2007年12月30日

ジオメディア新年会2008

Posted by nene2001 at 11:40 / Tag: geomedia / 4 Comments / 2 TrackBack / Google Maps このエントリーを含むはてなブックマーク

何かやる事多すぎて(いや、年賀状とかそういうレベルのですけど)告知忘れてた!
関さんゴメン。

GeoPlatform APIを公開してノッテいるシリウスラボさんが主催で、新年早々、「ジオメディア新年会」が執り行われるそうです。

シリウスラボは、2008年を「ジオメディア(geographical (地理的) な性格を持ったメディア のことを差します。特にシリウスラボ内では娯楽要素が強いメディアをそう定義しています。)ブーム到来の年」と予想しています。

シリウスラボの活動を通じて様々なジオメディア開発者やサービス提供者の方と交流させていただいてきましたが、皆とても魅力的な人ばかり。「ジオメディア開発者が集まって飲んだら絶対楽しいよね」という単純な動機の元、この度「ジオメディア新年会」という飲み会を企画させていただくこととなりました。

2008/1/11(金) 19:30 から、渋谷を予定しています。

ジオメディア周りでは新しい動きの、GIS-GWを主宰されているGOGAの小山さんも来られたりと、なかなか面白い会になりそうです。
なんか、どこぞのM社長も、どこぞのM社長と打ち合わせた後一緒に雪崩れ込むとか言うとりました > 関さん

今新年早々締め切りでジオメディア周りの論文書いてるんだけど、ジオメディアの定義を探そうとググってみたら新年会の記事が出て、告知忘れてたの思い出したよ。
でも、論文で「ジオメディア」宣伝しとくから、カンベンしてちょうだい。

2007年12月27日

沖縄・本部半島の民家屋根は赤瓦屋根ではなかった

Posted by nene2001 at 04:11 / Tag: okinawa culture house / 0 Comments / 0 TrackBack / Google Maps このエントリーを含むはてなブックマーク

今さらですが、11月に行った沖縄についての話題。

沖縄に行ったのは初めてだったのですが、流石は明治まで外国というか、シーサー石敢當御嶽(うたき)、独特の形態の墓等等、日本とは全く別の祭祀空間なのだなあというのが印象的でした。
特に、シーサー、石敢當等の祭祀施設が、目抜き通りの近代的建築や官庁などの公的施設、オフィス雑居ビル等に至るまで、ごく普通に配備されているあたり、日本よりも祭祀が日常に溶け込んでいるのだなあという印象を受けました。
まあ、観光的な景観作りの戦略もあるのかもしれませんし、また日本では祭祀が一時権力に利用されてしまった歴史があるだけに、なんか日常に祭祀を持ち込むのが変にタブー化されてしまったようなところがあって、純粋な形態での祭祀が表に出にくくなってしまったのかもしれませんが...。

御嶽 御嶽説明文
▲ 沖縄の神社とも言える御嶽だけど、日本とは大分趣が違う ▲

石敢當
▲ 石敢當。突き当たりや三叉路に面する家で、道に突き当たった魔物が ▲
家に入ってこないように、という呪いらしい。
目抜き通りの大型建築とかでも、普通に埋め込まれている。
最初表札かと思って、珍しい名字だしついてるところも変だな、
それにたくさん同じ名字の人いるなー、とか思ってたが携帯でググって判った。

シーサー
▲ シーサー。普通の民家はもちろんのこと、県庁や議会、 ▲
交番、消防署、果てはオフィス雑居ビルに至るまで見事に配備されている。
まあ日本でもオフィスに神棚あったりするところはあるけど、その比じゃないくらい
生活空間に浸透してる。

さて私は、大学時代新潟を旅した時、関西とは屋根の造りが全然違うのに気付き、さらによく見てると新潟内でも地域差があるのに気付いて以来、なんか民家の屋根に興味があって、田舎とかいくといつも屋根ばっかり見て歩く妙な趣味があるのですが。
何のことはない、地域による民家の形態の違いに興味があるんですけど、専門家なら屋根だけじゃなく全体の形態の差異に気付いて楽しめるのだろうけど、ど素人なのでパッと見てすぐ判る範囲の屋根の違いしか判らない、というだけなんですけども。

