2006年08月06日
BitPets、マジすごい...
一つ前の記事で紹介したBitPetsですが、今、日曜日の朝3時の時点でアクセスしてみたら、現在接続中のアクティブユーザ数が4000人。
もちろん最終アクセスからどのくらいの間をアクティブと定義するかによっても実態は変わってくるし、深夜とは言え週末なわけですが、それでもこんな時間に、瞬間アクセスしてるユーザが全体の4%(全会員10万人として)ってすごくないですか?
ちなみに、数分毎にアクセスしても毎回アクティブユーザ数違う値が出るので、結構頻繁に更新してるという事は、集計範囲もそんなにサバ読んでいないのではないか?と推測されます(少なくとも、半日とか1日とかのレベルじゃないでしょう)。
瞬間風速でこれだとすると、Mixiとかで採用しているログイン率(ユーザ全体に対し72時間以内に再ログインする確率)で計算すると、結構すごい数になるんじゃないかと推測します(Mixiは7割)。
これだけの伸び率で、これだけの会員がいて、これだけのアクティブユーザがいる。
さらに、ユーザはアクセスする度に、自分の居場所を連絡してくれるのです(そういうサイトですから)。
そういうユーザ達に、まさにその場所にいる人に対して有効な広告を打ち出せるわけです。
おまけにブログや簡易ソーシャルネットまで握ってるから、嗜好までマッチングした広告も打ち出せるかもしれない。
一方で、位置をベースにした広告というのは、私もかねてより指摘しているとおり、広告を打つ側にとってもメリットがあります。
今までのGoogle Adsenseのように、どこの誰とも判らない人対象に、(サイトのキーワードなどでマッチングしているとは言え)無差別に配信される広告では、露出が多くなって広告費が高くなる割に効果が薄く、場所に関係のない全国的な企業やサービスのみが広告主の対象となり、地域に根ざしたクライアントなんかは広告主になりにくくなるわけです。
沖縄やニューヨーク在住の人も見るかもしれない広告枠に、札幌駅前の蕎麦屋が広告打つわけがないですからね。
ところがその位置にいる人にピンポイントで打てる広告となると、配信数が少なくなって安い広告費になるわりに効果が高くなり、そういう地域密着のクライアントも潜在的広告主となり得るわけです。
つまり、広告主の「ロングテール」を開拓できる素地ができるわけです。
もちろん、実際には潜在的な広告主が居ても、その潜在的広告主に有効な広告の場があることを認識してもらい、そして広告の契約を取れなければ意味がないので、一筋縄ではいかないかもしれません。
場合によっては、楽天が新規出店を開拓する時のように、泥臭い営業をあちこちにしないといけないかもしれません。
でもその辺も、自分達でやらなくても有効なメディアさえ持っていればどこか代理店と組むという手もあるでしょうし、その有効なメディアに育ちそうな種は既に持っているわけです。
これは、ちょっと面白い動きになりそうだなという予感がしています。
そういう可能性を感じるBitPetsですが、マジで一番すごいなと思うのは、それだけのサイトでありながら、特に新しい技術や、特権的なメディアを使ったりしているわけではないこと。
同じリビット社が運営しているちず窓なんかは、「すごいけど昭文社の地図があるからできることでしょ」みたいな感じで言えるけど、BitPetsに関しては、特に地図とかそんな昭文社だから使えるリソースを使っているわけでもなく、同じ事を思いついていれば私でも誰でも、数年前からでも始められていたことだ。
これがすごいと思う。
何も言い訳できない。
完敗です。テラスゴス。
期待して、今後の成長を追っていきたいサービスです。
---- 補足 ----
えっと、この記事見てBitPetsに入会して、「なんだ?ここギコねねはこんなサービスが面白いとか言ってんのかよ」とか思う人が出ても嫌なので補足です。
私のBitPetsに対する興味は、まず企画における技術的な、位置情報ベースのエージェントを利用したコミュニケーションを実現したと言う、そこにまず面白いなと思っています。
そこに関する興味が、全体の5%ほど。
ですが、正直、コンテンツそのものは、私、何が面白いのかさっぱり判ってなかったりします。
一つ前のエントリにも書いたとおり、私はケータイの狭い画面・煩雑なUIで「しか」アクセスできず管理もできないようなブログを、購読したいとも思わないですし書きたいとも思いません。
苦労して書いてもGoogleにも検索されず、情報の伝達範囲も極度に限られているメディアに、私個人は利用者としては魅力を感じないのです(普通の人には、むしろその配信限定性こそがよいのかもしれませんが)。
ですので、コンテンツの面白さ、という意味の興味は限りなく0%だったりします。
しかしながら、俺個人が「面白さが判らない」と言ったところで、虚偽のニュースリリースやアクセス統計を出しているのでない限り、このコミュニティがMixiをも上回る勢いで増殖しているということは事実なわけです。
それに対する、俺の判らない物が何故流行るのか、という社会心理的な背景を知りたい、というのが興味の5%くらい。
そして残りの90%の興味が、よく判らないけれども流行っている、その事実を受け止めれば、Mixi以上の勢いで拡大しているコミュニティで、しかもそのユーザが皆、必ず自分の位置情報を公開してアクセスしてきている、そういうメディアが現れてきた現実の中で次に何ができるか、そこで起こり得るビジネスの可能性、というその次の展開に興味があるわけです。
そういうわけですので、この記事を読んでBitPetsに入られても、もしかしたら私と同様、何がおもしろいのか判らないかもしれません。
その点はひとつ、記事の主旨を理解いただきたく。
Excerpt: Plaggerが話題なのは知っていたが、特にやりたい事もなかったので手...
Weblog: ここギコ!
Tracked: 2006年09月24日 00:33
携帯電話との通信はかなり性善説的なアプローチがとれて、
制限があるけども別の考え方でサービスが提供できて面白いですね。
地図提供側はPCでは、なかなかやりにくい課金をしっかりしていますね。
http://www.google.co.jp/xhtmlのGoogle ローカルも検索した地点の地図は
見れても、移動ができない。
Google Maps のJava アプリ版の http://www.google.com/gmm
も日本の地図は海岸線だけでした。
ここらへんが今後どうなるか興味深いです。
僕も凄いと思いますよ、このサービス。
凄過ぎて見てて震撼しました。
adwordsは地域指定での広告掲載ができたかと
Posted by: hoge at 2006年08月08日 15:21![[ここギコ!]](http://kokogiko.net/logo.png)





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