2007年05月07日
韓国に行ってきました(情報編1)
すみません、もう少しだけ付き合ってください(というか読み飛ばしてるでしょうが)。
韓国について、今回の旅行で得た情報や気付いた点などのまとめ。自分で覚えのメモも兼ねて。
- 改善されない社会インフラの弱さ
PC・インターネットの普及率や、ActiveXに頼っていたとは言えAjaxの流行なんかより何年も昔からユーザエクスペリエンスを重視したWebを実現していたりと、韓国が日本に勝るとまではいかなくとも劣ってはいないような分野もたくさん出てきてはいるのは事実。
ハイテク分野等、先進国家でも取り組み始めたのが最近のため、容易にキャッチアップできる分野では、韓国もかなりいい線に来てはいる。
でも、韓国に初めて行った10年ほど前から、一貫して韓国が弱いなあと感じて私があまり好きになれないのが、公共インフラの構築分野。
いや、インフラと言うとハイテクなインターネットの普及とかも含まれてしまうので語として適切でないかもしれないが、要するにこういう事だ。
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▲ 傾いた街灯、陥没した歩道...ソウル市内幹線の路地裏等ならば日常茶飯の風景だし、 ▲
酷い場合は目抜き通りですらこういうのがあったりする。必ずしも古いインフラがまだ改修されていないから、というわけでもなく、例えば数年前にできたばかりのはずのヘイリ文化村なんかでも、既に舗装がでこぼこになって雨が溜まっているようなところが散見されたりするので、やはり全般的な構築能力の低さがあるんではないかと思う。
▲ できたばかりのはずのヘイリで、既に舗装が陥没。 ▲さすがに清渓川のように肝煎りで作られた施設なんかは、そうとう力の入った作りになってはいるけれど。
いや日本は、いらない?道路工事とかしまくって土建屋国家とか批判されたりしているかもしれないけど、その変わり主要都市の公共部分でこんな事はまずない。
韓国も容易にキャッチアップできる分野だけでなく、こういう部分にも力を入れていって欲しい。
- ナショナリズムのバランス
韓国というとナショナリズムの強い国で、「愛国」に関しては一枚岩というイメージがどうしても強く、私もそういうイメージをずっと持ってきたんだけど。
今回、ラジオを聴いていた家内に教えてもらったんだけど、KBS(国営放送)のラジオ討論番組で、視聴者からの電話で意見を集めて政治問題を議論させる、朝まで生テレビ的な討論番組があったらしい。
テーマは国旗掲揚で、休日とか行事とかで国旗を掲揚するのは健全なナショナリズムと言えるのかどうかという話だったみたいなんだけど、「国を愛することを素直に表現して何が悪い」という賛成派に対して、「国を愛するのはいいが国旗掲揚等は行き過ぎだ」「それでは日本の右翼のメンタリティと変わらない」という反対派が少なからず、議論が成立する程度にはいたらしいのだ。家内が言うには、「韓国は左翼が強いから不思議じゃないよ」ということなんだけど、私の思い込みでは、韓国は左翼といっても国内左翼で、対外的にはナショナリストというか、まあ少なくとも独立運動を通して勝ち得たもの、国家の独立や国旗、国家等には疑問を抱いていないというステレオタイプがあったので、かなり驚きだった。
それなりにバランスの取れたナショナリズム論議が韓国でも存在するみたいだ。もっとも、両論存在しバランスがあるとは言っても、やはりそこは「子供の日=休日」ともなると目抜き通りの路肩には国旗がわんさと掲げられるのがデフォルトの国、国旗国家を語るのがタブー扱いすらされてきた日本とはやっぱり状況が違うとは思う。
余談だが、国旗というとタプコル公園の入り口では韓国国旗と一緒に何故か万国旗が売られていたりしたんだけど。
しかしさすがに、三一独立運動の発祥の地だけあって、ここで売っている万国旗に日章旗はありませんでした...まあこれは歴史を考えると仕方ないわな。
- おおらかな?政教分離
出来事編でも書いたとおり、5/24(旧暦4/8)が仏陀誕生日で休日なんですけども。
これ、もともとは休日ではなくて、宗教的なものではキリスト教のクリスマスだけが国民の休日だったらしい。それに少し前、仏教徒が反発したらしいんだけど、日本だとこんな場合、政教分離が徹底(まあ建前上は、だけど)してるので、クリスマスを休日から外す方向(或いは、休日としてはそのままでも理由付けを宗教的な理由でなくする方向)で議論が進むと思いませんか?
