2007年03月19日
YaskeyさんがMapServerの歴史をまとめられました
Yaskeyさんが、MapServerを中心としたオープンソースGIS周りの歴史を整理されています。
MapServer とそれを取り巻く環境の変遷メモ -Yaskey Diary-
4月の大阪市立大学大学院 創造都市研究科のゲストスピーカーに向けて、MapServerに関する情報を整理中。
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1996年には、MapServerの公式ホームページが開設されている。ちなみに、MapServerの前についている UMNとはUniversity of Minnesotaの略。
超有用。
MapServerってそんなに昔からあったのか。
当然、当時から「Web向け」GISソフトなんですよね。
すごいなあ。
でも上記記事中ちょっとひっかかったのが(苦笑)、
また、翌年にはマピオンがインターネット上でWebマップの提供を開始している。ネット上で地図が見れて、お店の位置がすぐ分るとあって、位置情報を掲載する料金を見て驚愕した。なんと1年間で数十万。何とガメツイ商売をする会社か!
「当時そう感じた」ということだと思いますが、ご存知の通りマピオンという会社自体は地図の提供元ではなく、外部から地図を買ってきて配信している会社ですよね。
で、当時の地図の値段がどの位だったかというと、OSGeo設立カンファレンスの私の発表で、そのさらに5年後くらいの段階での状況を紹介していますが、
「素人が営利目的でなくて実験的にやろうとしている位置情報サービスなので、なんとか安く地図使わせてもらえませんやろか」
「判りました、それでしたら大負けに負けて、月1000アクセスで2万円でどうです?」
「(絶句)」
というわけで、切り出した地図の画像1面表示するだけでも、年間たった12000アクセスで24万円要求(しかもこれで、非商用利用のために大負けに負けている)されるような状況だったわけです。
しかもこの業界、MapServerやPostGISもなかった時代、GISツールも馬鹿高い金を必要としていたのは周知のとおり。
先にも書いたとおりマピオン自体はそれらのデータやツールの1次ベンダではないので、それだけの原価がかかっている状況でのサービス提供に年数十万であれば、状況を知らない素人目にはガメツク映ったとしても(私も当時ならそう思っただろう)、決してアコギなことをやっていたわけではないと思いますよ。
というか、アコギだとすればマピオン1社ではなく、業界全体がアコギだったわけで。
その辺を突き崩したのがGoogle Mapsだったわけですが、それも突き崩されてバンザーイ、嬉しいねー、では済まないわけで。
業界全体が必要以上に高額だったのは問題だったとしても、実際問題地図の作成にも、ゼンリンさんが日本中にすごい数の調査員を配置していたりするのでも判るように、すごいコストはかかっているわけです。
それをいきなり無料で開放でいいよねー、コストもそれに見合うものにしてよねー、でも品質は落さないで、というのも無理な話で。
いろいろな情報の配信が複数経路で保証されることを考えると、巨人Googleさんと組めたゼンリンさんは安泰だけど、他の地図ベンダーは潰れていいよ、というわけにもいかないわけなので、その辺をどうやって担保していくかを、今後みんなで考えないといけないんじゃないかなと思います。
Excerpt: ここギコさん。うまく返答をそそられる記事ですね。さすがブロガ〜。 ここギコさんがおっしゃる通り、地図ソフト以上に、地図データの作成コストはすごいもの...
Weblog: YaskeyDiary
Tracked: 2007年03月20日 03:03
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・「定義できない」とのたまうものを自説根拠の説明の中で延々と使う不誠実(笑)(むにゅう!)
・絵文字標準化でのキャリア批判に思うこと(kokogiko)
・文化は変わっていくのは当たり前だからこそ、今問われているのはリアルタイムの選択(むにゅう!)
・絵文字標準化でのキャリア批判に思うこと(ひゅ〜)
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