2007年11月30日
太極旗もある程度ミニマムじゃないでしょうか
言うまでもなく別に批判でも何でもないですが。
テグキ(太極旗)もハットンキ(学同旗)もいらん -aohyonMemo-
あえて言うなれば、僕は、古くからある「太陽を信仰の対象とする感覚」に、シンパシーを感じているので、そういう文脈で「日章旗」を見たとき、「ミニマムでいいよね」って言わんこともないです。
太極も八卦も、体系化されてはいるけど出所は原始の人間の根源的的な世界観に端を発してるんではないかなとか思ったり。
表現方法が「太陽」と違ってシンボリックにするしかないので相対的に複雑にはなってますが。
いや、記事起こすほどのことでもないんですがなんとなく。
2007年11月30日
Googleマップに地形・・・色とか色々気になるの件
Googleマップに地形・・・色が気になる -いいタイトルが浮かびません。-
Googleマップに「地形」ってのができたんですが、
富士山の周り
http://maps.google.co.jp/maps?....(略)何ですかこの色は!直線で色分けされてた地形表現なんて。
地図屋としては代わりに作ってやりたい気分w
確かにすごい...何なんでしょう。
衛星画像のタイルをベースに何か処理したのかなと思いましたが、ズームしながら色々試しても、直線の色境界と衛星画像レイヤのタイル境界は一致しませんでした。
ただ、ズームしてみると明らかにラスタ画像から処理されたと思われるシャギーの後が。
思うに、Google Mapsの衛星画像レイヤーではないけど、他の衛星画像を使って植生とか?を推測した上で、一括色変換したのかなと。
その辺の処理は素人なのでよく判りませんが。
他にも、
そう思いながら、いろいろ見ていると、「???」という箇所がそこら中に出てくる。
まず、ローマ字表記の地名がランダムに出てくるのだが、現在は使われていない古い地名、読み方を誤った表記、小字レベルの地名が中縮尺図で記載されているなど、日本人的な常識を知らない人が編集したとしか思えない。
また、漢字の地名は主として市区町村名であるが、間違った漢字(読み方は正しくても文字が違う)があったりで、これまた日本人が監修しているとは思えないレベル。
さらに、レリーフ表現も、誰もがチェックするであろう北アルプス付近で破綻していたり、品質管理が疑問である。
とかいろいろツッコミどころ満載のよう。
まあ、Google Mapsの最初期にしろ、Googleが最初は使えないの出してきて、いろいろツッコマれていくうちどこにも負けないものになるのは何時ものことなので(Google翻訳は例外?公開されて随分立つような気もするけど)...これもまあまだプレビューのうち、と言う感じなのかも。
でも、アノテーションだけは、なんで地形図だけでのアノテーションにしたんでしょうかね?
衛星写真と同様、アノテーションなしの地形図上に、アノテーションレイヤをハイブリッド表示すればいいと思うのだけど...。
OKILab.jpがテラ熱い-文章中の地名・スポット検索-
社内のMLで教えてもらったのですが、OKILab.jpがテラ熱い!
で、文章中から住所やスポット表現を取得するAPIや、その応用コンテンツが公開されています。
基本的にGeography::AddressExtract::Japanでやってることと同じ発想なわけですが、住所だけでなくスポット等にも対応しているのがすごいです。
このあたりの情報を見る限り、Perlベースの開発っぽいので、Geography::AddressExtract::Japanも参考にされているのかも。
BLOGEOで表示されているサンプルを試したりしてみると、単に位置っぽい単語を全て出しているのではなく、取捨選択を加えているっぽいあたりが面白いです。
こちらのAPIお試しページで色々試してみたところ、ざっくりと判った感じのロジックは...
- 地名にまとまりがある場合は、そのまとまった地名を取る
例文:大阪の味を楽しめるお店が目黒と五反田にできました!
結果:目黒、五反田例文:大阪の味を楽しめるお店が目黒と難波にできました!
結果:大阪、難波例文:大阪の味を楽しめるお店が目黒と名古屋にできました!
結果:大阪、目黒、名古屋もしかしたら包含関係(大阪は難波を含む)あたりもチェックしているかもしれません。
- 上記の近傍クラスタが存在しない場合、「の」等の助詞で補われている地名は落とされる。
例文での「大阪の味」等のように、直接事象のあったことに関係のない地名が出る場合を想定していると思われる。
ただし、「の」で補われている地名しかない場合は、落とされない。
例文:大阪の味を楽しめるお店が目黒にできました!
結果:目黒例文:目黒の味を楽しめるお店が難波にできました!
結果:難波例文:目黒の味を楽しめるお店が難波の交叉点にできました!
結果:目黒、難波もっとも、2番目の例は、
例文:目黒の味を楽しめるお店が大阪にできました!
結果:目黒、大阪のようにもなるので、それほど単純でもなさそうです。
東京、大阪のような大域地名か、目黒、難波のような狭い地名かについても、判断されているのかもしれません。
という感じで、なかなか面白く使えそうなサービスです。
今後の機能向上や精度アップが楽しみです。
2007年11月28日
DoCoMoとKDDIはいつでもRFC準拠にできる状況っぽいですよ...後は頭の固い(悪い?)エロイ人の決断次第...
Web屋のネタ帳さんところの、この記事から端を発している(いやその前からの大問題だけど、最近再燃したのはネタ帳さんところからですよね)DoCoMo・KDDIのメアドRFC違反の件ですが、それに関して弾さんから
ドコモもauはとりあえず"da..me."@を受け取れるようにしとくべし -404 Blog Not Found-
という提言が出ていて、したり、と思っていたのですが、ふとこんな記事を見つけてしまいました。
[postfix-jp: 716] Re: 特定のドメイン に対するアドレス書き換えの方法
>docomo.ne.jp のメールサーバーは "foo."@docomo.ne.jp 形式はきちんと受け
>とります。追試してみればわかります。
>
>上記の原因は
>
>* 「example.@docomo.ne.jp」が本当にない
>* 「example.@docomo.ne.jp」さんが、ドメイン指定なり指定受信とか指定拒否とか、
> なんらかのフィルタリングを i-mode 端末側の設定でかけてしまっている
> (本人は自分が何をどうフィルタリングしているのか把握できていない場合も多い)
>
>でしょう。
上記の指摘通りでした。当初、すべての当該アドレス形式のユーザーがはじかれ
てしまっていまして、アドレスが、""で囲まれる形式に変わっていたのでそのせ
いかと考えておりました。
上記の記事が正しければ、既にDoCoMoはクオートされたメアドをちゃんと扱えるようです。
DoCoMoに関しては、上記記事の中で追試までされているようですのでとりあえず確認まではしませんでしたが、上記で言及されていないKDDIに関して、個人の携帯でメアドをRFC非準拠に変えて試してみました。
結果、クオートしてもちゃんとメールは届きました。
試してはいませんが多分DION・auoneでも大丈夫ではないかと。
というわけで、弾さんの提言されているのは既にDoCoMo・KDDI内で実行に移されているようです。
それならばなおさら、すぐにでも新たなRFC非準拠アドレスが発行されることのないような対応が打てるはずなのですが、なんでしないんですかね。
頭の固い?悪い?中のエロイ人(DoCoMoなら夏野さんとか?)の決断を待つしかないのでしょうか。
とりあえずKDDIには中に知人がいるので(といっても本体ではなく子会社のKDDI研ですが)、なんとかならんかとメール打っときました。
担当者見つけてコンタクトしてくれるとのこと。
DoCoMoにも知り合いいるけれど...卒業以来あまり連絡とってなくてメアドが判らんので、今調査中。
2007年11月19日
OSGeoカンファレンス行って参りました。大阪の旅雑ネタ
OSGeoカンファレンスに行って参りましたが、関西オープンソース2007も併設(というか正確にはOSGeoがその中の一部だったわけですが)されていたので非OSGeoの話題もいくつか。
後、私的などうでもいいネタも。
- 個人的にSqueakの人達が展示していたOLPC(One Laptop per Child)の活動に興味津々。

