2007年12月17日

赤木智弘さんはまず親との間で世代間闘争をしてはどうか

Posted by nene2001 at 13:00 / Tag(Edit): society working poor / 1 Comments: Post / View / 2 TrackBack / Google Maps このエントリーを含むはてなブックマーク

半年ほど前に赤木智弘さんの「希望は、戦争」論文を読んで、その後「若者を見殺しにする国」も読んだ。
私自身は正社員ではあるものの、いろいろと体験・伝聞・感じてきたことから、経済構造に対しても、団塊・バブル世代に対しても、また既存左翼に対しても、赤木さんの苛立ちにはかなり首肯できる。
ただ思ったのは、赤木さんはまずもっとも身近な団塊世代である、親との間で世代間闘争(というか、闘争の果ての和解)をするべきではないかなあというあたりを感じてた。

感じてたものの、あまり自信がなかったので記事にはしなかったんだけど、その後「雨宮処凛の『オールニートニッポン』」を呼んで、赤木さんの回に一緒に出ていた杉田俊介さんも同じようなところ(赤木さんと親との関係)で引っ掛かってるっぽかったので、他の人も感じたのなら...ということで記事にしてみる。

赤木さんは、親に関してはもう話にならないと突っぱねて、視野の外に置こうとしているように感じるのだけれど、まず自分の親との間で世代間闘争をしてみてはどうかと思う。
親は赤木さんにとって、最も近い異世代であり、世間であり、他人であることは間違いない。
でも一方で、なんだかんだいっても、一般的に親にとって子供と言うのは、たとえ何歳になろうが、ある程度無条件に受け入れて肯定してやりたいものじゃないかと思う。
もちろん、いろんなケースがあるわけなので、DV等で壊滅的に修復不可能な親子関係があることも理解しているし、全ての親子関係がそうだとは言わない。
でも赤木さんのところは、普通に仕送りを送ってきてくれていたりと、遠目から見る限りは全然修復可能な距離感なのではないか?と思う。

そんな中で、もっとも近しい他人、もっとも近しい世間、もっとも近しい異世代であるところの親といがみあっている限りにおいては、赤木さんの論理が説得力を増さないと思うのだ。
説得力がないわけではない、私も赤木さんに動かされたからこそこういう文章を書いているわけだけれども、同世代だけでなく異世代まで含めて共感させるとか、それ以上の広がりを見せられないのではないかと思う。
赤木さんは「希望は、戦争」と言うけれど、一方で「私を戦争に向かわせないで欲しい」とも言う、こちらこそが赤木さんの本心だと思うのだけれど、それならば平和裏に異世代を説得するより他に方法は無いだろう。
説得できないのならば、うりゃ!と力でひっくり返すしか方法はないわけなので。 
その異世代説得を行う際に、最も近しいはずの親を赤木さんが説得できているかどうかで、やはり説得力に大きな違いが出るのではないかと思うのだ。

赤木さんは一度、親と向き合って、しっかり自説を展開し、親を味方につけて欲しいと思う。
もちろん、親も子供を判ろうとする思いとは別に、世間一般に刷り込まれた常識や世間体に浸りきっているので、そう簡単には意見を変えてくれないと思う。
「ワシらの時代だって大変だったんだ」とか何とか、情緒論で折伏してこようともすると思う。
そういうのを赤木さん得意な定量的な分析データを提示して、親御さんにも反論するなら定量的な根拠を示してくれとはっきり伝えて、正しい認識を親御さんに伝えるべきだと思う。
もしそれが完了できれば、赤木さんの論理自体まだまだ荒削りな部分があると思われるのが異世代まで巻き込める論理に昇華できるだろうし、何より考えを理解してくれた親は強い味方になってくれると思う。

赤木さんがフリーターでいるのも、社会での世代間のひずみがそうさせているのだと親御さんが納得してくれれば、たとえ家族内での可処分所得は同じだったとしても、きっとその精神的重みは変わってくると思う。
今までは「石潰しの息子を世間体上養わないといけないから仕方なく仕送りしてやってる」という意識だったのが、「自分達の世代が生んだひずみのために、自分の息子が苦境に立っているのだから、当然の世代間再分配をしているのだ」という認識に変わってくれたら、随分赤木さんのおかれている精神的立場も楽になるんじゃないか、という気もする。

このように思うので、赤木さんにはぜひ、親御さんと今一度向かい合うことを提案したい。

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Comments

なんか出だしの部分だけずいぶん前に書いていて、今日残りの部分書いたら、随分と記載内容に言及重複が多くなってしまった。
どうにもへたくそな文章ですね。

Posted by: kokogiko at 2007年12月17日 13:05
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