2006年12月22日
携帯電話位置ベース広告を成り立たせるためには -実証編-
最初に書いておくと、roseseさん、すみません自説をぶつためのダシに使ってしまいますが。
一昨日のエントリでも書いたとおり、roseseさんが携帯位置情報からFON APを検索するという携帯位置情報コンテンツを作成されています。
4キャリアの位置情報対応と、まさに携帯位置ベース広告を配信するならば絶好とも言えるような良コンテンツですが、それを開発するに当たっての技術要素をroseseさんがまとめておられます。
それを見ると、
- 携帯位置情報の取得インタフェースについてのまとまった情報
- 地図を表示するインタフェース
- コンテンツそのものであるFON APの情報取得のインタフェース
が技術要素であったことが伺えます。
さらに噛み砕けば、最後の要素は「コンテンツそのもの」であるわけですから、「位置取得」「地図表示」この2点さえクリアできれば、配信したいコンテンツデータを持っている人は携帯位置情報コンテンツを容易に作れてしまうわけです。
これは以前、「携帯電話位置ベース広告を成り立たせるためには」というエントリの中で、「携帯位置情報コンテンツを隆盛させ、携帯位置ベース広告の流通する基盤を育てる」ためには、「各キャリアの位置情報取得インタフェース差を隠蔽する共通APIを用意し、自由に使える地図コンテンツを開放しなければならない」と主張したのとかぶります。
バラバラだった位置取得情報がまとまった形で入手でき、かつ非正規だけど簡易に使える地図インタフェースが明らかになったという条件が整っただけで、今回のFON AP検索のような優良な位置情報コンテンツが新たに誕生したわけです。
これがもし、キャリア別の位置取得法を勉強する必要すらなく共通の簡易なAPIで隠蔽され、位置情報の精度差も自由に使える地図ナビゲーションでユーザによる修正が可能な環境が整備され、地図も非正規利用とびくびくする必要もなく大手を振って自由に使えるものが用意されるようになれば、どれだけの数の位置情報コンテンツが生み出されるのだろう?と思わないでしょうか。
その基盤の上に展開される、位置情報広告の可能性も感じないでしょうか。
やはり、携帯位置情報広告という無開拓の沃野から収穫を得るには、まず位置情報コンテンツを育てるという種を撒くところから始めなければならないと思うのです。
そのためには一企業ではなく、位置情報広告システム屋、地図屋、ローカル広告の代理店等、いろんなところが連携・提携して、この分野を育てていかないといけないと思います。
最後に、
本文は、位置情報広告の基盤となる位置情報コンテンツを隆盛させるためにはどうすればよいか、という点に関する議論でしたが、位置情報広告そのものに将来を感じられない、疑問を感じる人には、私の過去のエントリよりこの言葉を引用しておきます。
「じゃあもっとじゃんじゃん宣伝してよ」みたいな事を言われて、ちょっと Alexaでいい気になってた事もあって「いいですよー、以前取り上げた時と違って、私のサイト世界での順位でも今は上がってきてるみたいですから、改めてとりあげたらそれなりの宣伝効果あるかもしれませんね」みたいな回答したわけですよ。
そしたらおっちゃん曰く、「世界での順位はどうでもええから、目黒で一番やったらええわな」と。
インターネットだWeb2.0だと頭が舞い上がってる人間の感覚とは違って、これがむしろ大勢であるところの、市井の商売人の感覚です。
やれネット革命だなんだと実感も出来ない小難しいことを言わず、何か判らないけど確実に「目黒で一番」になれる効果をおっちゃんに実感させられれば、こういった個人商店なんかは確実に将来のクライアントとして取り込むことができるはずです。
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・「定義できない」とのたまうものを自説根拠の説明の中で延々と使う不誠実(笑)(むにゅう!)
・絵文字標準化でのキャリア批判に思うこと(kokogiko)
・文化は変わっていくのは当たり前だからこそ、今問われているのはリアルタイムの選択(むにゅう!)
・絵文字標準化でのキャリア批判に思うこと(ひゅ〜)
・絵文字標準化でのキャリア批判に思うこと(kokogiko)
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・文化は変わっていくのは当たり前だからこそ、今問われているのはリアルタイムの選択(むにゅう!)
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