2006年12月31日
年賀状でグロッキー
最近グロッキーなんて言葉聞かんよな。
既に死語ではないかという感じはさておき。
例年に違わず、仕事納めてギリギリになってからの年賀状準備で、2日近く準徹夜状態でふらふらです。
毎年妙に凝るので(ネタ勝負なのでテキストOnlyの簡単な年もあったが)、図版の作成自体は1日分の日中まるまる潰した感じですが、後はプリンタ印刷、手書きのコメントはせいぜい各自1、2行というようなレベルでも、やっぱりそれなりに時間は取られて疲れますね。
昔、中学高校の頃とかは、全部手書きじゃないと年賀状じゃない!とか妙にこだわってたせいで、1枚1枚全部違うネタのイラストにしつつ全部ペン入れ・色塗りとかやってたもんですが、今思えば相当暇だったって事ですね。
当時は時間が足りないとか思ってたもんですが。
そんなわけで、今年も帰郷せず東京で歳を越します。
もう何年、正月に家帰ってないかなあ...10年とかじゃすまないですね。
別に年賀状のせいでもないのだけど...帰ろうにも毎年気が付いたら帰省の切符なんて買えない時期になっていたりするという、年賀状と同様準備不足が最大の原因ですね。
とはいえ、積極的に帰りたいと思ってないから毎年帰りそびれるんですが...。
私も家内も、年末年始休みといえど、普段日常生活に追われて出来ない自分のための時間(俺なら、溜まっているブログ書きとか、ちょこちょこっとプログラム作ったりする時間とか)を消費するための、大事な連休の1つとして捉えているので。
帰省のような無駄な?時間で、貴重な休みを潰されてたまるか、という感じは正直あります。
何という親不孝DQN。
十年以上顔を合わせていないにも関わらず、毎年年賀状を送ってきてくれる地元の友人にも申し訳ない気持ちでいっぱいです。
とはいえ、今年は連休が短いので、それでも溜まっているもろもろの事は消費できずに終わりそうです...。
連休前半は年賀状で潰れたし、後半も年始まで家長が朝から晩までパソコン前に居座るっつーわけにもいかないだろうし。
まあ、何はともあれ、最近よく会っている人も、長年会えていない人も、まだ実際には会えていない人も、今年一年お疲れ様でした。
あと数時間でやってくる来年も、ここギコは不平・不満・愚痴満載のネガティブ路線で頑張っていきますので、どうぞよろしくお願いいたします。
2006年12月25日
護国寺 網元磯料理 銀の海
護国寺での狂言の練習後、忘年会で使った海鮮料理と日本酒の店。
料理の写真の方が、タイミングを逃してショボいのでごめんなさい。
大盛の刺身の皿とか写せればよかったのだけれど...。
伊豆下田の靖丸という漁船と契約?して、そこで獲れた魚を直送して出しているらしく、魚はどれも新鮮でおいしかった。
特に1人1皿ずつ出てきたマグロのカマ焼きが、食べ応えがあって最高。
日本酒も、有名だからというセレクションではなく、店が自ら選んだとっておきの銘柄を揃えていて、どれも飲みやすくいい気分に酔えた。
決して腹いっぱい、もう食べられません、という感じが味わえる店ではないけれど、厳選されたおいしい魚とおいしい酒を、ほどよく食べて飲んでほどよくいい気分になれるお店でした。
あと、大騒ぎはするわそそうはするわで大変だった息子を相手して可愛がっていただきまして、ありがとうございました<店員さん。
地球という曲面上の幾何学
私が史上最高?の恥をかいたエントリであるところのこの問題ですが、まさにこの問題自体も取り上げて、地球上という曲面上で起こる不思議な幾何学、ある場所から東に行くということと、常に東に軌道修正しながら行くということはどう違うのか、というあたりを判り易く、かつ詳しく取り上げているページがありました。
大昔、地面は平らだと思われていました。今ではそのように思っている人はいません(?)。
しかし今でも、地球の反対側の人は上下逆さまに生活していることを思うと、不思議な気がしませんか。
人間は球面状の地表つまり曲面上で生活しているため、平面上では味わえない?面白い現象に遭遇することがあります。ここでは、曲面や曲がった空間における不思議な幾何学の一端を見ていきましょう。
3D画像や動画などを用いて判り易く解説する工夫もされているので、この辺の議論判らなかった方は必見です。
ついでに先のエントリの時は、ミスリーディングな図など描いてみなさんを混乱させておきながら、勝手に判った!と納得してその後放り投げてしまったので、この場を借りて何を勘違いしていたかについて、私の頭の中を解説します。
上の図中、左上の図が前回のエントリでも載せた図ですが、その下に別の方向から見た図も加えてみました。
この中で、1がある地点から東に向かう大円に沿った軌跡、2がある地点から緯線に沿った場合の軌跡です。
ここで、ある地点から東に向かって、その後は方向修正せず脇目もふらずにまっすぐ進めば、その軌跡は1に沿う、というのは間違いありません。
ですが、これは飽くまで軌跡であって、これをベクトルと勘違いしてしまっていたのが私の間違いでした。
北半球のある地点から東に行けば、その東に行くベクトルは地軸から見て南方向のベクトル成分を持つはず、なのにどうして常に東に軌道修正した場合の軌跡が、全く南に行かずに緯線に沿うの?と思ってました。
でも考えたら、大円に沿う場合も緯線に沿う場合も、ある地点から東に行った際の極限の微少なベクトルは、上図右側の、緑で描いたベクトルになるわけですよね。
ある地点を通る、経線に垂直な大円も緯線も、その地点での接線は同じであり、それに沿うベクトルは南方向の成分等持っていなかったわけです。
まず、ここで勘違いしていました。
しかし、これに気付いた後も、恥ずかしながらまだ納得がいきませんでした。
大円も緯線も接線は同じになるのは判った、でも同じなのであれば、なぜ軌跡は大円ではなく緯線に沿うのか?というのがどうしてもイメージできず、納得できませんでした。
それからさらに何時間か悩んだ挙句、はっと気付いたのが、ある地点から微少に東に進みながら、常に軌道修正し続けるというのは、ある地点で経線と直行する大円を、地軸を中心にくるくる回した際の、大円の北端の点が描く軌跡と等しいんじゃないかということでした。
それで考えてみると、確かに大円をくるくる回した上端の軌跡は緯線と一致します。
それでようやく納得できました。
なんかビジュアル的なイメージができないと納得できない質なので、理解するのに時間がかかり恥の上塗りをたくさんしてしまいました。
まあそういう性分の人は私だけではないと思うので、その意味でも先に紹介したサイトは、動画や立体図を駆使して説明されているので、非常に判り易いのではないかと思います。
La Foneraの設定方法ひととおり
さらに、英語の説明書を見ても、重要な情報は書かれていないことが多い。
プライベートアクセスポイントの暗号形式をWPAからWEPに変えることもできるっぽいのだが、説明書には書かれていない。
私は上記の理由でまだプライベートアクセスポイントに接続できてない(特に困らないので放置)のだけど、一旦接続出来た後にFoneraの機器設定用Webインタフェースへの接続はどうすればいいのかも書いてない。
インターネット上には情報あるはずなので、私がこの辺調べられていないのは、アーリーアドプターとしては情報収集能力のないヘタレという証拠かもしれませんが、キャズムの向こう側のユーザまで視野に入れた場合は明らかに手落ち。
と書きましたが、ちょっと手が空いたので調べてみたところ、
こちらで一通り説明されているみたいですね。
おかげでプライベート領域をWEPに直し、接続する事ができました。
また、
まず、日本で既に商品として売り出しているものにも関わらず、日本語の説明書がない。
この時点でレイトマジョリティーの八百屋のおばちゃんは脱落です。
と書きましたが、FONのサイトに行けばPDF版で日本語の説明書もあるみたいですね...といいつつ、一通り覗いて探してみたけど見つけられていませんが...こういうところも八百屋のおばちゃんには不親切かなあ。
また、どこのサイトでか忘れましたが、La Foneraの箱の中にA4プリンタ印刷だけど日本語説明書が入っていたと言うレポートもありました。
無料キャンペーンの発送版には日本語説明書入ってなくて、有償での購入版のみさすがに日本語説明書入れたとか、そんな感じなのかなあ。
W-ZERO3からFONマップやPlaceEngineマップを見る方法
W-ZERO3[es]を買いに行ったのですが、[es]だと無線LANが外付けで1万円程するという事で、無線LANが目的で買う立場からは何かアレだったので、[es]のつかないW-ZERO3にしました。
さらに、W-ZERO3でもメモリ256MB版だと4万円台ということで、予算オーバーだという事で一番初期のメモリ128MB版にしました。
ですが、Opera MobileとかPlaceEngineとか突っ込んでみると、それだけでプログラム実行用領域が数MB程しか残ってないと言うような状況で、既に負け犬感爆発しています。