で、ご他聞に漏れず今回の旅行でも、屋根ばっかりみながら旅してたのですが、その時妙な事に気付きました。

沖縄の民家の屋根といえば、普通赤瓦に瓦の隙間を漆喰で埋めた、こんな感じのを想像されると思うんですけども。

沖縄の赤瓦屋根
▲ 沖縄の赤瓦屋根。那覇ではこういう屋根が中心だった。 ▲
瓦の間を漆喰で埋めるのは、台風で瓦が飛ばないための工夫だそう。

ところが、美ら海水族館に行くために名護から一般乗合バスに乗って、本部半島を揺られながら例のごとく屋根を眺めていると、この赤瓦屋根の家はほとんど、というか最近作られたと思しきデザイン住宅みたいなとこ以外は、皆無だった。
みんな、灰色の瓦で、漆喰も瓦一つ一つの間には見えず、屋根の稜線?だけが漆喰で固められていて、後鬼瓦が赤瓦屋根でよく見られる小さな丸い感じのではなくて、大きくて風の字みたいな感じの形をしている屋根だった。

本部半島の民家屋根
▲ 名護から本部半島近辺での民家の屋根。 ▲
小さいとよく判らないかもしれませんが、拡大してみて下さい。
雨も降りバスに揺られてシャッターチャンスも少ない中撮った一枚なので、
鬼瓦はさほど目立たないケースになりましたが、瓦の色が違うのと、
瓦一つ一つの間は漆喰で固められていないのは判ると思います。

名護から本部半島地域では、バスから見えた限りではほぼ100%、このタイプの屋根だった。
これはどういう地域差によるものなのだろうか。
ちょこちょこっとググってみたりもしたけど、イマイチ情報がなく判らない。
帰りの名護から那覇の高速バスで、高速沿いの家の屋根を見ながら、灰色瓦と赤瓦の境を探そうとしたりもしたけど、高速沿いに見えるような家は古民家とかはなくて新しいタイプの家ばかりで、これもよく判らなかった。

唯一情報らしきものは、こちらのサイトで、「瓦は、ずっと沖縄に定着しているように思われがちだが、昔は、灰色系の瓦が主流であった。...灰色系の瓦はかなり古い時期から使われており、赤色系の瓦は18世紀以降のものがほとんどで...」とあるが、やはり昔から琉球王国首都の首里が文化の発信地だったと考えると、18世紀頃からの新しい赤瓦文化は近代までには本部半島付近でまで定着するには至らなかった、みたいな感じなんだろうか。
誰か知ってる方、教えてください。

2007年12月25日

シリウステクノロジー、携帯向け位置取得API - GeoForm APIを公開

Posted by nene2001 at 23:15 / Tag: cirius api location mobile / 2 Comments / 1 TrackBack / Google Maps このエントリーを含むはてなブックマーク

中の人から連絡あったのですが、シリウステクノロジーズのシリウスラボが、携帯電話のキャリアを問わず位置情報を取得するためのAPIを公開されました。

シリウス GeoPlatform API について

GPS や iエリアなど、位置情報を活用したモバイルサイトを作成したい。そんな場合にご利用いただける API です。 GeoFormAPI を利用することで、キャリア間や機種間の差異を意識せず、位置情報を取得する機能が利用できます。

  1. 緯度経度、住所を取得可能 緯度経度情報に加えて、対応する住所を取得することができます。
  2. 3キャリア対応 DoCoMo, au, SoftBank に対応しています。GPS検索、iエリア、簡易位置情報などを切り替えて使用することも可能です。
  3. 統一されたインターフェイス 携帯電話会社毎に異なる仕組みを構築する必要がなくなります。

おおー!快挙!と言いたい所ですが個人的に頭抱えてます。
ほとんど同じソリューションをうちの会社か、企画通らなければGIS-GWのどちらかで公開したいなと思ってて、かつ基礎実装完了してたので...。

