2007年12月14日

三重県の在日税減免措置と在日特権

Posted by nene2001 at 00:11 / Tag(Edit): zainichi stereotype society / 6 Comments: Post / View / 1 TrackBack このエントリーを含むはてなブックマーク

こんな記事を書いている関係上、三重県の在日税減免の件があったのでツッコミがワッと押し寄せるかと思いきや、全然というほど来なかったので、何だかんだ言ってもみんな、結構問題の切り分けが出来ているんだなーと感心してた。

それでも、いくつかは来たので、一応記事として取り上げとく。

>いやあ、俺も在日の友人それなりにいるけど、こんな話聞いたことないわ。
>ようこんなデマが堂々とまかり通るもんだ。

在日の市民税と県民税の優遇措置について三重のその後の報道もふまえたエントリーを希望します。

あなたの「友人」がデマを流していたようですね。

こういう方々には、自分の頭で考えるという訓練をしてもらった方がいいと思います。
他人にどうこう言われて説き伏せられるより、自分の頭で考え抜いて納得する方がいいと思うので。
というわけで、こういう設問を用意してみました。

  • 慰安婦問題における日本軍部による組織的な強制連行や、慰安婦行為強要は、あったと思いますか?
  • 慰安婦問題について、今各国で非難決議が出されて、日本が袋叩きにされつつある状況を、どのように感じますか?
  • 白馬事件(スマラン事件)について、思うところを述べてください。

※飽くまで、三重県の事件を持って在日特権が証明された!と鬼の首を取ったように騒いでいる人たちのための思考実験です。
 単に慰安婦問題について意見を申したいだけの方は発言ご遠慮ください。

上記についてよく考えて、自分なりの答えを出してみてください。
その後、今回の三重県の問題と在日特権問題に翻って、もう一度よく考えてみてください。

よほどのバカでなければ、もう判りましたね。
安心しました。

で、以上で終わるのも何なので、蛇足かもしれないが三重県の事件に関する自分なりの意見を。
最近大きな関心を持っている、ワーキングプア問題なんかにも絡めて。

三重県の在日向け税減免措置に関しては、明らかに大問題だし、すぐに撤廃すべきだと思う。
それも、在日社会の方から問題提起して、積極的に措置返上を申し出るべきだ。

自分達に不利益な制度上の問題は声高に取り上げながら、自分達に有利な制度上の問題については頬かむりするのは、卑怯極まりないと思う。
在日特権等というデマに悩まされているのならば、こういう問題こそ、自分達で調査し洗い出して全部返上していくべきだ。

私自身、京都で付き合いのあった在日一世のお婆さん達、年金制度の枠外のため死ぬまで一生働き続けないといけない一世のハルモニ達の苦境を思うと、税の減免等もあってしかるべきかなとも思う。
でもそれは、財政的苦境に対してなされるべきであり、在日という属性に対して為されるべきではない。
在日でも、俺なんかよりはるかに稼いで裕福な暮らしをしている連中もいっぱいいる。
一方で昨今、在日でなくても、ロストジェネレーションの人々でワーキングプアとなり、経済的困窮に陥っている人はいっぱいいる。
救うのならば、経済的困窮に陥っている人(在日のお婆さんや、ワーキングプアの人達)を助けるべきであり、在日という属性で救う人を選ぶべきではない。

いかに不利益ではなく優遇の方向性であっても、優遇するかどうかをその優遇内容に関係のない属性(在日である、とか)で決めるならば、それは不利益を与えるのと同様に「差別」に他ならないと思う。
いわゆる、「逆差別」という奴。
何らかの優遇をするかどうかは、まさにその優遇する内容に関連のある部分での困窮度により決められるべきだと思う(つまり、財政的優遇をするのならば財政的に困窮している人、というふうに)。
だから、在日は自ら優遇措置を調査・返上していく活動をすべきだと思う。
そうする事によって、一時的に不利益になったとしても、それは元々不正な利益だったわけだし、そして長期的にみれば、日本社会における在日コミュニティの評価が上がり、大きな利益に繋がるはずだと信じる。