その負け犬感に拍車をかけていたのが、PlaceEngineマップをW-ZERO3で表示してもGoogle Mapsの地図領域が灰色のまま読み込まれず、位置修正の報告が出来なかったことでした。
これ、PlaceEngineマップに限らず、FON Active Router ViewerでもSimple FON Mapsでも、Google Maps APIを使っているページでは軒並み地図領域が灰色になって、何も操作できませんでした。
本家のGoogle Mapsだけは、縮尺制御スライダーコントロールの部分だけが灰色になってうまく表示されない以外は、とりあえず動作していたのですが...。
開発者の方に問い合わせてみてもそちらの環境では動いているというし、どうしても何もしても動かなかったので、これが目的で買っただけに激鬱状態になってました。
ですが、うちの環境では、ふと何となく思い立ってOperaの設定画面でキャッシュの全消去をやってみたところ、突然動くようになりました。
とはいえ、地図が表示されてドラッグ→スクロールできるようにはなったのですが、まだ地図/衛星切替のコントロールや縮尺制御スライダーコントロールが表示されていないとか、地図の動きがスムーズでないとか色々難点があったので、キャッシュを消去して動くようになったんならキャッシュ周りの問題か、と思ってキャッシュの設定値を増やしたり減らしたりいじくり回してやったところ、増やした方が快適に動くようで、デフォルトで2000の設定だったところを一応8000にしてやると、とりあえずPlaceEngineの位置情報報告にはストレスないレベルでの操作が可能になりました。
とはいえ、なんでキャッシュを消去してやったら動くようになったのか?(キャッシュの領域がいっぱいになっていたとしても、FIFOで消えていくんじゃないの?)よく判らないので、他の人のところでもそれで直るのか、いやそもそも他の人のところでは不具合自体起きているのかが判らないのだけれども。
同じ事で悩んでいる人がいたらアレなので、一応書き記しておきます。
しかし、それにしてもW-ZERO3って、電池の持ちが洒落にならないレベルで悪いですね。
フルで充電してても、無線LANオンにして持ち歩いてたら、目黒からメトロで護国寺までいっただけでバッテリーが行きも絶え絶えになる。
こんなの使えないだろ?みんなどうしてるんだ?とか思って調べてみたら、外付けのバッテリーが売れているみたいね。
どこで探しても品切れの中、楽天で1つだけ見つけたので、想定外機器なので予算的には痛いけど、全く使えないまま放置しておくのもアレなので、早速購入しました。
2006年12月23日
超過残業をさせればマネージャーの首が飛ぶ会社
...というのがあるらしい。
超大手で。
大学時代の研究室同期がある「死の病」から生還した祝いの飲み会(と言いつつ俺だけ諸事情あり主旨を判ってなかった...ただの飲み会と思ってた)を新橋でやったんだけれども。
そいつ、入院する直前に転職してたんだけど、そこが組合が強いところで、協定で決められた時間以上の組合員の残業を一切認めないところらしい。
たった1回でも、オーバーすればマネージャーの首が飛ぶって。(そいつがいうには)誇大表現でもなんでもなく、マジで、ということらしい。
社名は伏せるが、車やバイクや飛行機やロボットなんか作ってる某H社らしいのだけど。
いや、俺が最初に入った会社もそうだったけど、組合との協定でつけられる残業量が決まっているというのはよく聞く話で、そのせいで繁忙期はいくら残業しようがつけられる残業は頭打ちになってサービス残業になるので、組合員を守るべき組合が逆に組合員を縛っているよなあ、なんて話もよくしたもんだけど。
H社もそういう話だろ?と思って聞いていたら、本当に正味の残業時間が計上されるらしく、それで月毎に1時間でも超えればマネージャの首がアウト、ということだそうだ。
組合がマジで協定守らせているというのも、それでマネージャの首が飛ぶと言うのも初めて聞いた。
いやあ、いろんな会社があるもんだなあ。
制度上「全く残業できない」っていうのも、なんかそれはそれで精神的な縛りも出てきそうでどうなのかなあという気もするけれど。
2006年12月22日
さてそろそろW-ZERO3[es]でも買いに行くか
今日は天皇誕生日の前日なので、組合と社の協定で職場のある工場は休みでした。
どうせ夜は飲み会で出るので、会社あることにしとけばいいやー、と思って夜までバイトの家内には黙っておりましたが、こんな日に限って家に小包や書留が届く届く。
どうにも誤魔化しきれなくなったのでさっき「ごめーん実は休みよーん」のメールを。
PlaceEngineの位置登録して回って遊ぶのをどうしてもやりたかったので、家内に泣いて頼んだところクリスマスプレゼントとしてW-ZERO3[es]を買う権利をゲットしました。
代わりに家内は何かクソ難しい、1万円以上する言語学の本買ってましたが。ほんま俺と違って勉強の虫だな。
というわけで、今からW-ZERO3[es]買いに行ってきますー。売り切れだったら悲しいなー。
後は帰りにヘルニアの医者寄って、新橋に研究室仲間と飲みに行ってきます。
んではノシ
au携帯からGmailが文字化けの対処法
au携帯からGmailが見られるようになって久しいですが、2週間ほど前から文字化けしてませんか?
うちのW41Hからは、ログイン状態を保持しているとアクセスする度に文字化けになっていて、全く使えたものではなくなりました。
んで、その対処方法を見つけました。
対処方法といっても、もしかしたら石投げられるかもしれませんが...答えは、「ログアウトして、ログインしなおす」です。
すみません、当たり前?過ぎたかもしれませんが...。
でも、俺はどうしたらいいか判らなくてしばらく悩んだんだよお...。
ちなみに、全ページ文字化けするので、ログアウトがどこかも判らないと思いますが、ページを一番下まで下りたところの、左側のリンクがログアウトです。
この問題解決するまで、しばらく「ログイン状態を保持」はせずに、毎回ログインする設定にしていた方がいいかもしれませんね。
でも、携帯版Gmailのログイン画面、入力しようとした際の文字種別がデフォルトでは「漢字・かな」入力になっていて、英数字に切り替えるのが面倒臭いんだよなあ。
文字化けといい、この辺のユーザ・エクスペリエンスといい、GoogleもKDDIと提携したんだから、気抜かずしっかりやって欲しいよなあ...。
---- 追記 ----
こちらでレポートされていますが、一旦ログアウトした後ログインした画面を新たにブックマークすれば、継続して文字化けが直るようです。
PlaceEngineとFONのマッシュアップ2題、その他FONツールも
WiFiアクセスポイントを普及させる動きのFON、そしてWiFiアクセスポイントから位置情報を得るPlaceEngine。
共にWiFiをベースにした技術であり、かつ共に多分にボランティアベースで成り立っている技術という事もあってか、マッシュアップが進んでいるようです。
とはいえ、PlaceEngine開発者の暦本さんも言われている通り、
ネットに繋がないとだめなので本末転倒な気もしましすが 。。。
ということで実は必ずしも、マッシュアップ対象としては相性はよくない?のかもしれませんが、とりあえず面白ければOKということで2題ご紹介。
まずは暦本さん自ら作られた、PlaceEngineで位置を取って、FONマップ上で最寄のAPを探すGreaseMonkeyスクリプト。
タイトルははてなマップとなっていますが、FONマップとの連携スクリプトも公開されています。
インストールした状態でFONマップを開くと、左のツールバーがこんな感じに。
続いて、FONマップが重くてかなわんよ!という方には、軽量FONマップと融合した形でのPlaceEngine-FONマッシュアップをどうぞ。
FON Active Router Viewer with PlaceEngine -FON user's blog-
早速、FON Active Router Viewer に PlaceEngine API を組み込んでみました。ネットに接続でき、PlaceEngineに位置登録のされている無線LANの電波を拾えれば、現在地にViewerの地図を移動できます。迷子になったときに役に立つかもしれませんね。無駄に重くしたくないので、現在は別バージョンで様子を見たいと思います。また、Willcom 向けのクライアントもあるので、モバイル用に特化させようかと思います。
いろいろ出てきて、将来が楽しみなFON&PlaceEngineです。
ついでにこのエントリを借りて、その他のFONツールも紹介。
まずFONマップ軽量化系としては、
-
FON Active Router Viewer
上のPlaceEngine付きViewerの開発者の方が作られた、PlaceEngineなしバージョンです。 -
Simple FON Maps
CEEKさんが作られた、FON APマップです。
続いて携帯位置情報系。
-
Where is the Nearest FON AP?
