2007年11月19日
OSGeoカンファレンス行って参りました。今さらながら2日目
すんません、何かと暇がなくレポートサボってますが今さらながらOSGeoカンファレンス2日目レポート。
2日目は午前中、OSGeoが会場を借りていた関西オープンソースフォーラムの共通特設ステージで、OSGeoの面々及び活動の紹介をOSGeo以外の人に。
私は朝一番からSqueakにも興味があったのでそちらの講演を聴講していましたが、そちらを抜けて見に行きました。

▲ 左から森さん、Geoffさん、Tyllerさん、難波のインド人?ラガワン先生、Markusさん、▲
Schuylerさん、Lorenzoさん、Autodeskの野田さん
国際色豊かな面々だったので、各国語で自己紹介をしていただくという趣向でした。
しかしOpenSource関係者といえどもあまり馴染みのないGIS業界、せっかくこれだけのすごいメンバーが来ているのならば紹介した後に講演があった方が知らない人も興味を持ててよかっただろうに、彼らの講演はほとんど全て終わってしまった後であったのが残念でした。
OSGeoとしての講演は午後から、まず最初は飛び入りでOSGeoに参加されたSchuylerさんのために設けられた特別セッション、「Geospatial and the Neogeographer」。
資料もこちらにあるみたい。
「分析的で、正確である必要があり、それに人名や金銭的損失がかかっていたりする」昔ながらのGISと、「端末及び回線の進歩と、GPS等の個人デバイス、そしてGoogle Mapsが生んだ」新しい地理情報の世界「Neogeography」との比較が面白かった。
そしてGISの専門家は、Neogeographerから何を学ばなければならないか(誰でも地図製作者になれるということ、正確さは時に問題ではないということを学ぶこと)、或いはGISの専門家は、Neogeographerに何を伝えなければいけないか(車輪の再発明を避けOpenSourceツールを使う方法を伝えること、地図の図法や地理座標系といった基本的なコンセプトをうまく、簡単に伝えること、そしてFreeでありOpenであるということの真の意味を伝えること)といった形で、発表を閉められていました。

▲ GIS専門家とNeogeographerの人口比(=潜在的ポテンシャル)の差 ▲
もちろん、言うまでもなく青がGISerです
しかし、彼の定義でいくならば、OSGeoカンファレンスなんてなもんに参加しているけれど、私なんか完全にNeogeographerなのだな。
GPSケータイの登場で、自分のいる場所・いる時間の情報を自由にネット上に上げたい、検索したいという思い付きからこの世界に飛び込んだのが発端だったわけなので。
2001年でまだGoogle Mapsなんて影も形もなかったころ、自分で全部無料の地図ツールや地図データが何処にあるか調べる、というところから始めたので、たまたまOSGeoの世界に出会っただけで、発端は完全にNeoGeographer視点。
実際、後日Tyllerさんと入門Webマッピング翻訳者のみでミーティングした際にも、森さんに「ここギコさんはNeoGeographer」と紹介されました。
続いて、日本での事例やソリューション紹介。
まずはぴかぴかさんも所属する応用技術株式会社の、MapGuide OpenSourceを使った事例紹介と便利なソリューションプラグイン製品(フィーチャの編集機能等を加える?)MGAid+の紹介でした。
が...MapGuide追ってないのでかなり寝てしまいましたすみませんすみません。
日本語になった途端寝るな。

▲ ぴかぴかさんの熱弁に関わらず私は眠る... ▲
寝ながらシャッター押しております
続いては、大阪市立大学大学院創造都市研究科のSarawut Ninsawatさんによる、「マン-マシン・インタラクションによる参加型オープンソースGISフレームワーク」と題した講演。
出だしを森さんところからコピーしているのでも判るとおり、これもかなり寝てましたすみません。
英語の発表だったので、「日本語だから寝た」わけではなさそうです。
寝すぎてて、発表の中で出てきたSOS(Sensor Observation Service)というのも、Sarawutさんによる新仕様の提案だとばかり思い込んでいました。
が、既に存在する規格だったのですね。
たくぼさんは去年の時点からちゃんと押さえてるし。
WPS(Web Processing Service)知らなかったことといい、アンテナ拡げてなさ杉。
しかし、SOSにしろWPSにしろ、地図+αを模索しているうちにとって必要な情報であるので、とりあえずその両方を押さえておられるSarawutさんと名刺交換。
かなり寝てたとは口が裂けても言えない。

▲ 琵琶湖に設置したセンサ情報をSOSにより配信しつつ、 ▲
それをGIS解析する機能をWPSにより提供する例...だと思う...
続いて、産総研グリッド研究センターの岩男弘毅さんによる「GEO Grid: 地球科学研究のためのITインフラストラクチャーの開発」だったのですが、ここで私は関西オープンソースフォーラムの方の「ひまわり」に関する発表の方にも興味があったので、そちらを見るために一時抜けしたので聞けませんでした。
ちなみに、聞きにいったひまわりの方の発表は、理念とか展望とかダイナミックな話を期待していたのですが、適用事例の紹介だけでイマイチでした...。
ひまわりから戻ってきた時には、発表の内容はオークニーのダニエルさん・カスツルさんによる、pgRoutingの紹介。
pgRoutingのアルゴリズムも進化しているようで、これまで一般的に知られた経路探索アルゴリズムを採用されていたようなのですが、最新版ではそれに加え、道路の様々な規制(一方通行や右左折禁止、信号等の存在による重み付け等)にも対応したと言われていた。
データの形式がどのようになるのかはよく判らなかったけど...。
また、ルーティングの機能をWebServiceとして提供する、WRS(Web Routing Service)の仕様提案を行われていた。
これができれば、マッシュアップサイトでも簡単にルーティング機能を提供できるようになるし、中々楽しみ。
ちなみに、WRSのデモはこちらにある模様。

▲ Web Routing Serviceに関する提案 ▲
最後に、Schuylerさんがまたまた5分間のライトニングトーク。
オープンでフリーな位置情報サイト構築のためには、当然ツールだけではなくデータとしてもオープンでフリーなものが必要となるわけだが、そのベースとして、彼はWiki的で全世界的な地図作成プロジェクトとして、OpenStreetMapというプロジェクトに参加しているとのこと。
既にヨーロッパ等ではかなりの情報が集まっているが、日本等ではまだまだ情報がなく、皆参加してほしい、という呼びかけだった。
データのアップ方法とかまだ未チェックだけど、GPSモジュールとか持ってなくても参加できるようなら参加してみようかな。
という感じで、内容充実の2日間でした。
OpenLayers、WPS、SOS、WRS等と、知らない話題が満載で、まだまだ勉強しないといけないと痛感しました。
Excerpt: 昨日、社内の有志と共に、おそらく唯一の?GIS業界の専門誌、GISNE...
Weblog: ここギコ!
Tracked: 2007年12月13日 14:10
Excerpt: 友情の証、それは炎上交際なのだ。 -人生はデリシャス!- ...
Weblog: ここギコ!
Tracked: 2008年01月15日 01:07
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・「定義できない」とのたまうものを自説根拠の説明の中で延々と使う不誠実(笑)(むにゅう!)
・絵文字標準化でのキャリア批判に思うこと(kokogiko)
・文化は変わっていくのは当たり前だからこそ、今問われているのはリアルタイムの選択(むにゅう!)
・絵文字標準化でのキャリア批判に思うこと(ひゅ〜)
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