▲ 会場に展示されていたOLPCの100ドルパソコン ▲
欲しい!
手に入れてみたいんだけど、基本的には国単位で必要数調達されて子供たちに配られるので、一般人では入手できないとのこと。
唯2つの例外のうちの1つは、アメリカ・カナダ人であれば、2台分の料金を出して1台を子供たちに寄付すれば、1台入手できるというプログラムがあるらしいんだけど、日本人向けにはまだないそうでこれも無理。
もう1つは、入手できるのではなく一定期間貸し出しという扱いになるようなのだけど、100ドルPC向けの各種アプリケーションの開発者には、そのプロジェクトの開発期間中貸してもらえるらしい。
これしか今のところ方法はないようなのだけど...開発といってもネタもないし(もちろん実力も、だが)なあ...。
100ドルPCのディスプレイ両脇についてる耳のようなのがWiFiデバイスらしいので、Koozytに許可もらって100ドルPC向けPlaceEngine作るとか...くらいしか思いつかないなあ...。
- 懇親会は関西オープンソース2007の懇親会に相乗り。
以前Web2.0カンファレンスでお世話になった法林さんが、司会に奮闘しておられました。
ヘタレな私は主にOSGeoの日本勢と話しておりましたが、Mapping Hacksの著者であるSchuylerさんに、Mapping Hacksに載っていた位置情報QRコードネタについて、同じような考えを持っていたので興奮した、みたいな話をしました。
もっとも、Schuylerさんは主著者ではあるけどMapping Hacks全体を書いたわけではなく、あの本は地図好きのアンソロジーのような感じの本なので、彼自体はその記事のこともあまり覚えておらず、QRコードに関する知識もなかったようですが、ちょっと手元のケータイ等でQRコードのデモ等してやると、流石というべきかすぐに本質に気付いて「それは面白い!」と言っていました。
「それで何かアクションおこした?」と聞かれましたが...一応MapSurferで「街角QRコード」にちょっと着手しましたが、いい加減な状態のままホッタラカシなので...A littleと言葉を濁しました...。懇親会のアトラクションは、京産大のフラメンコサークルの方によるフラメンコでした。
京産大か...なつかしいな。
協力研究室が京産大にあったので、叡山電車に揺られて何度か行きましたよ。