が、ちょっと甘い。
この取り合いだと、位置情報の詐称ができてしまいます(そこまで保証しないよ、というソリューションならOKですが)。

ヒントとしては、APIキーを取るところまでは変わらないので、コールバックURLと秘密鍵ベースのシグニチャ付加すれば、URL書き換えによる位置詐称に対応できますね。
というか、ほとんど はてな認証APIとかJugemKeyとかWassr認証APIの考え方パクっただけなのですが...。

後は、単にシグニチャだけだと任意の場所詐称は不可能になるものの一度取得した場所を再度詐称する事は可能なままですが、利用者が任意のクエリストリングを引き継げる仕様を加える事で、そこにサブスクライバID的なユーザ固有情報や時間情報を利用者のニーズに応じて埋め込んでもらい、それも合わせてシグニチャで検証することで、一度取得した場所の再詐称も不可能になります。

最後に残るのは、FOMAのGPS機種における過去測位履歴の再利用問題ですが、これもちょっと工夫すれば...というか微に入りすぎますので、後は飲み会の席ででもディスカッションしませう > 関さん

思った以上にマスはでかい、だからマーケッターが強くなる

Posted by nene2001 at 13:21 / Tag: ktai marketing / 2 Comments / 3 TrackBack / Google Maps このエントリーを含むはてなブックマーク

セカンドライフの失敗から学ぶべきいくつかのこと -港区赤坂四畳半社長-

おおむね同意できるのだけれど、一つ違和感を感じることが。

ユーザというのきわめてシビアで、ひとつのサービスを始めるまでのハードルをどれだけ低くしても、なに気に入らないことが一度でもあれば永久に戻ってこなくなります。

マーケティングの人たちは人を集めることばかりに熱心になりますが、集めることよりも去っていかないようにすることのほうが遥かに重要なのです。

携帯コンテンツがいい例ですが、携帯コンテンツではたくさんの人を集めるよりも一度会員になった人をできるだけ長く滞在してもらう仕組みを作るほうが遥かに高い収益性を実現します。

というのは、興味の無い人というのはどれだけ宣伝を打ってもやってこないですし、やってきたとしても、わけがわからないまま出て行ってしまうからです。そうして出て行った人は、同じサイトの宣伝を見ても、絶対に二度と戻ってきません。「このサービスをやってみよう」という好奇心は既に満たされていて、しかもそのサービスは自分の好むものではなかったという結論も出ているわけです。

違和感というのも変で、私自身、ケータイサイトの仕事を始めるまで、一字一句違わず、のレベルで上記のように思っていました。
だから、ケータイサイトにとって最も大切なのは流入量より定着率、だと信じていました。
そして、今でも、まず間違いなく個々のユーザの行動としてのミクロレベルでは、ユーザは上記のように行動しているのではないかと思ってます。直感レベルで。

ですが、意外と「たくさんの人を集める」だけに注力していても、商売が成り立つのです...これは今の仕事について感じた、ケータイビジネスの意外な一面でした。
うちの会社のサイトは正直かなりの規模のサイトなのですが、毎月かなりの数の人が流入し、そのうちの何%かが入会し、そして会員の何%かがやめていきます。
それはまるで、あたかも物理的な流体の挙動を見ているようで、毎月何かの原因で(公式メニューの順位が下がったとか)流入量が減ったり、或いは何らかの施策を打って流入量を増すと、面白いように会員数が新しい均衡点に移り平衡状態になります。
収益に影響する施策も、流出を絞る一手は大掛かりな割に短期的効果が薄く、確実に影響がある施策は流入量の増加と流入後の入会率向上の施策だったりします。
それで、十分事業部が維持できるレベルで商売が成り立つ。

うちの規模のサイトならとっくに市場の想定される顧客数なめ切ってて、一旦退会してもう見放したユーザは戻ってこなくなるだろうから、上流の水源が尽きたような感じでそのうち流体的なモデルにならなくなるんじゃないの?とか思うんですけど、年単位でなかなかそうはならない。
という状況から思うのは、思った以上にケータイ業界のマスは豊富(上流の水源はかなりの水量を持っている)なのか、或いは「一度出たユーザは返ってこない」というモデルが間違ってて、意外とケータイユーザというのは一度見捨てたサービスでも戻ってくるものなのか(上流、下流とかではなく実は還流している)、どちらかではないかと思います。

