2008年01月27日
ルート位置情報をまとめて圧縮できる「LocaPorter」が発表されました
ロカポの上田さんから、一連のルート位置情報(ポリゴンでも問題ありませんが)をまとめて、URL等にも付加可能なレベルに圧縮し、可搬にする新しい仕様「LocaPorter」が発表されました。
ジオメディア新年会ではLocaParamとして事前発表されて話題をさらいましたが、その後海外コンサルの方に相談されて、「Paramはネイティブにはピンと来ない」「LocaPoで揃えた方がよいのでは?」といった意見で「LocaPorter」に変更された模様。
ロカポ...いやこれからはLocaPointと言わなきゃいけないのかな?LocaPorterもロカポだから...の時も発想のすごさに驚きましたが、相変わらず上田さんの発想のすごさと斬新さに驚かされます。
基本はLocaPointベースで、差分を追記していく形なので、LocaPointの単純なアルゴリズムでどんどんルート中の各点を符号化していき、後追いでどんどん点を加えていくことができます。
当然、復号も同様で、先頭からのデータを確実に受け取っていれば、全体を受け取っていなくても順次復号していけます。
シリウスラボさんも書かれていますが、
これまで、サイト間でルート情報などを受け渡したいと思った場合、KML などをどこかのサーバ上に置き、そのデータを読みにいったり、KML データそのものを POST で受け渡すという方法が一般的でしたが、LocaPorter を利用することで、GET パラメーターのみでもそのような地点情報を受け渡すことができるようになります。
というふうに、経路情報というものをより容易にサービス間流通させる手段となりえます。
また、サイト間でなくても、経路情報を圧縮してURL等に付加することができるようになることで、裏で経路情報を記憶しておくようなデータストアを準備しなくても、URLをデータストアとして経路を扱うWebサービスを実現し、QRコード等で扱えるようにする、ということも考えられます。
さすがに都道府県ポリゴンをまとめて流通、なんてな話になると、LocaPorterだけでGETで流通させるのは現実的でなく、KMLなんかの力を借りる事になるのかもしれませんが、それでも別にKMLとLocaPorterは対立する概念ではなく、KMLでの膨大になる生経緯度羅列の経路・ポリゴン表記フォーマットを、オプションでLocaPorterの圧縮フォーマットに切り替えられるような仕様を決めれば、膨大になりがちなKMLのサイズをコンパクトにすることもできます。
もちろん、kmzのような圧縮フォーマットもあるわけですが、バイナリなので経路情報以外も人間に非可読になってしまうのに対し、KML featuring LocaPorterならば、人が読んで意味のある情報は読めるままで圧縮できます。
そしてLocaPorterにとっても、LocaPorter自身は伝えられるのは経路・ポリゴン情報だけであり、それに付随する属性情報等を伝える仕様は今のところ考慮していないので、そのエンベローブを持つKMLとコラボできれば、利用用途は無限大に拡がる気がします。
アルゴリズムの開示はしばらく待つ形になるようですが、将来が楽しみなフォーマットです。
Excerpt: 先週の金曜、3/21、先の記事でも告知しましたジオメディアサミットを開...
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