▲ 懇親会でのフラメンコ ▲
- ビジネスホテルの手違いダブルブッキングで、ハイアットリージェンシーに宿泊
会社からビジネスホテルを取ってもらっていたんですが、ホテル側の手違いでダブルブッキングされたみたいで、部屋がない状況に。
代替として、なんとハイアットリージェンシーの25階に部屋を取っていただけました。
平謝りされましたが、むしろこっち的にはラッキー!みたいな。
夜景は綺麗だし、テレビはでかいし、部屋も綺麗だし。

▲ テレビもでかいし夜景も綺麗、言う事なし! ▲
こんなに豪華なホテルに泊まったのは、5年前だったか家族で韓国ソウルに行った際に、何を血迷ったか三成のコエックス・インターコンティネンタル泊まって以来です。
ちなみにうちの家、1年から1年半に1回は韓国行ってんですが、泊まるところは上はインターコンティネンタルから、下は一泊数千円のバックパッカー向けドミトリーまで色々でおもろいです。
宿を決めるのは毎回家内なのですが、面白がっている場合ではなくて暗に家計の状況を示唆されているのかもしれませんが...。
- なつかしのお初天神の焼肉屋、河童で晩飯!
実は同じ日、家内と息子も大阪に来ていたので、2日目のOSGeo終了後、合流しました。
家族とだけではなく、大阪時代の韓国太鼓仲間とも待ち合わせして、大阪時代によく食べにいっていた、梅田お初天神の焼肉屋「河童」へ行ってきました。待ち合わせは梅田のラウンドワンでしたんだけど、俺が一番早く15分くらい前について、待ちがてら今までやったことのなかった「ガンダム 戦場の絆」をやってみたんだけど、終わった頃にはみんな集まっていて俺だけ大遅刻。
あんな時間のかかるゲームだとは思わなかった...。合流後、河童へ移動。
太鼓仲間にも息子の2歳下の男の子がいて、この日が初対面だったんだけど、なかなか意気投合したみたいで仲良く遊んでいました。ひさしぶりに食べた、この店名物の独自味付けのピリ辛味噌風味てっちゃんはやはり最高でした。
このてっちゃんの焼き方にはお店のおばちゃんがかなりこだわりを持っていて、初めて来た人にはおばちゃんが焼き方を指導してくれ、次来た時にはその人が「河童の先生」として、新しい人に焼き方を教える、という面白い制度?があります。
その日は最初そのおばちゃんの姿が見えなかったので、しばらくぶりだったのでもしかして何かあったのだろうか、とか心配していたんですけれども、どこに行かれていたのかは判らないけど30分ほど食べていると現れて、元気な姿を見せてくださいました。
▲ 名物のてっちゃん ▲
私は一度「河童の先生」になっていながら、久しぶりなのでほとんど忘れていたのだけれど、
そろそろ焼けたかな?と思ってから、さらに一焼きするのがコツらしい
▲ 友人の一人が当日誕生日だったのだが、それを話すと「お祝い」と称して ▲
リンゴを細工して出してくれた
他にも子供たち向けに手作りプリンくれたりと、サービス満点
▲ 「河童のビールはびんでございます」 ▲
というのも店のこだわりらしい
いわく、びんの方が注ぎ合うぬくもりがあるからとか
河童ピリ辛味噌風味の独自味付けの「てっちゃん」が絶品!味付けだけではなく、焼き方にもこだわる面白おばちゃんが、じっくりと焼き方を指南してくれます。一度焼き方を教えてもらうと後はあなたが「河童の先生」で、次回は連れて来た人に河童の焼き方を指南する役に。 TEL:06-6314-0246営業時間:16:00?23:30/日祝16:00?21:00 定休日:第1・3日休(12月は無休)アクセス:大阪市営谷町線東梅田駅4番出口より徒歩3分※東へお初天神通りまで直進、右向かい角のビル
Bloca! Powered By INCREMENT P CORP. 大阪府大阪市北区曽根崎2?10?15 曽根崎センタービルB1
- 帰りは最終新幹線乗り遅れ、ブルートレイン「銀河」で東京へ
いろいろと久しぶりの積もる話もあったのでついゆっくりしてしまい、また店は割と時間的余裕をみて出たのだけれど、阪急百貨店が改装のため潰れていたりとか、いろいろ変わっている梅田の街を感慨深く見歩いているうちに、予約していた最終新幹線に乗り遅れてしまいました。
一泊して翌日の新幹線で帰った方が安かったかもしれないけど、家内がどうしても疲れて早く家に帰りたいという事で、急遽寝台急行「銀河」で帰る事に。親にとっては災難でしたが、鉄道の大好きな息子は降って沸いた面白体験に大はしゃぎ。
まあ、親にとっても寝台体験は初めてだったんですが。