もっとも、私個人が上記のようだから別に「去っていかないようにすることよりも集めることの方が大事だ」と思っているわけではなくて、ちょっとよく判らない心理で実はユーザは還流モデルになっている、というのでない限り、いくら思ったより馬鹿でかいといってもいつかは水源は尽きるのです。
ただ、とはいえなかなか水源が尽きないという状況の下では、短期的に成果を出せるのはマーケティング的手法の方で、だからマーケッターの方が声も大きくなるし説得力も出てきてしまうという構造が、この業界ではあるように感じます。

2007年12月22日

パスネット廃止って...3線連絡定期券ユーザとか切捨てかよ

Posted by nene2001 at 20:52 / Tag: pasmo passnet / 3 Comments / 1 TrackBack / Google Maps このエントリーを含むはてなブックマーク

パスネットが来年3月で廃止って。

首都圏の私鉄、バスなどが加盟するパスネット協議会は21日、磁気方式のプリペイドカード「パスネット」を来年3月14日で廃止し、改札機で使えなくすると発表した。
   .........
しかし、今年3月から始めたパスモのサービスに押され、利用率は1割弱まで落ち込んでいた。

おいおい、利用率が落ちたから廃止するって、PASMOがパスネットの全ての機能を包含しているならばまだしも、パスネットでないとユースケースを満たせないユーザだって居る段階で、サービス停止を決定したらあかんやろ。
パスネット廃止を考えるなら、PASMOが3線にまたがる定期として使えない問題とか、明らかなPASMOのシステムとしての不備を改善してからにするのがスジだと思うんだが、関東私鉄各社はユーザサービスと言うのをどのように考えているのか。

PASMOの抱えている問題というのはこう

  • 回数券が精算できない!
    PASMOとSuicaは「使うときは1枚で」が原則だ。PASMOとSuicaの2枚を同時に使ったり、PASMO/Suicaと磁気きっぷ(回数券やパスネットを含む)を同時に使ったりすることはできない※。つまり、上のような“2枚重ねて精算しながら出場”という使い方ができるのは磁気定期券ならでは。定期券をPASMOに変えると、これができなくなってしまう。
  • 連絡定期券が買えないパターン
    何かと制限が多いのが、複数の交通事業者をまたがる連絡定期券の場合。一部の例外を除いて、原則として3線にまたがる定期券は1枚のPASMOにまとめることはできない。例えば、下北沢駅から京王井の頭線に乗って渋谷駅でJRに乗り換え、山手線で大崎駅まで行ってりんかい線に乗り換える、といったパターンでは、連絡定期券1枚にはできない。

こういうケースではPASMOが利用できずこれまで通り磁気回数券や磁気定期券を使うしかないわけなのだから、そういう人が回数券・定期圏外に出て改札で精算しようと思ったら、パスネット使うしか方法ないわけでしょ?
それを廃止するっつうことは、そういう人は今後は改札で精算できませんので毎回精算機に並んでくださいと、そう言ってるわけですよね?

すげえ効率優先・ユーザ軽視。
よく関東のユーザこれで怒らないな。
PiTaPaの文化を生んだ関西なら、こんなユーザ切捨てしようもんなら暴動どころか革命が起こるぞ(ウソTM)。
関東人、もっと怒っていいんだぞ。

在日特権デマと慰安婦強制連行の構造の類似性

Posted by nene2001 at 10:49 / Tag: demagogue zainichi ianfu / 0 Comments / 0 TrackBack / Google Maps このエントリーを含むはてなブックマーク

以前の記事にコメントをいただきそれに返答をしましたが、別記事に取り上げた方がよいかと思ったので加筆修正しつつエントリ。

「三重県の在日税減免措置と在日特権」へのネコ七さんのコメント

  1. ( 慰安婦問題における日本軍部による組織的な強制連行や、慰安婦行為強要は、あったと思いますか?)
    組織的という言葉がどういう定義かによります。日本「軍」となると日本軍全体と読めますが、それであれば無かったと思います。ただ日本軍に所属していた個人の犯罪としてはあったかもしれません。
  2. (慰安婦問題について、今各国で非難決議が出されて、日本が袋叩きにされつつある状況を、どのように感じますか?)
    おのおのの国々が非難決議を出しているメリットは何だろうと考えます。
  3. 白馬事件(スマラン事件)について、思うところを述べてください。)
    個人の(か限られたメンバーによる)戦争犯罪ですね。軍全体の関与とはいえないと思います。
    この点はリンク先のwikipediaにもかかれていると思いますが。