でも韓国では、普通に「お釈迦様誕生日も休日に加えろ!」という方向で議論が進んで、晴れてクリスマスに加え仏陀誕生日も休日になったという事。
なんかそれでいいのかなあという気も少し。
まあ韓国は日本に比べ休日が少ないらしいので、休日が増えるのはいいことなんだけどさ。
- 60年に一度の金豚ブームに沸く
今年はただの猪年ではなく、60年に一度の金豚の歳で、金運等がよい歳とあってアジアでは金豚ブームになっている。
なんで今年が金豚なのかはよく判らないのだけど...60年に一度というと十干十二支を思い出すのだけど、今年は丁亥(ひのとい)で五行では金ではなく火の歳のはずなので...判らないけどとにかく丁亥は金豚、ということらしい。
家内の父が上海に行った際に息子へのおみやげに買ってきたのも金豚のおもちゃだったのだが、韓国でもやはり金豚は流行っている様で、巨大な金豚貯金箱とか、関連グッズがたくさん売られていた。そんな中でもおもしろかったのが、このおもちゃ。
▲ 床に叩き付けるとスライムのようにペシャッと潰れるが、 ▲
ムクムクと元に戻る金豚おもちゃ。正体は中に水の入った薄くて丈夫なゴム状のもの。
地下鉄の駅内で打っていたのだが、ユーモラスなので人気があるらしく、
清渓川の噴水で息子の隣に座っていた姉妹も持っていた。---- 追記 ----
調べてみるとやっぱり今年は「火の豚」歳だけど、縁起がいいので猪年はみんな金豚にしちゃえ、となったということのよう。
そう言えば確かに、少ないながら金ではなく赤い(火の)豚の貯金箱も売ってた。
- 韓国版Suicaは、タクシーの他携帯の充電もできる
韓国でも電子マネー化は進んでいるようで、SuicaのようなT-moneyというカード型電子マネーが存在します。
バスでも使えるので、SuicaというよりPASMO?まあ相互乗り入れしてますが。
もちろん対応店舗では買い物もできますし、タクシーでも使えてしまうようです。
私はT-moneyを買ったものの、旅行中に使い切れなくなるほどの金額をチャージしたくなかったので、タクシーは現金で乗りました。モバイルSuicaみたいなのはないみたいなのですが、おもしろいのは「カード型」だけでなく「携帯ストラップ型」T-moneyも存在しているので、モバイルSuica同様の「携帯で改札ピッ」は実現できるという。
もちろん携帯アプリでクレジットカードからチャージ、は無理です。もう一つおもしろかったのが、電車の中に携帯電話の充電器が設置してあって、それがT-moneyで利用できるようになっていたこと。
▲ 電車の車両内に設置されている、携帯電話充電器。 ▲
T-moneyで使える。まあ確かに、電車の中の暇な時間はこまめな携帯電話の充電するにはいい時間なので、意外とニーズはあるのかもしれません。
携帯サービス関連、韓国は進んでいまるとよく言われます。どんどん新しいサービス、方式に取り組んでいますが、サービス加入者が少なかったり、そのためのインフラはボロボロだったりします。
端末、液晶、クルマ関係は売れてますね。そちらはよくしりません。
Posted by: だいちゃんさん at 2007年05月07日 19:49韓国のWebのインフラはSSL問題がどうなったのかの続報が気になります。
http://oku.edu.mie-u.ac.jp/~okumura/blog/node/1221
このためにWindows+IE以外の環境はほとんど利用されていないとか。
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・「定義できない」とのたまうものを自説根拠の説明の中で延々と使う不誠実(笑)(むにゅう!)
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