▲ 疲れ果てた親を尻目に、大はしゃぎ状態の息子 ▲
でもまああの日は災難だったなあとか思ってたら、後になってこんな情報が。
あらまあ...こんな事でもなければ乗らないであろう列車だっただけに、鉄道好きの息子に今後出来なくなる面白体験させられただけでも、まあ怪我の功名というか、よかったなあと。
OSGeoカンファレンス行って参りました。今さらながら2日目
すんません、何かと暇がなくレポートサボってますが今さらながらOSGeoカンファレンス2日目レポート。
2日目は午前中、OSGeoが会場を借りていた関西オープンソースフォーラムの共通特設ステージで、OSGeoの面々及び活動の紹介をOSGeo以外の人に。
私は朝一番からSqueakにも興味があったのでそちらの講演を聴講していましたが、そちらを抜けて見に行きました。

▲ 左から森さん、Geoffさん、Tyllerさん、難波のインド人?ラガワン先生、Markusさん、▲
Schuylerさん、Lorenzoさん、Autodeskの野田さん
国際色豊かな面々だったので、各国語で自己紹介をしていただくという趣向でした。
しかしOpenSource関係者といえどもあまり馴染みのないGIS業界、せっかくこれだけのすごいメンバーが来ているのならば紹介した後に講演があった方が知らない人も興味を持ててよかっただろうに、彼らの講演はほとんど全て終わってしまった後であったのが残念でした。
OSGeoとしての講演は午後から、まず最初は飛び入りでOSGeoに参加されたSchuylerさんのために設けられた特別セッション、「Geospatial and the Neogeographer」。
資料もこちらにあるみたい。
「分析的で、正確である必要があり、それに人名や金銭的損失がかかっていたりする」昔ながらのGISと、「端末及び回線の進歩と、GPS等の個人デバイス、そしてGoogle Mapsが生んだ」新しい地理情報の世界「Neogeography」との比較が面白かった。
そしてGISの専門家は、Neogeographerから何を学ばなければならないか(誰でも地図製作者になれるということ、正確さは時に問題ではないということを学ぶこと)、或いはGISの専門家は、Neogeographerに何を伝えなければいけないか(車輪の再発明を避けOpenSourceツールを使う方法を伝えること、地図の図法や地理座標系といった基本的なコンセプトをうまく、簡単に伝えること、そしてFreeでありOpenであるということの真の意味を伝えること)といった形で、発表を閉められていました。