慰安婦強制連行問題について私が示した設問に対する、ネコ七さんの上記のコメントは、多少の差はあれほぼ私の想定していたとおりの回答でした。
それに従って、在日特権問題を振り返ってみると、右派左派攻守を入れ替えたような形で、類似性が見て取れます。

例えば、私の元記事で在日特権として項目に上がっている、「固定資産税の減免、民税・都民税の非課税、軽自動車税の減免、基本料金の免除」ですが、三重県の住民税というのは、固定資産税、都民税、軽自動車税、水道基本料金なのでしょうか?
1つ存在したんだから、他のデマもきっと本当なのだろうと騒ぐのでは、白馬事件があったのだから強制連行もあったに違いないと非難決議を出しまくる諸外国となんら変わりませんし、それに文句も言えないでしょう。

たかだか(というと被害者に申し訳ないですが)被害者30人程度、加害者10人程度の白馬事件のようなことが1件あったことだけで、秦説を採っても2万人はいたはずの慰安婦において、同様のことが旧日本軍全体で横行していたはずだと結論付ける左派・諸外国。
今回の三重の一件で、利益を得ていた在日は300人(伊賀市50人、桑名市250人)程度ということですが、それで60万人からいる在日がみんな特権を得ているはずだと結論付ける嫌韓の人々。

慰安婦問題に軍が関与していたはずの命令書は、軍が戦後燃やしてしまったり、防衛庁機密文書内に隠されているから見つからないのだ、という左派に対し、何十万人という旧軍組織を束ねる命令書が、全部処分できるはずがないだろう、すなわち見つからない=存在しないという事だという右派。
でも在日特権についても、別にそれを裏付ける法律や条令の条文は見つかってないですよね。
ましてや、かたや文書がなくなる可能性も0ではない過去のこと、かたや今リアルタイムで運用されている行政機構であるのに、片方は「文書がみつからない=存在しなかった証拠だ」と結論付けられ、片方は「文書がみつからない=でもあるに違いない」はおかしいですよね。

もちろん、今回の三重の件も上の命令ではない担当者レベルでの対処決定、口頭での引継ぎ=すなわち法律や条令の文書から読み取ることはできないわけですが、それを言うならば慰安婦問題でも同じですよね。
2chのレスなんかでも、「普段から条例も規定も作らずに役人と在日の間で勝手に減税してるんだもん、在日特権があるって噂になってもソースがつかないわけだよなあ。」みたいな意見が出ていましたが、慰安婦問題でも、「条約違反の強制連行なんかを軍の正規の命令書に記載すれば後々問題になるから、口頭指令で実施された、だから証拠が残ってないのだ」と主張する左派を見た記憶があります。
それに対して右派は、「軍という巨大な官僚組織が、命令書もなく口頭だけで組織的に動くわけがなかろう」と一笑に付してきたわけですが、それならばこの三重県の問題も同じです。
三重の数件は飽くまで現場担当者の越権行為?による個別の問題であり、組織的に「60万人の在日を全て特権で守るように」というような極秘通達があって、全国的にそれが実施されているというような、そんなものではあり得ない。
つまり、慰安婦問題でいうところの白馬事件程度の特殊ケースにしか私は思えないのですが。