今までも散々紹介してきましたが、roseseさんによる4キャリア対応FON AP探索サイトです。 -
fon finder
各キャリアに対応しているらしい、FON AP検索サイトです。内部でキャリアを元に振り分けられているようなので、どこどこに対応しているのかは不明。ジオコーディングにも対応のようです。 -
FON_AP検索
ジオコーディング及びau GPSに対応している、FON AP検索サイトです。
しかし、各キャリア位置取得仕様公開しているにも関わらず、上記3サイトが共通で対応しているのが、「唯一公式には仕様公開されていない」auのGPS仕様というのが面白いなあ。
ちなみに、いまや公然の秘密となっているauのGPS取得仕様ですが、もともとは2ちゃんねるのこちらのスレで、私がHACKした結果を公開したものだったりします(レス番号20番)。
FONがキャズムを越えるためには
FONが爆発的に広がっています。いや、盛り上がりっぷりからみてそう感じるだけかもしれませんが、広がってそうな感じがします。
でも、今のようなイノベーターやアーリーアドプターが先を争っている間はどんどん広がるでしょうが、その先のキャズムを越えて普及する事はできるのでしょうか。
先日、FON APを求めて横浜から東京まで電車で探る旅をしましたが、その時の印象では、FONマップ等で確認できる拡がりの割には見つけられるAP数が少なく、また見つけても電波が弱く繋げられない等で、FONが本当にどこでもストレスなく繋げられるよ、というような状況になるには、アーリーマジョリティーはおろかレイトマジョリティーまで巻き込んで普及しなければきついんじゃないの?という感じがしました。
そのためにはどうするか、ということですが、これについてもヒントが先のミニ旅行(といっても単に職場からの帰途ですが)で得られた気がするので、ちょっと書いてみたいと思います。
横浜から東京まで帰る中、実に数多くのAPを見つけましたが、その中でホットスポット等を除いた明らかに家庭のAPと思われるもにには、実に全体の3割は占めていたのではないかと思われる、ある傾向のある一群がありました。
SSIDが「corega」とか、「YBBUser」とかである一群です。
SSIDを重ならないように変える、ということすらせず、説明書に書いてあることそのままにデフォルトで運用しているユーザということで、おそらく、それほど技術にも明るくなく、必要だからとりあえず導入してみたけど、原理もさっぱり判っていないという人達だと思います。
そういう一団が3割もいたということは、その外側に、SSID変えるくらいの知識はあるけどそれ以外はデフォルト運用の人達と変わらない、という一団もそれと同数くらいはいるのではないかと思います。
そういう人達(レイトマジョリティー)相手にも、FONが普及するようにならねば、FONを快適に使える環境は手に入らないのではないかと思います。
そう考えた場合。
今のFoneraは、確かに2000円未満と無線ルータとしては爆安なのですが、あまりにも説明書等が不親切すぎて、そんなデフォルト運用しか出来ないようなユーザに使いこなせるような代物とは到底思えない。
まず、日本で既に商品として売り出しているものにも関わらず、日本語の説明書がない。
この時点でレイトマジョリティーの八百屋のおばちゃんは脱落です。
さらに、英語の説明書を見ても、重要な情報は書かれていないことが多い。
プライベートアクセスポイントの暗号形式をWPAからWEPに変えることもできるっぽいのだが、説明書には書かれていない。
私は上記の理由でまだプライベートアクセスポイントに接続できてない(特に困らないので放置)のだけど、一旦接続出来た後にFoneraの機器設定用Webインタフェースへの接続はどうすればいいのかも書いてない。
インターネット上には情報あるはずなので、私がこの辺調べられていないのは、アーリーアドプターとしては情報収集能力のないヘタレという証拠かもしれませんが、キャズムの向こう側のユーザまで視野に入れた場合は明らかに手落ち。
そもそもインターネットに接続するための機器の情報がインターネットの向こうにしかないというのがおかしい。
この時点で、仲間うちではちょっと技術にうるさいつもりのアーリーマジョリティーの大学生兄ちゃんも退散です。
そして、さっそくFoneraが壊れたというレポートがありますが、このレポートの方もサポートの薄さを心配されています。
安いのはいいのですが、サポートが見込めないのであれば、サポートをとにかく気にするSI屋の中年課長も激怒します。
こういった、技術に疎い、或いは苦労してまで技術を使いたくないというアーリー・レイトマジョリティーまで視野に入れた「ユーザへのおもてなし(エクスペリエンス)」を整えないと、FONがキャズムを越えるのは難しいのではないでしょうか。
また、「YBBUser」のSSIDでも判るとおり、無線LANルータ等のインフラはISPと結びついて提供されると言う場合もしばしばあります。
「技術が面倒臭い」レイトマジョリティーにとっては、自分のISPへの接続設定まで含めて説明書で記載してくれるISP提供の無線ルータはまさに格好の機器であり、それから他のルータに乗り換えさせるのは並大抵のことではないでしょう。
というか、他の機器に乗り換えられるということすら知らない人もいるはず。
他の機器でも使えるということを知っている人でも、レイトマジョリティー、言い換えてしまえば大衆は、「世界最大の自由なWiFiネットワークを拡げる」といった理念ごときでは動かす事はできません。
具体的に「自分にどんなメリットがあるのか」ということがはっきりしなければ、大衆は動かないでしょう。
「世界のどこでもWiFiに繋げられるようになるよ!」なんてメリットは、家庭内の無線LAN環境すらよく判らないのでデフォルトで設定してしまうといった層には何の魅力もないわけです。
この辺を取り込むためにも、まずはISPとの提携で、各ISPからFoneraルータの提供、或いは置き換えのキャンペーンをしてもらい、Foneraに乗り換えればISPからこんな特典が、みたいな形での提携を進める必要があるのではないかと思います(exciteとはもうやってるみたいですが)。
また、FONのユーザ形態にはLinusとBillの2通りがあり、現在のところLinusの形態しか日本では提供していませんが、早くBillを立ち上げ、FONの理念はどうでもいいと思っている人でも、自分の家の無線LANでおこずかい程度だけど収入が入りますよ、というキャンペーンを行えば、技術や理念はどうでもいいレイトマジョリティーでも、ISPデフォルトのルータから乗り換えてでも加入しようと思うかもしれません。
ちょっと「近未来通信」的ですが...。
FONがキャズムを越えるには、こういった手を打たなければいけないんじゃないか、と先日AP探索の小旅行して思ったことを、つらつらと書いてみました。
携帯電話位置ベース広告を成り立たせるためには -実証編-
最初に書いておくと、roseseさん、すみません自説をぶつためのダシに使ってしまいますが。
一昨日のエントリでも書いたとおり、roseseさんが携帯位置情報からFON APを検索するという携帯位置情報コンテンツを作成されています。
4キャリアの位置情報対応と、まさに携帯位置ベース広告を配信するならば絶好とも言えるような良コンテンツですが、それを開発するに当たっての技術要素をroseseさんがまとめておられます。
それを見ると、
- 携帯位置情報の取得インタフェースについてのまとまった情報
- 地図を表示するインタフェース
- コンテンツそのものであるFON APの情報取得のインタフェース
が技術要素であったことが伺えます。
さらに噛み砕けば、最後の要素は「コンテンツそのもの」であるわけですから、「位置取得」「地図表示」この2点さえクリアできれば、配信したいコンテンツデータを持っている人は携帯位置情報コンテンツを容易に作れてしまうわけです。
これは以前、「携帯電話位置ベース広告を成り立たせるためには」というエントリの中で、「携帯位置情報コンテンツを隆盛させ、携帯位置ベース広告の流通する基盤を育てる」ためには、「各キャリアの位置情報取得インタフェース差を隠蔽する共通APIを用意し、自由に使える地図コンテンツを開放しなければならない」と主張したのとかぶります。
バラバラだった位置取得情報がまとまった形で入手でき、かつ非正規だけど簡易に使える地図インタフェースが明らかになったという条件が整っただけで、今回のFON AP検索のような優良な位置情報コンテンツが新たに誕生したわけです。
これがもし、キャリア別の位置取得法を勉強する必要すらなく共通の簡易なAPIで隠蔽され、位置情報の精度差も自由に使える地図ナビゲーションでユーザによる修正が可能な環境が整備され、地図も非正規利用とびくびくする必要もなく大手を振って自由に使えるものが用意されるようになれば、どれだけの数の位置情報コンテンツが生み出されるのだろう?と思わないでしょうか。