▲ GIS専門家とNeogeographerの人口比(=潜在的ポテンシャル)の差 ▲
もちろん、言うまでもなく青がGISerです
しかし、彼の定義でいくならば、OSGeoカンファレンスなんてなもんに参加しているけれど、私なんか完全にNeogeographerなのだな。
GPSケータイの登場で、自分のいる場所・いる時間の情報を自由にネット上に上げたい、検索したいという思い付きからこの世界に飛び込んだのが発端だったわけなので。
2001年でまだGoogle Mapsなんて影も形もなかったころ、自分で全部無料の地図ツールや地図データが何処にあるか調べる、というところから始めたので、たまたまOSGeoの世界に出会っただけで、発端は完全にNeoGeographer視点。
実際、後日Tyllerさんと入門Webマッピング翻訳者のみでミーティングした際にも、森さんに「ここギコさんはNeoGeographer」と紹介されました。
続いて、日本での事例やソリューション紹介。
まずはぴかぴかさんも所属する応用技術株式会社の、MapGuide OpenSourceを使った事例紹介と便利なソリューションプラグイン製品(フィーチャの編集機能等を加える?)MGAid+の紹介でした。
が...MapGuide追ってないのでかなり寝てしまいましたすみませんすみません。
日本語になった途端寝るな。

▲ ぴかぴかさんの熱弁に関わらず私は眠る... ▲
寝ながらシャッター押しております
続いては、大阪市立大学大学院創造都市研究科のSarawut Ninsawatさんによる、「マン-マシン・インタラクションによる参加型オープンソースGISフレームワーク」と題した講演。
出だしを森さんところからコピーしているのでも判るとおり、これもかなり寝てましたすみません。
英語の発表だったので、「日本語だから寝た」わけではなさそうです。
寝すぎてて、発表の中で出てきたSOS(Sensor Observation Service)というのも、Sarawutさんによる新仕様の提案だとばかり思い込んでいました。
が、既に存在する規格だったのですね。
たくぼさんは去年の時点からちゃんと押さえてるし。
WPS(Web Processing Service)知らなかったことといい、アンテナ拡げてなさ杉。
しかし、SOSにしろWPSにしろ、地図+αを模索しているうちにとって必要な情報であるので、とりあえずその両方を押さえておられるSarawutさんと名刺交換。
かなり寝てたとは口が裂けても言えない。

▲ 琵琶湖に設置したセンサ情報をSOSにより配信しつつ、 ▲
それをGIS解析する機能をWPSにより提供する例...だと思う...
続いて、産総研グリッド研究センターの岩男弘毅さんによる「GEO Grid: 地球科学研究のためのITインフラストラクチャーの開発」だったのですが、ここで私は関西オープンソースフォーラムの方の「ひまわり」に関する発表の方にも興味があったので、そちらを見るために一時抜けしたので聞けませんでした。
ちなみに、聞きにいったひまわりの方の発表は、理念とか展望とかダイナミックな話を期待していたのですが、適用事例の紹介だけでイマイチでした...。
ひまわりから戻ってきた時には、発表の内容はオークニーのダニエルさん・カスツルさんによる、pgRoutingの紹介。
pgRoutingのアルゴリズムも進化しているようで、これまで一般的に知られた経路探索アルゴリズムを採用されていたようなのですが、最新版ではそれに加え、道路の様々な規制(一方通行や右左折禁止、信号等の存在による重み付け等)にも対応したと言われていた。
データの形式がどのようになるのかはよく判らなかったけど...。
また、ルーティングの機能をWebServiceとして提供する、WRS(Web Routing Service)の仕様提案を行われていた。
これができれば、マッシュアップサイトでも簡単にルーティング機能を提供できるようになるし、中々楽しみ。
ちなみに、WRSのデモはこちらにある模様。