Related query words in Google & Yahoo
Related Books from Amazon
Trackback to this entry
TrackBack URL :
Trackbacks
在日特権デマと慰安婦強制連行の構造の類似性
Excerpt: 以前の記事にコメントをいただきそれに返答をしましたが、別記事に取り上げ...
Weblog: ここギコ!
Tracked: 2007年12月22日 10:52
Comments

こちらがおもしろいです。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm1773474

Posted by: taruo at 2007年12月15日 11:15

>>taruoさん

コメントありがとうございます。

動画拝見しましたが、右側の女性が非常に気になります。
もう少し鮮明な動画があればいいのですが...。
彼女のプロフィールなどご存知でしたら教えてください。

Posted by: kokogiko at 2007年12月15日 13:03

1.組織的という言葉がどういう定義かによります。日本「軍」となると日本軍全体と読めますが、それであれば無かったと思います。ただ日本軍に所属していた個人の犯罪としてはあったかもしれません。
2.おのおのの国々が非難決議を出しているメリットは何だろうと考えます。
3.個人の(か限られたメンバーによる)戦争犯罪ですね。軍全体の関与とはいえないと思います。
この点はリンク先のwikipediaにもかかれていると思いますが。

あと在日一世のおばあさんに年金が払われていない件ですが、そのおばあさんは今まで年金を払っていなかったのでしょうか?であればもらう資格はないでしょう。かわいそうですが。
日本の年金とはそもそもそういう制度です。
家族はそのおばあさんを支えてあげていないのですか?または地域社会の同じ在日の人々は?まずはそういう身近な人々がささえてあげることが朝鮮人の方々が言う「情がある」だと思うのですがいかがでしょうか。

Posted by: ネコ七 at 2007年12月16日 04:47

> ネコ七さん

ほぼ、私の想定していた結論と同じです。
で、同じスキームで在日特権問題を考えてみてください。

例えば、私の元記事でも取り上げている「固定資産税の減免、民税・都民税の非課税、軽自動車税の減免、基本料金の免除」という在日特権デマの項目ですが、三重県の住民税というのは、固定資産税、都民税、軽自動車税、水道基本料金なのでしょうか?
1つ存在したんだから、他のデマもきっと本当なのだろうと騒ぐのでは、白馬事件があったのだから強制連行もあったに違いないと非難決議を出しまくる諸外国となんら変わりませんし、それに文句も言えないでしょう。

実は在日特権デマと慰安婦問題は、結構構造が似ています。

たかだか(というと被害者に申し訳ないですが)被害者30人程度、加害者10人程度の白馬事件のようなことが1件あったことだけで、秦説を採っても2万人はいたはずの慰安婦において、同様のことが旧日本軍全体で横行していたはずだと結論付ける左派・諸外国。
今回の三重の一件で、利益を得ていた在日は50人程度ということですが、それで60万人からいる在日がみんな特権を得ているはずだと結論付ける嫌韓の人々。

慰安婦問題に軍が関与していたはずの命令書は、軍が戦後燃やしてしまったり、防衛庁機密文書内に隠されているから見つからないのだ、という左派に対し、何十万人という旧軍組織を束ねる命令書が、全部処分できるはずがないだろう、すなわち見つからない=存在しないという事だという右派。
でも在日特権についても、別にそれを裏付ける法律や条令の条文は見つかってないですよね。
ましてや、かたや文書がなくなる可能性も0ではない過去のこと、かたや今リアルタイムで運用されている行政機構であるのに、片方は「文書がみつからない=存在しなかった証拠だ」と結論付けられ、片方は「文書がみつからない=でもあるに違いない」はおかしいですよね。

もちろん、今回の三重の件も上の命令ではない担当者レベルでの対処決定、口頭での引継ぎ=すなわち法律や条令の文書から読み取ることはできないわけですが、それを言うならば慰安婦問題でも同じですよね。
つまり、この三重県の1件は、慰安婦問題でいうところの白馬事件程度の特殊ケースにしか私は思えないのですが。

Posted by: kokogiko at 2007年12月16日 11:47

> あと在日一世のおばあさんに年金が払われていない件ですが、そのおばあさんは今まで年金を払っていなかったのでしょうか?