その基盤の上に展開される、位置情報広告の可能性も感じないでしょうか。
やはり、携帯位置情報広告という無開拓の沃野から収穫を得るには、まず位置情報コンテンツを育てるという種を撒くところから始めなければならないと思うのです。
そのためには一企業ではなく、位置情報広告システム屋、地図屋、ローカル広告の代理店等、いろんなところが連携・提携して、この分野を育てていかないといけないと思います。
最後に、
本文は、位置情報広告の基盤となる位置情報コンテンツを隆盛させるためにはどうすればよいか、という点に関する議論でしたが、位置情報広告そのものに将来を感じられない、疑問を感じる人には、私の過去のエントリよりこの言葉を引用しておきます。
「じゃあもっとじゃんじゃん宣伝してよ」みたいな事を言われて、ちょっと Alexaでいい気になってた事もあって「いいですよー、以前取り上げた時と違って、私のサイト世界での順位でも今は上がってきてるみたいですから、改めてとりあげたらそれなりの宣伝効果あるかもしれませんね」みたいな回答したわけですよ。
そしたらおっちゃん曰く、「世界での順位はどうでもええから、目黒で一番やったらええわな」と。
インターネットだWeb2.0だと頭が舞い上がってる人間の感覚とは違って、これがむしろ大勢であるところの、市井の商売人の感覚です。
やれネット革命だなんだと実感も出来ない小難しいことを言わず、何か判らないけど確実に「目黒で一番」になれる効果をおっちゃんに実感させられれば、こういった個人商店なんかは確実に将来のクライアントとして取り込むことができるはずです。
2006年12月20日
非正規だけどYahoo!地図情報に正逆ジオコーダAPIが
Google Maps画像切り出しインタフェースの記事にトラックバックを下さったピヨピヨ ZeroMemory( )さんのところの記事に、またまたすごい情報が。
なんと非正規ながら、Yahoo!地図情報に正逆双方のジオコーディングAPIインタフェースがあるらしい。
テラスゴス。
正ジオコーダは最近Google Maps APIでも日本住所が正規に解禁されたので話題になってるけど、あちらはJavascriptインタフェースなのでサーバサイドから使うならこっちの方がいいかも。
逆ジオコーダは、天下のYahoo!のデータだから、まさか最寄代表点を返す簡易逆ジオコーダではないだろう。
きちんと各住所の正確な区域から返してくれる正しい逆ジオコーダだと思う。
うーん、非正規利用を恐れなければ(恐れろよ!)、アイデア次第でいろいろできる、どんどん面白い環境が揃ってきつつあるなあ。
もちろん言うまでもなく、Google Mapsの画像切り出しインタフェースもそうですが、非正規インタフェースなので、利用はown riskでお願いいたします。
PlaceEngineのOpenID利用法は新しい
PlaceEngineのAP位置登録ランキングですが、ユーザのログインにOpenIDを利用しています。
ですが、単にURIベースのOpenIDアカウントでログインできるだけではなく、ログイン後にPlaceEngine内部専用のアカウント名を登録し、認証はOpenIDベースで行いながらも、内部ではローカルアカウントで処理を行っています。
これは、新しい試みだなと思いました。
もちろん、今PlaceEngineでやられていることは、単に長ったらしいOpenIDのURIアカウントを短くするためのエイリアスを作っているだけ、という事かもしれません。
ただ、OpenIDのアカウントを内部アカウントに対応付ける、という考え方は、将来、既に存在する内部アカウントを、外部のOpenIDアカウントに紐付ける、という考え方に容易に転換できるのではないかと考えています。
過去にも指摘したとおり、Mixi・はてな・ライブドア・etc etc、各サービスがOpenIDに対応した際、単にOpenIDでログインできる、というだけではなく、OpenIDをハブとして各サービス間の情報を紐付け、新しいマッシュアップの可能性を高めるには、外部のOpenIDと内部の既存アカウントを対応付ける、といった機構がどうしても必要になります。
例えば、私のOpenIDアカウントはhttp://kokogiko.net/であり、私はこれを使ってMixiやはてな、ライブドアにログインできるようになりたいですが、それはライブドアならnene2001、はてなならkokogiko、Mixiなら119403として、ログインしたいという事なのです。
そして、自分のOpenIDをハブとして、各サービス間の情報をいろいろマッシュアップしたいのです。
新たなユーザ「http://kokogiko.net/」として各サービスにログインしたいわけではありません。
そのような事を実現しようとすると、何度も書きますが必然的に外部のOpenIDと内部の既存アカウントを対応付ける機構が各サービスに要求されてきます。
今回のPlaceEngineの試みは、既存アカウントではありませんが、外部のOpenIDと内部のアカウントを対応付ける新しい試みとして、面白いと感じました。
2006年12月19日
FON APを求めてPlaceEngine行脚 -戸塚から五反田まで-
FONマップ等でチェックしてみると、職場から最寄駅(戸塚)までの15分ほどの道程にも、2件ほどFONのAPを見つけたので早速アクセスするために、昨日会社帰りにノートPC持って歩いて参りました。
と言っても、FON APにアクセスする事自体に別に意味はないので、目的は別のところに。
PlaceEngineが位置付きアクセスポイントの登録ランキングをやっているので、それの点数を稼ぐために新しく出来たFON APの位置を登録してやろうというのが目的。
PlaceEngineへのAPの位置登録はインターネットに接続していなければできないので、FONなら見つければ接続できるし、FONのAPは最近設置されたものばかりだからPlaceEngineに位置情報も登録されていないだろうし、というわけで一石二鳥というわけです。
ところが。
職場から最寄駅間の2つのAPは、近くの街路をあちこち行ったり来たりしてみても、全くひっかかってくれません。
最寄の2つのAPは薄緑色だったので、アクティブじゃないのかもなあ...と思って、ちょっと遠出して駅を通過してもう少し先のAP近くまで行ってみましたが、そっちでも拾ってくれません。
(ただし、探索中は詳細なAP位置地図を持っていなかったので、駅の向こうのAPはそれほど近づけていなかったかもしれませんが...まだ100mくらい先だったかもしれません。が、寒かったので戻ってきてしまいました。)
仕方なく駅に戻り、横須賀線で帰途につきました。
帰りの電車の中、移動中なので接続できないのは判っていましたが、どのくらいFONのAPがあるのか調べてやろうと、ずっと周辺のAPを探索しまくっていました。
が、結果は、戸塚駅出てすぐに1件(おそらく歩いて近づいた際は見つけられなかった、駅向こうのAP)見つけた以外は、湘南新宿ラインで横須賀線―大崎から山手線―家の最寄の五反田までの間、FONのAPは1本も見つかりませんでした。
結局、FONのAPが見つからなかった=PlaceEngineの新しい位置情報も登録できなかった、ということなのですが、まだあきらめることなかれ。
実は、むちゃくちゃ身近に、同じマンションの6階にFONのAPを設置している人がいるようなのです(私は15階)。
というわけで、それを拾ってPlaceEngine位置情報登録するために、マンションの周辺をうろついてみました。
でも、一瞬拾えたのですが、接続しようとすると電波が弱すぎてすぐセッションが切れてしまいます。
仕方なくマンションの中に入って、6階で降りてマンション内の廊下で(むちゃくちゃ怪し過ぎる...)アクセスを試みてみましたが、それでも弱すぎて接続できない状態。
結局あきらめて帰宅。
見つけたFONのAPは近所のを含めて2本のみ、そのいずれも接続できなかったので、PlaceEngine位置情報登録成果は0でした。
結論。
まだまだFONのAP数は少ないし、思った以上に電波の到達範囲も狭いみたい。
どこ歩いていてもFONのお陰で接続先に困らないよ、という状況になるには、先は長いみたいです...。
Google Mapsの地図を自由に切り出すインタフェースがあった
roseseさんという方が、携帯位置情報を利用したFON APの検索サイトを作られた模様。
私のWeb2.0ワークショップ資料も参考にしていただいたそうで、お役に立てて嬉しい限り。
...が。
どれどれと覗いてみて、凍りついた。
何これ?Google Mapsの地図がケータイで見れてるやん!