▲ Web Routing Serviceに関する提案 ▲
最後に、Schuylerさんがまたまた5分間のライトニングトーク。
オープンでフリーな位置情報サイト構築のためには、当然ツールだけではなくデータとしてもオープンでフリーなものが必要となるわけだが、そのベースとして、彼はWiki的で全世界的な地図作成プロジェクトとして、OpenStreetMapというプロジェクトに参加しているとのこと。
既にヨーロッパ等ではかなりの情報が集まっているが、日本等ではまだまだ情報がなく、皆参加してほしい、という呼びかけだった。
データのアップ方法とかまだ未チェックだけど、GPSモジュールとか持ってなくても参加できるようなら参加してみようかな。
という感じで、内容充実の2日間でした。
OpenLayers、WPS、SOS、WRS等と、知らない話題が満載で、まだまだ勉強しないといけないと痛感しました。
2007年11月15日
Google翻訳の結果がすごすぎる件だけど
1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/14(水) 17:35:37.33 ID:xzd5Ss1m0
http://www.google.co.jp/translate_t?hl=ja
ここで日本語⇒英語で、「魔女の宅急便」って入れてみろ。
Google翻訳SUGEEEEEEE5 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/14(水) 17:39:43.20 ID:xzd5Ss1m0
千と千尋の神隠し ⇒ Spirited Away
ちょびっツ ⇒ Chobits8 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/14(水) 17:44:47.05 ID:gje1F3n80
紅の豚→Porco Rosso
海がきこえる→Ocean Waves9 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/14(水) 17:44:47.83 ID:xzd5Ss1m0
天空の城ラピュタ ⇒ Castle in the Sky
あらかじめ登録してんだろうなぁ。素直にびっくり。13 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/14(水) 17:46:39.21 ID:n+EKKvjH0
踊る大捜査線 → Bayside Shakedown
涼宮ハルヒの憂鬱 → Suzumiya Haruhi no Yuutsu
ふむ・・・16 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/14(水) 17:48:57.63 ID:DYfUj8ok0
新世紀エヴァンゲリオン→Neon Genesis Evangelion
これはすげえwwww
すごいっすねー。
でも、多分Google内部の数奇者があらかじめ登録している、というのとは違うんじゃないかと思われ...。
以前ここの記事でも取り上げたけど、Googleの機械翻訳エンジンは、言語間の文法変換エンジンをひとつひとつ用意するのではなく、いろいろな言語間の翻訳事例を食べさせて、それで機械的に適切な訳の候補をリコメンドさせるロジックなのだそうだ。
なので、おそらく日本語⇔英語間の相互翻訳事例としてシステムに食べさせた対訳文書中に、上記のような話題の作品に関する文章がたくさんあったので、対応する語句として自動認識されたもんじゃないだろか。
「ジョジョの奇妙な冒険 ⇒ WRYYY」のように、関連があるのは確かなんだけどおかしな関連付け、人間が対応させたとは思えない(或いは人間がしたのならばふざけているとしか思えない)対応付けが時々散見されるのも、ロジックに処理させているからこそ出るノイズじゃないかと思う。
しかし、それにしてもこの妥当な翻訳結果...すごいっすね。
Google翻訳の方法論が証明されたという感じでしょうか。
----- 追記 -----
もまいら、単語だけじゃなくて訳文も見れ>Google翻訳 -404 Blog Not Found-
辞書じゃなくて翻訳サービスなんだから、ちゃんと訳文も試してみようよ。
なんだよ、'"Spirited Away" is Kiki's Delivery Service" from like, I am.'ってwww
ぬう、文章だと翻訳サービスとして機能してないのか。
駄目じゃん、Googleの方法論。
というか、ここまで酷いのにこれまであまり知られてなかったってことは、あまり使われてなかったってことなんですかね。
2007年11月12日
OSGeoカンファレンス行って参りました。1日目
先週金、土と、大阪で開かれたOSGeo.JP カンファレンスに、参加して参りました。
行って聞いてみるまであんまりすごさを判っておらず、単にOSGeo周りの付き合いで参加しましたくらいの勢いだったのですが、実際聞いてみるとすごい内容でした。
OSGeo日本支部会長の森さんが「盆と正月が一緒に来たような」と言われていましたが、まさにそんな感じの、Perl業界で言うならYAPC2006と同じくらいの勢いの、すごいてんこ盛りの内容でした。
2007/11/19追記:その他の方のレポート
- OSGeo.JPカンファレンス1日目 -横浜スローライフ-
- OSGeo.JPカンファレンス2日目 -横浜スローライフ-
- OSGeo.JP東京ミーティングも盛況に終了 -横浜スローライフ- (東京ミーティングレポート)
- OSGeo.JPカンファレンスに行きました -CADWEBの開発日記-
- OSGeo.JPミーティング終了 -☆ミ いつでもぴかぴか-
- OSgeo.JP東京ミーティングのメモ -RADICAL TALK- (東京ミーティングレポート)
- OSGeo.JP 東京ミーティング -blog@ongmap.com- (東京ミーティングレポート)
本日午後、東京でその一部の再現カンファレンスがある ので、興味を持たれて行かれる方が出ればよいと思い、クイックレポートさせていただきます。
13:40-14:10のSchuyler Erleの講演でOpenLayersの話だけでも聴いて来られれば、いろいろ衝撃受けると思います。
(と書きつつ、この記事書いているのが既に13:00だったりしますが...)
まず9日(金)ですが、 最初の講演はTyler Mitchell、OSGeoのExecutive Directorで、「入門Webマッピング」の原著者の方です。
この方の話は、OSGeoの沿革とか、スタート時は9個だったプロジェクトが今では14に増えてるとか、もはやGISやWebマッピングで必要とされるソリューションはほとんどオープンソースで提供されており、高価なプロプライエタリなものを買う必要はないとか、そういう概観の話だったのですが、非常に綺麗な英語だったのですがほとんど判りませんでした。
なんて俺は英語力ないのだ、これが2日続くのかとどーんと落ち込んだのですが、これ以後の技術話の方の話はかなり判ったので、話題の方向性と一番目の講演で少し眠かったためと判明。