念のために記しておきますと、私は「軍による慰安婦強制連行」も、「在日特権」も、100%事実ではないと証明された、と言っているわけではありません。
ただ、現時点で判っている範囲内では、「それが事実だと証明できる証拠は一切ない=事実だと話を膨らませてしまえばデマになる」ということを指摘しているだけです。
先のエントリで私も「税制優遇等の問題は、在日自らが率先して調査を進め、明らかにしていくべきだ」と書きましたが(みたいな主張をもし在日が言うと、在日内部の民族右派から、「自虐的だ」等と攻撃が来るのかもしれませんがwどこかの日の丸国民のようにw)、今後調査をしていくうちに、三重県と同じようなケースは出てくる可能性、そしてさらに大きな構造が出てくる可能性も十分にあります。
また、慰安婦問題についても、調査が進めば新しい構造が見えてくる可能性もあります...というか、私自身10年近く前にかなり突っ込んだ議論をしたので、10年前の段階では、「日本軍は強制連行をした」というデマが大手を振って流れていましたが、それを証明する証拠は当時は存在しませんでした。
その後10年近く関わっても調べてもいないので、現在も精力的に調査されているこちらのようなところの方は、何か掴まれているかもしれません。

が、少なくとも「10年前の慰安婦強制連行論議」と「今の在日特権論議」は似ているという事で、この一記事を挙げました。

続いて在日特権問題とは外れますが、ネコ七さんのコメント続きの部分について。

あと在日一世のおばあさんに年金が払われていない件ですが、そのおばあさんは今まで年金を払っていなかったのでしょうか?であればもらう資格はないでしょう。かわいそうですが。
日本の年金とはそもそもそういう制度です。
家族はそのおばあさんを支えてあげていないのですか?または地域社会の同じ在日の人々は?まずはそういう身近な人々がささえてあげることが朝鮮人の方々が言う「情がある」だと思うのですがいかがでしょうか。

これについては、年金を払っていなかったのではなく、「払う資格がなかった」のです。
年金は一時期まで、日本国籍所有者だけに限って運営されていたので、そもそも外国籍である在日一世のおばあさん達は年金制度の枠外だったということです。
詳しくは、こちらのサイトに一問一答の形でまとめられています。
そんなもん、好きで外国籍選んで日本に帰化もしなかったんだから仕方ないだろ、と言う人は歴史を知らなさ過ぎますので、こちらのエントリーをどうぞ。
リンク先の説明にも書かれている通り、82年を境に在日外国人も年金制度に組み込まれましたが、経過措置が採られなかったため、当時で既に保険料支払い期間を満たせない年齢になっていた人は、無年金状態となることとなりました。

----- 追記 -----

すんません、最初上記に加え、「が、現場の公務員にはその辺の制度の説明が周知徹底されていなかったのか、既に無年金になることが判っている年齢の在日外国人の人に対しても、現場公務員が年金加入は義務だから、得をするからと加入を促し、いざ年金受給の年齢になってから制度上もらえない事が判明するという悲惨なケースもあったようです。 」と書いていたのですが、リンク先をよく読むと、82年以降の事例ではなくて、それ以前、そもそも在日外国人が国民年金制度に加入できなかった当時の事例でした。
まあ、「一部でも加入できる事例があるのを現場で取り違えた」のではなく、「そもそも加入できないものを現場で勧誘した」という意味では、より悪質な事例、ということですけども。

2007年12月21日

成功の軸としての笑いと嗤い

Posted by nene2001 at 13:28 / Tag: life laugh / 3 Comments / 0 TrackBack / Google Maps このエントリーを含むはてなブックマーク

先の記事で「個人的には成功失敗の軸に「努力」や「スキル」、「運」とかならともかく「笑い」を持ってくるところに、個人的にはより強い苛立ちを感じよりツッコミたいのだが」と書いた件について。

弾さんの元記事は、先の記事に書いたとおり今社会で起こっている事象をマクロで見た場合の、根本療法には全くなっていないことは先に書いたとおりだが、個々の局面の対症療法としては、一面を捉えているところは確かにある。
その対症療法で救われるレベルの人への対症療法としては、全く意味が無いわけではない。

問題なのは、その対症療法としてすら、あいまいで効力のほどがよく判らないレベルの話でしかないことだ。
喩えていうならば、ガンで苦しんでいる人に対して、ガンの完治を目指すのではなく「痛みをとるという」対症療法を検討するのはそれでそれでありなのだが、弾さんの記事はその対症療法のために「モルヒネを投与する」とかってレベルでもなくて、「痛みってのは、痛い痛いと思って気にしすぎるとよけい意識に上がるんですよ、あまり気にしないよう別の事を考えなさい」とかってアドバイス、程度のものでしかない。