しかも、反応速度の速さから考えて、明らかにGoogle Mapsのタイル地図をサーバサイドで合成しているわけではなさそう。
どうやってんのこれ?
種明かしが知りたくてPCから件のサイト開いて地図画像のURL見てみると、なんとGoogleのサーバから直接読み込ませてた!
全然知らなかった、そんなインタフェースがあったのか!
まさに携帯からGoogle Mapsの地図が使いたくて、WebService::GoogleMapsのHACKとかしてたのに!
俺の1週間を(ry
みんなこんなインタフェース知ってたの?
もしかして常識?
詳細が知りたくて、インタフェースのURLを元に情報をググってみたけど、私が探せた範囲では、どうも日本語ではここにしか情報ないみたい。
まさかこんな単純なインタフェースで、マーカーまでオーバレイさせてGoogle Mapsの地図が使えたとは...。
あ、ちなみに試してみて判りましたが、マーカーは「Point=b」から「Point=e」までを一つの括りとして何個も連ねる事で、いくつもマーカーをおけるみたいです。
自分のやりたいこと(携帯サイトでのGoogle Maps利用)が簡単にできることが判って嬉しいような、努力が無駄(WebService::GoogleMapsのHACK)になって悔しいような複雑な気分です。
でも、WebService::GoogleMapsをHACKしてみたお陰で、Google Maps上でのピクセルと経緯度の関係も掴めてきてるので、経緯度や画像サイズ・マーカーの追加等のメソッドでこのインタフェースでのURLを生成しつつ、何ピクセル動けば中心の経緯度はどこに移る、とかを処理する新しいPerlモジュールでも作りますか...。
アルプス社地図のメルカトル図法は名古屋メルカトル
jmさんから先のエントリにいただいたコメント:
Google Earthにオーバーレイするスクリプトを書いた時は
.........
てやるとぴったり合いました。球体みたいですね。
コメントありがとうございます。
Google Mapsの投影法については、地球を球とみなした上でのメルカトル投影でガチみたいですね。
メルカトル投影というと、もう一つ面白い話を思い出しました。
最近、オークニーさんやヤフーさんの中の位置情報屋界隈の知り合いと飲んだことがあり、その時に教えてもらったのですが、アルプスさんの地図をメルカトル図法で出力お願いすると、赤道と基準経線の交点ではなく、名古屋を投影原点としたメルカトル図法(それはもはやメルカトル図法というのか判らないが...要するに名古屋を投影原点としてメルカトル図法と同じ原理で投影した地図)で返ってくるそうです。
アルプスさんの地図を使っているヤフーさんとかマピオンさんとか、みんなそれで苦労されてるそうな。
Googleの球体メルカトルにしろ、アルプスの名古屋メルカトルにしろ、普通にWeb上に切り出された小さい範囲見ている限りでは全然判りませんが、実はいろいろあるのだなあと面白く思いました。
また、それをちゃんと扱おうと思えば、いろいろ苦労があるのだなあという事も。
2006年12月17日
FONの無線ルータLa Fonera届きました、設置しました
最近話題の世界最大のWiFiコミュニティーFONですが、WiFi位置情報界隈でも話題が熱くなってます。
WiFi位置情報的にはWiFiアクセスポイントが多くなればなるほど位置情報インフラ構築が進むことにもなるので、FONのようなWiFiを普及させるムーブメントは大歓迎というわけです。
というわけで、私も参加していたところ、今日無線ルータのLa Foneraが届きました。
早速繋げてみたところ、全く問題なくサクサクっと設置でき、外部向けAPの方からアクセスしてLa Foneraをコミュニティに登録完了し、私も無事FONコミュニティの一員になることができました。
ところが、内部ネットワーク側に接続しようとしたところ、うちに元々あった無線LAN環境ではLa Foneraが採用しているWPAという暗号化方式は使ってなかったんだけど、La Foneraに繋ぐためにWPAの設定をした途端、無線LANデバイスのドライバがエラー吐いて落ちる落ちる。
最新版のドライバに変更しても状況改善せず。
ドライバがエラーで落ちてしまうのではいかんともしようがないので全くWPAに接続することができず、いまだに内部向けAPには接続出来ていない状態。
というわけで、家庭内では全く使えていないにもかかわらず外部向けAPだけ皆様に開放しているという、超お人好しな状況におかれています。
本当にありがとうございました。
...まあ、うちの場合複数のAP間で部屋間のネットワーク中継させてるので、家庭内無線LANをFONに置き換えることは元々考えてなくてムーブメントに参加したいからFONに申し込んだだけなので、別にいいんですけどね。
うちの家15階だから、そもそも電波拾ってうち経由でアクセスする人がいるかどうかも判らないし。
PlaceEngineがバージョンアップ、オフライン一括位置取得やGPS連動、API公開も
さっきPLACE+のMLで情報が回ってきましたが、PlaceEngineがバージョンアップしたみたいです。
中々待望の新機能が満載で、期待できそうな予感。
PlaceEngine新機能の中で特に私的に期待なのは、
- ログ記録機能
- GPSログ取得機能
- PlaceEngine API公開
です。
ログ記録機能は、以前書いた「PlaceEngineサーバ経由で位置を取得すると言うPlaceEngineの仕組み上、自PCがネットに接続していない状況では位置を取れません」という問題を解決してくれるもの。
つまり、繋がっていない状況でリアルタイムで位置を取るのは無理だけど、その間のWiFi電測のログだけを残しておいて、後でサーバに繋げられるようになった時にまとめて位置情報に変換してくれるというもの。
リアルタイム位置取得には相変わらずオフラインでは使えないわけだけれども、後で記録をまとめるライフログ的な用途にはオフライン期間があっても使えますよ、というもの。
これはアプリケーションの幅が広がって嬉しい。
個人的には、PlaceEngineの常に変動するWiFiアクセスポイント位置情報の、最新の情報を元に位置測定をするためにサーバ型システムにしているというPlaceEngineの思想(想像だけど)は判るのだけれど、オフラインのリアルタイム位置取得も可能にするために、一部のアクセスポイントDBを切り出してダウンロードしてローカルにおいておけるような経路も作って欲しいなと思う。
例えば旅行に行く時に、行動範囲のアクセスポイントに関する情報だけダウンロードしておいて、その範囲に関してはオフラインでもローカルの位置情報だけで位置取得できるようにするとか。
あと、そういう機構を作っておくと、キャッシュとしても使えますよね。