▲ Tyllerさんの講演 ▲

▲ Tyllerさんの後にちょっとあった森さんとラガワン先生の挨拶 ▲
ラガワン先生曰く、大阪とは「OS Hacker」の街?らしい

▲ 休憩時間に展示コーナーで見せてもらったpgRoutingのデモ ▲
インタフェースにはOpenLayersが使われていて、まさにOSGeoの集大成
次の方はMarkus Neteler、デスクトップオープンソースGISアプリであるGRASSのメイン開発者の方です。
GRASSで提供できる様々なGISに関する解析機能と、その実務への応用例が紹介されました。
特に、「鹿と自動車の衝突事故の軽減対策のためにGISを利用する」事例は本当にそんなことにまで使えるの?という感じであるにもかかわらず、
- 鹿との衝突事故の発生に関するヒートマップを取って、それを道路のノードデータと重ね合わせてみると、明らかに事故数が集中しているような箇所が何箇所かある。
- その原因を探るため、土地の高低データ等と重ね合わせてみると、まさにその集中しているエリアを結ぶ線が稜線のようになっており、鹿にとっての獣道のようになっているところだと判る
- そこで鹿の通過する経路と自動車の道を立体交差するような形で、鹿用の地下通路などを重要箇所に ピンポイントで設けることで、著しい軽減効果を得た
というふうに非常に論理的で判りやすく、面白かったです。

▲ Markusさんの講演 ▲
次はLorenzo Becchi、「ka-Map」と呼ばれるGoogle MapsライクなスクロールWeb地図ライブラリの開発者の方でしたが、急遽、Schuyler Erleという別のGoogle MapsライクなスクロールWeb地図ライブラリ「OpenLayers」の開発者の方もカンファレンスに飛び入り参加されたので、2人の掛け合いでのプレゼンとなりました。
とりあえずka-MapもOpenLayersも、名前は知っていたもののそれほど追っていなかったのですが、単にライブラリを呼んで地図を表示したい領域のdivをライブラリに食べさせてやれば地図表示できたり、またGoogle Mapsでも最近できたばかりの興味のある領域をマウスで四角指定しての地図のズームアップにも対応していたり等、Google Maps APIと同等以上の使い勝手のものになっているみたいです。
というか、普通にMap上でポリゴン等をグルグルアニメーションさせたり、ポリゴンを編集させてその結果をKML、GMLやWKTのような形式でサーバサイドに送ったり、Google Mapsではできない or 標準ではできないこともできるようなので、普通にGoogle地図を使う場合でも、OpenLayersの機能を使うために OpenLayersにシフトするというのもアリではないかと言う気もしてきました(OpenLayersは、バックエンドの地図サーバを自由に切り替えられるので、Google地図をOpenLayersで使うことも可能です)。

