2007年10月12日
日曜大工ならぬ日曜マッシュアップの時代に
マッシュアップアワード受賞の話題を以前書きましたが
うーん、我が我がの記事になってしまいましたが、Award表彰式の様子なんかも書きたいので、エントリを改めて。
とか書きつつ手が回らず書けずにいる間に、時期を逸してしまいました。
今更他の受賞作の感想とかいろいろ書いてもなんかアレなので、今回の授賞式等に参加しての概観的に感じたことだけをさらっと書きます。
アワード授賞式や、実はその1週間ほど前にも応募者だけの打ち上げ式みたいなのがあったのですが、両方に参加して思ったのは、雰囲気のすごいアットホームさ。
アットホームさって言葉はその場にいる人間同士の親密さについての話なので、ちょっと言葉が違うかもしれないけど、要するに参加者が皆すごい家庭感・生活感を持ち込んできてるっていう感じ。
- 余暇で家族サービスや育児をしない後ろめたさを感じつつ、隠れてマッシュアップしたり、いかに奥さんを言いくるめてマッシュアップの時間を作るか、といったプレゼンをする参加者、そして聞きながら首肯する参加者
- 育児に必要な赤ちゃん情報等、家庭・家族の火急な必要性に動かされて作品を作った参加者も多数(まあ、参加APIに赤すぐNETとかあったりしたせいもありますが)
- 自分が授賞式に参加できないので、何も知らない奥さんを授賞式に送り込む参加者
- 授賞式に奥さん、子供を連れてくる参加者(これはうちと上田さんですが、もう一組子供連れの方がおられたようです)
みたいな感じで、先進気鋭のデベロッパーの会という感じではまるでなく、非常にほのぼのとした会になっていました。

▲ 何も判らないまま、代理で来て登壇し、優秀者のガウンを着せられた奥さん ▲
思うに、別に今回参加された人の技術が低いとかいう意味で書くのではないのですが、マッシュアップというのも、当初はやれウェブをスクレーピングするやら通信をHACKするやらで敷居が高く、いわゆるギークといわれるような人(よくも悪くもあまり生活感を感じさせない人)しか利用できなかったのが、今はいろんな企業が積極的にAPI部品を提供するようになり、さらには様々なオープンソースツールやライブラリ、更にはガジェットやMappletのようなサーバリソースさえいらないマッシュアップ手段が出揃うことで、日々の生活に忙しいような一般の人でも、日曜大工の感覚でマッシュアップができるようになってきているんじゃないでしょうか。
そういえば、家庭感という点ではちょっと違うんですけども、MA2で最優秀を受賞された出張JAWSの作者の方も、MA3で最優秀を受賞されたONGMAPの方も、ウェブ開発の周辺にはいらしたようですが、自身はプログラミング経験はなく、アワードのために覚えた、みたいな話をされていたように思います。
確実に、マッシュアップの敷居が下がってきているように感じます(そう書くと、敷居が下がったにも関わらず以前から開発しているはずの俺たちはどうなのよ、とふがいなくも思いますが)。
と言いつつまだまだ全くこの業界のことを知らないような人には敷居は高いと思いますが、様々なツールやライブラリもどんどん便利に進化していくでしょうし、APIもどんどん標準化・汎用化が進んでいくと思います。
近い将来、昔ながらのお父さんがホームセンターで規格に沿った部品を買い集め、DIY雑誌を読みながら日曜大工にいそしんだように、MashupediaやAPI Compare-and-Matching Serviceで拾い集めたAPIを組み合わせて、マッシュアップ雑誌を見ながら日曜マッシュアップにいそしむというのが、新しいお父さん像になっていくのかもしれません。
というか、日曜大工の基礎が学校時代の技術家庭科から成っていることを考えると、そのうち学校の教科に「マッシュアップ科」なんてのも出てくるのかも?
後雑写真。

▲ 懇親会で出された、自分で作る「マッシュアップ・バーガー」を頬張る息子 ▲
というか、マッシュアップと言う割に選択肢はハンバーグとさつま揚げしかナカタ

▲ 会場で配られたシールも、息子の手で見事にマッシュアップされました ▲
Excerpt: リクルート川崎さんのブログより PRESIDENT(プレジデント)10月29日号 <宣伝> PRESIDENT誌で出張JAWSが紹介されるとのことですが、...
Weblog: blog@ongmap.com
Tracked: 2007年10月12日 22:35
なるほど。日曜大工とはいいメタファーですね。
マッシュアップアワードを頂いたものの、技術的レベルが低いのに、と恐縮していましたが、さしずめ「ホームセンターで買ってきたスノコを組み合わせただけで本棚を作りました。工具は一切使ってませんが。。。」というようなところでしょうか。もちろん本職の大工さんが工具を使って本棚を作った方がハイレベルなのは間違いないですが、、。アイデア賞、というところですかね。本当にプログラム(というか本質的には「サービス」でしょう)を作るのは、日曜大工になっていって、自分の欲しいサービスは自分で作る時代の入り口かもしれませんね。
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