電測情報を得た後サーバに問い合わせる際に、ローカルにも今回得たアクセスポイントの情報が全てある場合は、とりあえずHEADアクセスだけ投げて、LastModifiedがローカルの情報と同じだったら、ローカルの情報で測位してサーバへのアクセス負荷等を減らすとか。
GPSログ取得機能は、GPS機器が繋がっていたらそちらでの測位情報もPlaceEngineが吸い上げて、まとまったログとして一括で面倒見てくれますよ、という機能。
これに関しては、最近WiFi位置取得やGPSやと位置取得デバイスが多様になってきたけど、いろんな手段で得た位置情報を一括でまとめて扱えるようにしてくれるインタフェースがいるようになるかもしれないね、というような話をここギコで書こうかとか考えているところだったので、まさにタイムリーな機能というか。
さらに一歩進んで、PlaceEngine APIのインタフェースとして、外部から位置情報を付けてAPIを叩けば、その情報をログ上に残してくれる、という口を設けてくれれば、今後新しいデバイス(位置情報付きQRコードとか)が生まれてもPlaceEngine側がいちいちそれに対応する必要なく、ユーザが勝手にHACKしてPlaceEngineに位置を集約する手段ができるので、よりいいかなと。
PlaceEngine APIは、外部プログラムからPlaceEngineの位置情報・電測情報を使うための、Web-APIインタフェース。
新しい機能というよりは、仕様が公開されただけで、私が作ったWWW::PlaceEngineもインタフェースを公開前に自分でHACKしただけで同じインタフェースを叩いているんだけれども。
とはいえ、エラーコードとか想像に過ぎなかったのが公開されたわけですし、また位置情報でなく電測情報を得たり、また電測情報を位置に変換したりといった私が気付かなかった(或いは今回追加された?)インタフェースも公開されたわけなので、公開された仕様に従ってWWW::PlaceEngineもアップデートしたいと思います。
(※若干修正:すみません、公開された仕様も自分の過去書いたコードも十分チェックせず流し読みで嘘書いてました。以前からローカルクライアントから電測情報を得、それをサーバに送って位置情報を得るというインタフェースでした。)
とはいえちょっと近々は既にスタックが多すぎて手が回りそうにないので、お正月の課題かな。
誰か先に使いたい人で、仕様公開されたんなら俺が実装するよ、とか言われる人がおられるなら、お譲りしてもいいですよ。
ところで話は変わるのですが、PlaceEngineって位置情報だけでなく住所情報も一緒に返してくれますけど、この逆ジオコーディングロジックって、簡易逆ジオコーディング(単に住所の代表点が一番近いものを返しているだけ)なのでしょうか、それとも住所のポリゴンを考慮したリアル逆ジオコーディングなのでしょうか。
もしリアルな逆ジオコーディング使われているのなら、その部分だけ切り出した逆ジオコーディングWeb-APIなんかも公開して欲しいなあと思うんですが...。
データ利用契約上の問題に触れるとかでダメ?>中の人
2006年12月16日
albinoalbinismテラウザス
既存メディアはそう簡単には変わらない -albinoalbinism-
ユーザーが作成したビデオが手軽に全世界的に発信できることとなったことの方が余程重要だと思うが、そんなものは「糞だ」なんていう人も相変わらずいたりするような
100%他人に誤解されないようにする等不可能であるので、まあいいかとほったらかしていたら(スルー力?)4ヶ月も経っていまだに粘着してくる。
別に自分が信念持って主張していることで、反対論者から何を書かれようが別に構わんが、自分が主張してもいないことで(確かにレトリックでそういう「表現」は使ったが、本筋で俺の主張したい事とは何の関係もない)ごちゃごちゃと絡まれるのは気持ちのよいことではない。
albinoalbinismが過去の自分の記事内で書いている表現
「将来こうしたビデオ視聴のスタイルが定着してきたときに、我々は手元に、録画したビデオやDVDのライブラリーを持とうと思うだろうか」という提議に対して、オレはそれでも持つだろうと言ったわけであって、動画の質が所有欲の価値(って何?)を左右するか否かについては、悪いけど知らない。
を借りて言うならば、俺は一連の議論で、「YouTubeはテレビに取って代わるべきだ、行政はむしろすみだタワーよりYouTubeに投資すべきだ」という小飼弾さんに対し、「弾さんが既存テレビで評価されているコマネチ大学すらアップされないYouTubeがテレビに取って代わるべきというのは変では?」と返し、それに対し弾さんが「コマネチ大学がアップされないのはフジテレビが認めないからだ」と書いたのに対し、「それは違うでしょう、コマネチ大学がアップされないのは需要がロングテールに属するからだ」という流れからの議論をしていただけで、「ユーザが作成したビデオが手軽に発信できるようになったことが重要」かどうかについては、悪いけれど知らない。
俺が「ユーザのアップしたビデオは糞」と書いたのは、弾さんとの議論でターゲットになった「コマネチ大学」、すなわち自分の望む、探しているコンテンツではない時点で、他人にとってどれだけ価値があろうが目的があって特定のコンテンツを探している立場からは「糞」という意味であって、別に「ユーザのアップしたビデオ」全てが万人にとって糞だというような主張はしていない。
俺の表現が下手でそう読み取れたのならば、ここで訂正する。
別にalbinoalbinismの「ユーザが作成したビデオが手軽に発信できるようになったことが重要」という主張は、ウザい粘着さえしてこなければ、「ふーん、そういう価値観の人もいるんだ、へえ」と素直に感心して受け入れられる話(ただ別段目新しい主張とも思わないけど)で、俺の本質で主張したいことと何の対立軸もない。
前にも書いたはずなんだけどなあ...議論の前提がズレてるって...伝わらなかったか。
理解する気がないのか。
間違えないのも大切だけど間違いを認める事も大切な気が
ブログ界隈をうろついているとこんな記事を見つけた。
書かれている技術は、俺はこんな技術が必要な案件に残念ながら今まで取り組んだ事がないので、完全に感心する一方で何の評論もできないのだけど、最後にあった付記に目が留まった。
あれ、またTBが消えた。っつーかもしかして消されてるのかしらん・・・ めげずにもっかい。
しかも「このエントリーへのコメントは終了しました。」だって。へぇ・・・
ふーん、トラバ消されたんだぁ...、と思って何気なく件の元記事を辿ってみると、なんかブログのタイトルがどこかで見たような...「Web屋のネタ帳 on CNET」...Web屋のネタ帳?
OSGeoの発表でもネタにさせてもらった、PostgreSQL幾何データ型かPostGISか、の時のWeb屋のネタ帳か?