▲ OpenLayersのデモ、簡単にポリゴンやラインといったフィーチャを編集できる ▲
編集したフィーチャをGMLやKML、WKTといった形式に変換することも可能
掛け合いプレゼンの後半は、WPS(Web Processing Service)という新しいWebサービスプロトコルの紹介。
これは中々面白く、GRASS等のようなGISに関する複雑な計算をサーバサイドに押し付けてその結果を Webクライアント側で受け取るための仕様のようです。
それを使って、実際にOpenLayersで作成したサイト上に、サーバサイドのGRASSで計算したGIS演算の結果を重畳するようなデモを見せてもらいました。
これは一緒に行っていたうちの上司がかなり興味を示して、地図系のサービスも地図を提供するだけだと早晩競争に勝てなくなることは目に見えていて、かといってGoogleやNAVITIMEなんかのように技術特化路線は難しい部分もあるので、むしろ地図と絡めた+α情報を提供したりしていければいいなあと言うあたりで、その配信技術としてWPSに興味を持ったようでした。
といっても、いきなり直球の「災害時海の底に沈むエリアマップ」とかサービスし始めても、それはそれで問題かもしれませんが...。

▲ 新しい仕様(つってもアンテナ張ってなかっただけで急にできたもんじゃないようですが)WPSの紹介 ▲
概要は理解できたが細かいところはよう判らんので、これから追う
あと、デスクトップツールという事で華麗にスルーしてきたGRASSもこれからは追わないと...
掛け合いプレゼンの次は、AutodeskのGeoff Zeiss氏。
今の社会が抱えているいくつかの老朽化問題...施設の老朽化、労働力の老朽化(というか高齢化)に対して、そのような老朽化が結びついた様々な大災害(例えば最近のミシシッピ川での橋梁大崩落とか)を例に挙げて、GISがどう取り組んでいくかと言う課題を語られていました。
これらの老朽化の問題に対応するには、情報処理効率のさらなる効率化が必要になっていくわけですが、これまでは空間情報を扱えないデータベースが多かったり、或いはプロプライエタリなベンダ間のフォーマット差等で、別々のデータベースが部門間で乱立し、災害等いざと言うときにまともに連携できないシステムが多かったが、これからはほとんどのデータベースが空間情報に対応し、かつデータ交換の仕様がオープンな標準に従っていく中で、システム内でのデータベース統一化(Single Point of Truth)が進んでいくだろうという話をされていました。
さらにWeb2.0的な技術アプローチにより、データのメンテナンス等が現場にいないシステム屋による定期メンテナンスといったものではなく、現場の作業者等によるリアルタイムな情報更新ができるようになり、より効率的なGISシステム運用が可能になるという話をされていました。

▲ 昔ながらの典型的なシステム ▲
あちらこちらに連携の取れない別々のデータレポジトリ(黄色のドラム)だらけ
空間情報に対応していないDBが多かったり、扱うフォーマットがベンダ依存だったりで
これまでは仕方なかったが...

▲ DBやツールが空間対応したり、標準フォーマットの確立等でデータの ▲
単一化(Single point of truth)が可能になり、全てのデータが連携可能な
効率的なシステムが可能になる
とりあえず、1日目だけクイックレポートと言うことで、2日目以降やその他の関西オープンソースフォーラムに関するレポートは記事を改めて。
1日目も、写真などを徐々にアップしていきます。
2007年11月08日
Google Maps Hacksの著者、日本へ
私も明日から出張する大阪のOSGeo.JPカンファレンスですが、突如飛び入りでGoogle Maps Hacksの著者の方が来日されて講演されるそうです。
と言っても、別に私もどんな人かよく知らないのですが...(著書はGoogle Maps HacksもMapping Hacksも持ってますが)とりあえずGoogle Maps Hacksとかなら話題を呼べるかなと思って記事に取り上げてみました。
カンファレンス自体は登録不要の無料なので、GISには興味なくともGoogle Mapsなら...という方も、来てみてはいかがでしょうか。
ちなみに、入門Webマッピングの原著者Tyler Mitchell等の大物も多数来られているのですが、せっかくの大物来日に東京でも会合をやらない手はない、ということで、東京でのミニカンファレンスも週明けにあります。
東京の方もこちらにぜひ。
Google Maps Hacksの方が来られるかは不明ですが...。
![[ここギコ!]](http://kokogiko.net/logo.png)






・SpaceTagがBlogホスティングセットの販売を始めた(shrine dbz hentai)
・昔のケータイ版ここギコの画像が出てきた(Anutkais)
・3D PaPaGO! 登場(Trimenfx)
・JR東日本ポケモンスタンプラリー2008コンプリート(見物人)
・フリーチベットデモ参加してきました(mityosi)
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・KDDIのせいでWiki=Wikipediaが定着の恐れ(tosiaki)
・2人の同僚が去っていった(宋)