年金を払っていなかったのではなく、「払う資格がなかった」のです。
年金は一時期まで、日本国籍所有者だけに限って運営されていたので、そもそも外国籍である在日一世のおばあさん達は年金制度の枠外だったということです。
そんなもん、好きで外国籍選んで日本に帰化もしなかったんだから仕方ないだろ、と言う人は歴史を知らなさ過ぎますので
http://kokogiko.net/m/archives/001654.html
こちらのエントリーをどうぞ。

まあこの辺のところはとにかく当時は杜撰で、過去の年金制度の資格条項の中には単に「日本国民」ではなく「何年何月の時点で日本国民」というのもあったそうで、それを知らずに年金制度の枠外にいるのを危惧して日本に帰化し、年金の掛け金を払い続けたにも関わらず、いざもらう段になるとこの規定に引っ掛かってしまい、年金をもらえなかったというような悲惨なケースもありました。

Posted by: kokogiko at 2007年12月16日 11:58

すみません、年金のところあまりに記憶頼りでいい加減に書いたので、後でちょっと調べました。

http://www.anti-racism.jp/reference/nenkinn.html
が一番判り易くまとめてあるように思いました。

また、上のコメントで「まあこの辺のところはとにかく当時は杜撰で...年金をもらえなかったというような悲惨なケースもありました。」の内容は、そういうケースもあったという報告を読んだという記憶はあるのですが、今裏を取れなかったので取り下げます。

おそらく、そういうケースがあったとしても日本政府としてそうしたというのではなく、上に紹介したページでの「1982年に在日外国人が国民年金制度に組みこまれる際、...25年の納付期間を満たせない35歳以上の人は受給要件を満たせない無年金者として切り捨てられました。」とあるのに該当する方が、窓口レベルでそのことに気付かず年金手続きを受け入れて年金を払い続けて、いざ満期の段で規定が明らかになり、受給外になった、とか、そういうケースだと思います。


Posted by: kokogiko at 2007年12月16日 12:29
Post a comment












Remember personal info? 
2007年12月
Su Mo Tu We Th Fr Sa
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31          

About Me

Navigation

Search
Google
Web
kokogiko.net
Archives
Recent Entries
Recent Comments
Recent Trackbacks
Generic Viagra(Generic Viagra)
Google MapsライセンスとgoSVGによるオープンソースGIS生き残り戦略
Adobe もクラウドをはじめた!各社のクラウドサービスの特徴は?(ラボブログ)
Amazon EC2のランニングコストはそんなに安くなかった
「ここギコ!」の人が涙も出ないような状況になっていることについて(僕だけが幸せになればいいのに。)
人員がクラスタ化できている職場と言うのはうらやましい そろそろ限界です
GoogleMapsと連動したいならPostGISの他にmysqlという選択肢も出てきた あとジオメディアサミット関西も(ここギコ!)
GoogleMapsと連動したいなら幾何データ型よりPostGIS
GoogleMapsと連動したいならPostGISの他にmysqlという選択肢も出てきた あとジオメディアサミット関西も(ここギコ!)
「ジオメディアサミット関西」が開催されます。
GoogleMapsと連動したいならPostGISの他にmysqlという選択肢も出てきた あとジオメディアサミット関西も(ここギコ!)
MySQL4.1以降での空間情報の扱い方
なんか天から2兆円降ってくるらしいので みんな思い思いのところに募金なり寄付するのはどうか(ここギコ!)
「冷静に」「熱く」「マジ反論」でこの内容はある意味すごい
「亡びつつある日本の言語」と「日本語」、そして「普遍語」につらつら思うこと(ここギコ!)
国連人権委、アイヌ・琉球文化の保護を日本に勧告
「亡びつつある日本の言語」と「日本語」、そして「普遍語」につらつら思うこと(ここギコ!)
政治と祭祀が不可分と考えるなら、全ての祭祀を引き受けるのが筋
「亡びつつある日本の言語」と「日本語」、そして「普遍語」につらつら思うこと(ここギコ!)
Googleさんの技術でアイヌ語訳ができないだろうか
Hatena bookmarked
My del.icio.us

Banners

Syndication
Powered by
Get it!!