なんだ、この人、俺の時もコメントは消されたしTBもハネられたけど、自分の記事へのツッコミや批判的な反応を削除する常習犯なのか。
何か発言する時、出来得るならば間違えない事も大切だけれど。
俺も散々恥ずかしい間違いこのブログで書いてきて、DISられたり笑われたりしてきたし、人だったらどうしても間違ったり行き過ぎたりした事を書いてしまう過ちを犯すもの。
間違えない事より大事なのは、どんなに恥ずかしかろうが間違えた時に素直にその事を認めること、そしてそれを隠さない事だと思うんだけどなあ。
特許は取ればいいってもんじゃないのね
先日教えてもらったんだけど、新しいアイデアとかを特許申請して、取れたからといって単純に喜べるというものでもないみたいね。
まあ特許の維持費用がかかるとかいった問題はさておくとしても。
例えばその特許が現在無償で公開されていたとしても、将来お金に困って売却されたりする可能性があると考えると、GIF特許みたいに後になって新しい権利者がライセンス料の要求をしてくるといったリスクがあるわけなので、それを考えると現在無償だからといって、権利化されているものにはうかつに手を出せないことがあるとのこと。
むしろ、特許申請しているが拒絶され続けている技術等の方が、採用する側としては採用を検討しやすいとのことだった。
権利化するというのも諸刃の剣なのだなあと思った。
2006年、位置情報業界にできた「横の繋がり」
PLACE+やOSGeo財団カンファレンス等のイベントをはじめとして、今年一年は位置情報業界がかなり盛り上がり始めた1年だったように思う。
んで、何が変わったのかというのを考えてみてたんだけど。
私が思うに一番大きなこれまでとの違いは、位置情報業界に横の繋がりが出来てき始めたことじゃないかなと思う。
これまで、一括りに位置情報業界と言っても、ケータイ業界あり、GIS業界あり、地図屋の業界あり、位置情報コンテンツの業界あり、WiFi位置とかのデバイスの業界あり、色々あったけど、その個別業界間の繋がりはほとんどといってなかったのではないかと思う。
ところが今年に入って、それぞれの業界の人が一緒に繋がって、新しい動きを模索し始めたように感じている。
少なくとも、私の周りの人たちはどんどん繋がり始めている。
で、それをトリガしたものは何かと考えると、やっぱり黒船Google、Google Mapsの影響が大きいと思う。
これまでだってそれぞれの業界で、トンガった人達はちゃんといたわけだけど、黒船の来ていない天下太平の世の中では、新しい動きも保守的な人達の声に叩き潰されていた。
たとえば某地図会社の中では、Google Maps APIができるよりはるか前から、地図を誰もが利用できるように開放しようという動きをしている人がいたけれど、「地図をタダで出す?何言ってんだこのバカタレめが!」という社内の声に潰されてしまっていた。
日本中のコンビニと提携して、コンビニ周辺の地図を1枚百円でプリントアウトして売れるようにしよう、というアイデアを出した人もいたけど、「んな事したら路線地図帳が売れなくなるだろうが!」という声に潰されてしまっていた。
ところがある日、突然現れた黒船Google Mapsが、天下泰平の世に怒涛の波のように押し寄せた。
それまで波風一つなかった地図屋業界やGIS業界は、これまで当たり前だったビジネスモデルが一夜にして崩されて大騒ぎだし、これまで高いとか情報がないとかで地図やGISとは結びつかなかった周辺の位置情報業界が、Google Mapsの利用を通じて地図やGISの業界に興味を持ち、接近するようになった。
そんな流れの中でこれまで陽が当たらなかった?各業界のトンガった人達が表に出始め、業界の枠組みを超えて活動するようになって、出会い繋がり始めているんじゃないかという感じがする。
来年はこの繋がりが実を結んで、位置情報業界が大きく爆発するような年だといいなあ。
Google Mapsの投影法の不思議
判ってるような顔して判ってないので、詳しい方突っ込みよろしくお願いします。
えっと、まだまとめられてないので表には出してないけど、経緯度とズームの値を与えると、Google Mapsのタイル画像を一つにまとめて返してくれるPerlモジュール「WebService::GoogleMaps」が去年の2月から更新されてないので更新してる。
多分、元管理者の人が管理しなくなったのは、その頃にGoogle Mapsの投影法が正距円筒図法からメルカトル図法に変更されて、緯度方向の座標値が単純に緯度を割り算するだけでは求められなくなったからだと思う。
実際、中のロジックも正距円筒図法ベースでのロジックになっていた。
んで、緯度方向の座標値を求める問題の解決に、最初どうしようかと思ったかというと、Geo::Proj4を使って経緯度座標からメルカトル座標への変換を行って、得られた南北座標値をGoogle Mapsのピクセル座標値に合うように線形に拡縮してやって、南北方向のピクセル座標値を求めようとした。
ところが、Geo::Proj4で求めたピクセル座標が、どう拡縮してもGoogle Mapsの座標値とぴったりあってくれない。
タイル画像を求めるレベルではほぼ一致するのだが、最大ズームでピンポイントの位置を一致させようとすると、どうしても1kmくらいの誤差が出てくる。
赤道近辺での位置と日本の緯度付近での位置が一致するよう拡縮の値を定めてやると、他の緯度で位置があってくれない。
他の緯度で調整すると、また別の緯度がずれて、あちらをたてればこちらがたたずで全く打つ手なしの状態。
途方にくれてあちこち検索していると、こんなページとPHPコードがあった。
これをPerlに移植してその座標値をベースにWebService::GoogleMapsを動かしてやると、日本でも赤道でも、高緯度地方でも南半球でもぴったり位置があった。
とりあえずこいつを使ってWebService::GoogleMapsの更新自体はできそう。
結果的にこれでやる方が、Geo::Proj4はproj4を別途入れたりする必要があって敷居が高いので、その力を借りずに済む分よかったんだけど。
でも、なんでProj4での投影結果とGoogle Mapsの座標は全く合わないのに、こんな単純なコードでぴったり合うんだろうと考えてた。
それで思ったのは、もしかしてGoogle Mapsのメルカトル図法への投影って、地球を球体として投影してるんじゃないだろうか。
Proj4での変換は、言うまでもなくWGS84回転楕円体で近似しての投影になってる。
件のうまく動くコードの方は、よく判らないけど、どこにも扁平率の設定はなさそうなので、多分球体上での計算をしてるんだと思う。
それで、前者だといくらやっても合わなくて、後者だとぴったり合うということは、Google Mapsの投影は回転楕円体じゃなくて球体として投影してるんじゃないのだろうか?と思ったんだけど、どうなんだろう。
ただそれだと、Proj4を使って「赤道近辺での位置と日本の緯度付近での位置が一致」するような拡縮値を設定してやった場合、南半球の同緯度地点でも位置がぴったり合うはずなんだけど、実際には南半球での位置は軒並みズレていたので、Proj4がズレる原因はそれほど単純ではないかもしれないけど。
うーん、よく判らん。
2006年12月14日
ALPSLABがPlaceEngineとマッシュアップ
PLACE+のメーリングリストで得た情報なのですが、ALPSLABがPlaceEngineに対応した模様です。
PlaceEngineが起動して、WiFiから位置情報を得ているPC上ならば、その現在地周辺のブログ、写真、ルートを表示できるそうです。
と、リンクを貼ろうとALPSLABのページを見たら、ブログでも告知されていましたね。
これもPLACE+が縁で始まった、マッシュアップ・コラボレーションでしょうか。
それにしてもALPSLABはフットワークが軽い。
本当に活き活きやっているなあという気がします。
これからもALPSLAB、PlaceEngineから目が離せませんね。
隠れた名店
今日、会社の部署の歓迎会&忘年会で飲んできた店なのですが、横浜「関内・桜木町」界隈の隠れた名店、その名も『隠れた名店』を紹介します。
1階の魚屋隣の入り口を入るとすぐ階段で、2階に部屋がある飲み屋なのですが、1階の魚屋と提携(あるいは同一経営者?)してて、魚料理がおいしい!
柔らかく煮込みきって骨まで食べられるぶり大根、新鮮で大きなお造り・お寿司、濃厚な白子、どれも絶品でした。
飲み物も飲み放題で3時間とかでもOK。
というか、私、飲み会にみんなと出ようかと思ったら、急に顧客から電話が入って、至急資料を作って送ってくれと。
泣く泣く、資料作ってから退社して、店に入った時は、既に3時間遅れ。
すると、別に追加料金とか取るでもなく、店長が遅れてきた私のために温かいぶり大根と作りたてのお造りを出してくれたりと、そんな心遣いも嬉しく。
多分30分程度しか居られなかったけど、それでも十分にお腹いっぱいになっておいしく食べられた、そんなすてきな店でした。
近くに行かれた時は、是非一度覗いてみてください。
2006年12月09日
アンテナ奪取SoftBank版・WILLCOM版も安泰の模様、でも...
OSGeoカンファレンスの席上で、アンテナ奪取のSoftBank版/WILLCOM版存続に手を挙げていらっしゃる、CUTEさんのご挨拶をいただきました。
伺いますと、既に木村さんからはソースコードをいただいている状況との事。
2ちゃんねる等見ていますとソースコード引継ぎは期限等の問題で成功したのか?という声もあったので私も心配していましたが、これでとりあえず一安心といったところ。
ただ、これで安泰といっても、運営に関してだけであって、ゲームデータの引継ぎにはまだ大きな壁が残されています。
木村さんがデータの一括引継ぎを拒否し、ユーザ経由の個別引継ぎに限るとされたため、実際問題引き継げるのかどうかが疑問です。
個人的には、結論としては今の条件では、一切ゲームデータを引き継ぐべきではないのではないかと考えます。
なぜならばCUTEさんは当座、現行のソースコードのまま運用すると言われていますが、言うまでもなく現行のソースコードでは、データを途中から遡って投入する事など考慮して作られているとは思えないためです。
そしてゲームの原理上、技術的にもゲームの性質的にも、既に始まったゲームに対し、一部のユーザのデータだけ遡って投入する事は非常にいびつで難しい作業になる。
既に運用されて負荷のかかっているサーバに対し、ほとんどの人が運用開始後にヨーイドンで勝負が始まっているのに、一部の人だけ(ユーザの手を介する、という面倒な手順が加わる事で、かなりの人が引継ぎを断念すると思う)が2-3年前にまで遡ったデータを流し込むことが、技術的にもゲームの性質的にもどれだけいびつになるか、想像すれば判ると思います。
運用を経験していてその辺が判らない木村さんでもあるまいに、木村さんがこのような条件を引継ぎに出した時は、はっきり言って目を疑いました。
事実上引き継ぐなと言ってることと同じではないかと。
ですから、歴史が失われる事は残念ですが、CUTEさんにはとりあえずそのような厄介な課題には煩わせられることなく、新しい形で運用していって欲しいと思います。
もっとも、これまでの歴史が引き継げないのであれば、SoftBank 2Gや京ぽんでしか運用できない今の奪取では将来がないでしょう。
ですが、WILLCOM全機種で奪取できる可能性もまだ残されていますし、SoftBank 3Gでも奪取できる可能性があります。
CUTEさんには、過去を振り返らず、こういった新しい可能性の方を開拓していって欲しいと思います。
そのためには、CUTEさんが動作確認用にWILLCOMやSoftBankの検証機をそろえるのでない限り、デモサイトを作ってちゃんと動いているかどうかをユーザからフィードバックしてもらう、といったユーザの協力が必要不可欠となります。
ぜひ、皆さんのご協力でアンテナ奪取の灯が消えずに存続するよう、過去管理人でありアンテナ奪取を愛するものとして、ユーザの皆さんにお願い申し上げます。
ウザギコ解消作戦その1
正直、ここギコ!ってウザくないですか?
