2007年01月27日
超自意識的観点から、イントラブログやSNSの必要性を理解した
念願の位置情報業界に転職できるのはいいのですが、ちょっと立場が難しくなるなと思うのが自分のブログでの情報公開と仕事との兼ね合いで...。
いや別に今後とも私的ブログでは不偏不党?でどこの位置情報サービスでも情報がはいれば公開していきますし、当然公開するな、秘密で、といった形で入った情報は決して勝手に出すような事はしません。
ある意味外から入ってくる情報は、そのニュースソースからの公開ポリシーに沿えばいいので別に何も困らないのですが、難しいのは自分で考えたことの公開で。
先日も転職先の人とメールしていた際、Google Maps APIって今のところGoogleが一方的にボランティアのように地図を提供しているだけになっているけど、あれも別に将来は位置情報に従った広告を出してビジネスベースにのせてくるはず、でもそれに中々移行しないのは地図上での広告の見せ方というのが難しいからではないか、みたいな話題になったことがあって、それをきっかけにちょっと考えた結果、Googleは今後こんな感じの見せ方でAPIに広告を載せてくるのではないか、という新しい視点からのGoogleの次の一手予想(その後返事をいただいてないのでどう評価されたかは不明だけど)を提示したことがある。
こんな感じで自分が考えたこととか、今までだと躊躇せずこのブログに書いていたんだけど、Googleの次の一手を予想したということは、同じことを新会社ですればGoogleに先んずることだってできるかもしれないわけで(まあそれを形にしようと思えば、まずGoogle Maps APIとかと同等のものを備えてからになるので実質無理だが)、新会社での戦略にも関わってくるからサービスとして採否されるか否かはともかく、自分で考えたことだからと勝手に個人の名で公開するのは今後問題になってくるような気がする。
私という人間がどういう人間かというと、「口先番長」かGeekかと言えば、Geekに「口先だけ」とDISられいじられるしかない「口先番長」なわけで、だからこそ畜生という感じで、自分で実装する力を身につけて自分のVisionが正しいことを証明してやるという感じでGeekになりたいと思ってたわけだけど(流石にもうあきらめるのか、それともまだ足掻くのかはさておき)。
でまあ、Geekだったら実装できるかどうかで自分をアピールするのだろうけど、実際問題としてGeekになれてない現状としては、同じ「口先番長」でも何か物が出てきた後で初めて「そんな事は前から私が考えていた」等と言うのは(それが事実だとしても)とてつもなく恥ずかしい事だと思うので、だからこそできるだけ早い時期に、できる限り深いところまで自分が考えていたというエビデンスを残すため、自分のアイデアはブログなりに書いて公開しておきたいというのが、ブログを書いているモチベーションだったりするわけです。
(まあ、Geekから見れば、先に考えていたというエビデンスを残してさえ、自分で実装もできないくせにわいのわいのというのは笑いの対象なのでしょうが)
だから自分の考えた事や議論した事を、自分の頭の中だけや議論していたその場限りの人だけと共有するというのは、個人的にちょっと耐え難いなと思うところがあったりするわけなのですが。
でも、よく考えると、今まで自分のライスワーク(口に糊するための仕事)とライフワーク(自分の志に従う仕事)がズレ過ぎてて、ライスワークでの人的交流とライフワークでの人的交流が全くといっていいほど重ならなかったのでそういう発想が出てこなかったのですが、別に自分が昔からこういう事を考えていたよ!こういうアイデアを持っているよ!ということをアピールする相手としては、別に不特定多数の社会全体に対してでなくても、限られた範囲の仲間うちだけでもいいんじゃないの?という事に気がつきました。
アイデアを上司に伝えて、上司に興味を持ってもらえなくてそれで終わり、というのには耐えられなくても、たとえ不特定ではなく限られた範囲でも多数に「こんなこと考えたよ!」とアピールできる場があれば、上司以外でも興味を持ってくれる人を発見できるかもしれないし、またもし誰も興味を持ってくれなくても、もし後で自分が正しかったことを証明するような事象が何か起こった場合には、自分の正当性をアピールするエビデンスにもすることができる(そこで「ほら!俺が正しかっただろうが!」等と鬼の首を取ったように言うのはどうかと思うけど、やんわりと主張するのはありだと思う)。
また、興味を持ってくれた人とは、組織の壁を越えて勤務時間外のプロジェクト作ったりとか。
そういう事を考えた場合、企業内でのブログとかSNSというのも、案外ありなのではないかという気がしてきた。
恥ずかしながら、私、企業内の情報共有等で苦労してきた点から、情報ストックとしてのWikiだとかドキュメント管理システムの必要性は痛感していたのだけど、情報フローとしてのブログやSNSが社内で必要というのには、あまりピンときていなかった。
ブログ?書きたいことがあるなら小さい組織の中だけで書かずに公に書けばええやん。SNS?企業という閉じた世界の中で、さらに閉じたネットワーク作るの?みたいなアレを感じていたんだけど。
でも、上に書いたような形で考えた結果、社内ブログやSNSというのはあってもいいなというか、欲しくなってきた。
転職先ではあるのかな。
なければ社内ブログやSNSを作りましょう!と働きかけてみよう。
んで、私の超自意識的視点からのみここまでは見てきたんだけど、今度は企業としての立場から見ても、社内ブログやSNSの存在というのは、ある程度社員をロックイン、それもポジティブにロックインするための一つの手段となって有用なのではないかと思いました。
例えば、私が以前書いたオープンソースやフリーソフトを使ったドキュメント管理システムの提案ですけど、これって現社(本日最終出勤日でしたが)に入社して早々、あまりのドキュメント管理のいい加減さに閉口して、こうすればどうですかと上司に提案したものなんですね。
別にこれだけを提案したわけではなく、他の有償ドキュメント管理ツールとのコスト・機能比較まで含めて資料にして提出したんだけど、上司はドキュメント管理に関する問題意識とか全然なくて、興味なくて潰された結果、現社の中に私がこのような提案をしたという記録は残っていないし、上司も忘れているだろうし他の人間はそんなことがあったことも知らないから、記憶にすら残ってないわけです。
こんなふうに、自分が為してきたことに関する有形無形の記録・記憶が残っていない(業務上の業績は残るだろうけど、業務としてやったことと、自分が主体的に提案した、といったことでは、思い入れが全然違うわけです)という事は、別に他のところに移ったとしてもゼロベースなわけで、移るにあたっての心理的障壁が極めて低くなる。
ところが、社内ブログや社内SNSで築き、記録・記憶として残っている社内での独特の自分の立ち位置があり、まして社内ブログ等に、それがなければ自分の私的ブログで書いていたであろうような自分のアイデアの記録等が蓄積されている場合、それを全部捨ててまで他社に移ろうという心理障壁は、かなり高くなるのではないかと思うのです(少なくとも私みたいな人間に対しては)。
というわけで、いろんな意味でイントラブログ、イントラSNSには価値があるのではないか?と思ったのでした。
Excerpt: 先のエントリの 私という人間がどういう人間かというと、...
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Tracked: 2007年01月30日 03:02
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・「定義できない」とのたまうものを自説根拠の説明の中で延々と使う不誠実(笑)(むにゅう!)
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