現在でも、某SNSにしかアカウント持ってないと思っていたのでそのSNS内のメッセージングで連絡していた友人に、そいつがMixiにもアカウント持っていると知った途端、以後の連絡は面倒だからMixiに集約してくれない?と頼むような俺なので、やっぱこの辺は重要。
SMTPとPOP或いはIMAPのように、メッセージングの基本部分はSNSサービスとは独立した規格として存在して、ちょうどメールでメーラを好みの機能によって自由に選べるように、各SNSが工夫を凝らしてそのインターフェースとしての役割を果たしてくれないかなと思う。
単にインターフェースだけでなく、自SNS内のコミュニティ所属者への一斉メッセージングとか、その辺のSNS固有の特性と結びついた機能だけ提供してくれれば、と。

それでだ。さらに考えを進めると。

昔、Yadis/OpenIDのメーリングリストで、大した話題にもならなかった投稿だけど、MLに参加してるアクティブなOpenID開発・推進メンバーが、URLを認証IDとするそういった技術のことをOpenIDをまったく知らない友人にその事を紹介したところ、「自分のWebページのURLをIDにするだって?冗談じゃない、Webページなんてのは飽くまで私の所持品であって、私自身を代表するもんじゃない。インターネット上の『私のアイデンティティ』を代理するものと言ったなら、それはメールアドレス以外にあり得ない」という感じの反応が返ってきた、という話があった。
技術屋の視点から見ると、HTTP上の遷移でできることだけに捉われすぎてて、それだと分散型オープン認証にはhttpベースののURIを使うのが簡単だからWebアドレスを認証IDに、とか考えちゃうし、OpenIDもLIDも実際そうやってきてるわけだけど、技術に捉われない一般人の視点からは、メールアドレスこそわがアイデンティティこれ当たり前、という感じなのかもしれないなと思った。

だとすると、オープンインフラの上に認証されたメッセージング機構を作ると言うよりは、今のオープンなメッセージング機構であるメールアドレスをベースにした、オープンな認証・承認インフラを作るという方向性もアリなのではないかと思った。
実現手段としては、いろいろ考えられてアイデアもないわけではないけど、認証プロトコルをhttp上の遷移のみに限るか、その縛りを解いて例えばSMTPの仕様拡張とかまで認めるか、だけでも大分違うし、とりあえずは今回は問題提起だけにしとくけれども。
そしてそう考えた場合、MSNメールやYahooメール、いややっぱり一番はGmailといった、フリーのメールサービスが、オープンな認証・承認機能を提供し始めれば、もしかしてこれ最強?とか思ったりもした。

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FOAFでMySpaceに対抗するアイデア
Excerpt: Yadis/OpenIDでのメーリングリスト経由で、こんなエントリを見...
Weblog: ここギコ!
Tracked: 2006年06月18日 16:12
Comments

http://code.google.com/apis/gdata/
そろそろ、そういった構想は進みつつありますよ。

Posted by: なみ at 2006年06月10日 23:52
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