いやここギコねねがウザいのはさておき。
もって生まれた性格だ。直んね。
例えばAtomやRSSフィードに広告が表示されたりとか、BlogPetの記事やコメントが混じったりとか。
いろいろ新しいこと試してみるのはいいんだが、そのままほったらかすのでウザいことこの上なし。
せっかく読んでくれている人にも悪いので、少しずつ手を入れる事にした。
まずはフィードからの広告の削除。
位置情報ベースの広告実現とか考えている身だし、広告は様々なサービスを無料で提供するための必要悪とも考えているので、フィード広告そのものを否定する気はないんだけど、いかんせん今使ってるフィード広告が酷すぎて。
エントリ毎に広告がついたり外れたりするたびにフィードが更新された事になるので、新しい記事投稿したり改変したりしてないのにフィードが更新されたことになって、ウザい限り。
別に広告はついてくれてもいいけど、フィードの更新をリーダが検知するのは投稿者の投稿タイミングになるよう、LastModifiedやETagを飽くまで元フィードの更新情報を元に生成するようにとかしてくれればいいのに。
それだけウザい状況になっていて、なおかつ稼げる金は週に缶コーヒー1本買えるか買えないか。
それに、何故か俺以外のブロガーで、フィード広告を採用している人を見たことがない。
というわけで、フィード広告という新しい分野の試みを応援しないわけではないのだが、それ以上に弊害が多いので、採用をやめる事にした。
あともう一つはBlogPet。
人口無脳も大好きなので、なんとなく設置してそのままにしていたが、いくら育ててもさほど笑える/感心させるような賢い記事を書くでもなく、変なエントリやコメントが混ざってウザいだけなので、これも止める事にした。
とりあえず取っ掛かりはこの辺で。
ここギコ!で一番ウザいというと、特殊なレイアウトにしているためにIEで時々レイアウトが崩れることが挙げられるのでこれも解消したいのだが、こいつはまた別の機会に。
OSGeoカンファレンスの資料
OSGeo財団日本支部設立記念カンファレンスでの発表も終えてきた。
こちらはWeb2.0ワークショップと違って資料価値もない単なるネタ発表だったので、あまり資料を公開する意味もないのだけど、どうせカンファレンスの本サイトで公開されるので自分のところでも公開しておこう。
OSGeoカンファレンス資料「expand_sphere血風録」
Web2.0の方はよい経験を積ませてもらったという感じでしたが、こっちは芸人根性を発散させていただきましたという感じのアレで、こっちは好き勝手やらせてもらって気持ちよかったんですけど主催者で誘ってくれた森さんの顔を潰しちゃったかなあと心配してましたが。
意外と、特に関西方面から多く来ていらっしゃったお客さんを中心に、好評だったようで助かりました。
Web2.0カンファレンスでの竹迫さんのプレゼンに学んで、会場についてからネタを探して盛り込む、というようなこともやってみましたが、2つ前のたくぼさんのプレゼンを受けてネタを混ぜてみたら、たたみラボさんもさらに引き受けてくださって、中々連携が取れて面白い事になりました。
これも一つのマッシュアップ?
カンファレンス自体の感じはどうだったか?というと、すみません、ブロガーセッションが始まる直前まで会場入りできなかったのであまり判りませんでした...。
いろいろと会社休みすぎなので、医者行きもぶつけようと午前中ヘルニアの麻酔打ちに行ったのですが、とにかく混んでて昼過ぎには入れるだろうとたかを括っていたら、薬局を薬をもらった時点で既に15:00を回っていたという状況で。
とりあえず私がいなかった時間のレポートについては、他の方のレポートを読んでください(森さん、Hopeful Monsterさん、しげくん、いつでもぴかぴかさん、ロカポ上田さん)。
でも、懇親会でたくさんの人と出会えて、刺激的な情報交換がたくさんできました。
そういうネタのいくつかは、もうちょっと整理したうえでまた記事に書きます。
Yaskeyさんにも出会えたし、ロカポ上田さんやhogemanさんといった関西勢も押しかけてくれまして、拠点を名古屋から東京に移しているNishiokyaさんを含め、以前の名古屋位置情報飲み会の同窓会みたいな趣きも。
なかなか楽しい時間を過ごせました。
森さん、よい機会を与えてくださいましてありがとうございました。
2006年12月08日
Plagger使いをDISりたいときはこの呪文⇒(BlogPet)
竹迫さんのPlagger講演で、Plagger::Plugin::Filter::BlogPetっていうのがあるのを教えてもらった。
みんな使ってそうだ。
ということはだ。
Plagger使いにとって、ブログタイトルの最後に「(BlogPet)」とついたエントリは、見えない、気付かないという事になるんジャマイカ?
「otsune、ワレ、最近調子のっとんちゃうけ」とか何とか書いても、otsuneさんは気付かないわけだ。
反撃してこないotsuneさんに「なんや反論もできんのかい、otsune涙目か」等とモヒカンを手玉に取る強い俺様も演出できるわけだ。
これはすごい。
ここギコは「コレハネタデス」の呪文を唱えた!
ここギコは呪文をつぶやいている。「炎上退散、炎上退散...」
2006年12月07日
Web2.0ワークショップでの資料公開&補遺
最後になりますが、Web2.0ワークショップでの自分の資料と若干の補遺を。
まず資料ですが、こちらに置きました。
Web2.0ワークショップ資料「一歩進んだ位置情報 -位置情報デバイスとデータストア-」
本番ではプロジェクター側の画面に映らず流れなかった、携帯で位置情報を取る際のサンプル動画もおいておきます。
後、ちょっと講演中でど忘れしてしゃべれなかった件の若干の補遺について。
位置情報DBからデータを呼び出してGoogle Maps上に表示するデモ、PostGISとMySQLについて見せましたが、画面が狭く、また駆け足だったので何のことやら判らなかった人も居ると思います。
また、PostGISで距離を設定しての周辺検索のデモも用意していたのですが、見せられませんでした。
ですので、当日PC上に用意していたデモ環境と同じものを、本サーバ上で整備して公開したいと思います。
ちょっと準備が要りますのでしばらくお待ちください。
また、オープンソースGISツールの組み合わせでこんな事も出来る、と紹介しようとして、PCが固まって紹介できなかったサイトですが、
こちらのサイトになります。
上部のアイコンで「手」を選んで地図をドラッグすると、地図がぐりぐり動き、「ピンとピンが赤線で結ばれている」アイコンを選んで、地図上の2点をダブルクリックで指定すると、ちょっと待てばその2点間の経路が示されます。
またもう一つ、これは講演の前日にオープンソースGIS関連のMLで存在が流されて知ったデモサイトなんですけども、なかなか面白かったので紹介したかったのですが、時間がありませんでした。
これも応用例になっていて、地図がぐりぐり動かせる他、インフォメーションアイコンで地図上のピンをクリックすると情報が入手できたり、メジャーアイコンで2点間の距離やポリゴンの面積をインタラクティブに計測
![[ここギコ!]](http://kokogiko.net/logo.png)