そもそも、「笑い」「嗤い」と書いているが、それをどう解釈すればいいのかさっぱり判らない。

著者はWebを、「自らが笑う」場ではなく「他者を嗤う」場所として活用してしまったのだ。右を嗤い、左を嗤い....しかし嗤いは金にならない。

確かに赤木さんは政治的な主張をWebで展開してこられたようだが、それがどう「嗤い」と繋がるのか(もっとも、稚拙な政治的主張をする連中には、嗤う連中が多いのは了解。ネサヨ、ネウヨ、ネットイナゴとか)。
「政治的」であれば、「ビジネス」と結びついていなければ、それは「嗤い」なのか。なんたる見識の薄さ。

とはいえ、実際に赤木さんがどんな主張をしてどんな活動をしてきたのか、私はそれほど遡って追えない。
そこで、弾さんの書く

なぜ同じ団塊ジュニアでも、あるものは団塊の世代ではありえなかった富と権力を手にし、あるものはワーキングプアとして呻吟しているのか。
それが何か、やっとわかった。
笑い、だ。

という軸で見ると、弾さんの1万分の1程度の資産しか持たず、ゆえにその分笑ってこなかったはずの私がどのようなことをやってきたかについて、振り返ってみよう。
弾さんがあいまいなまま使っている、「笑い」「嗤い」という言葉を、普通に感じるままに受け取った上で。

本書によると、著者は1995年にはすでにHTMLで発言していたそうである。これは私が「流しのプログラマー/技術翻訳者」から「流しのネットワークエンジニア」に舵を切った年でもある。先行者利益にありつく機会が、著者の鼻先にあったのである。

私もHTMLを初めて書いたのは1995年だ。
その年、何があったか?阪神大震災だ。
私は、実家の姫路も被災地の神戸に程近く、また関西の大学に行っていたこともあり、当然のごとく現地にボランティアに入り、常駐ではないが2年近く関わった。
その時、被災地現地で見たものが、笑いだった。
天災でどん底の生活に落ちたにも関わらず、明るく笑う被災者の人たち、また笑っていなかった人たちも、いろいろ持つ物を持ち寄って助け合いコミュニティが戻っていくうち、笑うようになり始めた。
この被災地の状況、そして笑いを各地に伝えるべく、それぞれの人間がそれぞれの立場で自分のできる手段を生かした活動をした。
マンガを描けるものは、マンガを描いた(1巻2巻。ちなみに私も、チョイ役ながら、このマンガの中に2巻共に登場している)。
そして、HTMLを書ける者は、HTMLを書いた...震災被災地の状況を伝えるWebサイト、それが私の作った最初のWebサイトだった。
そうして作成したHTMLに、仲間達は笑顔で答えてくれ、報われた。
まさに、HTMLに先に接したという先行者利益を、私は弾さんの言う「笑い」を流通させ、そして「笑い」を受け取るために駆使してきた。

その次に作ったサイトは、戦災と貧困のために学校に行く機会を得られず、そのために老人になっても文盲のままだったお婆さん(主に在日一世が中心だった)に、文字を教えるための識字学校のWebサイトだった。
お婆さん達は、字が読めないことや、歳とっても働かないといけないことでいろいろ苦労しながらも、日々明るく笑いながら、歌ったり、踊ったりしていた。
その笑いを世に伝えるために、私は先行者利益をつぎ込んだ。

さらに次に作ったサイトは、慰安婦問題について討論する会議室サイトだった。
当時、慰安婦論争は、右派も左派も、まさに相手を馬鹿にしこき下ろすそれこそ「嗤い」に満ちた世界だった。
そこで私が作ったサイトは、右派も左派も、「証拠も根拠もないけど信じたいから信じている」といった次元での論争を廃し、右派であろうと左派であろうと「ここまでは笑って認められる」という事実を徹底的に洗い出し、そこからみんなが笑える、それこそ慰安婦のお婆さん達まで含めて笑えるようななんらかの合意を引き出そうというコンセプトで運営した。
嗤い、嘲笑で議論を乱そうとする輩は徹底して排除して、皆が冷静に笑って受け止められるサイト運営を試みた結果、私自身はどちらかというと立場的に左派だったが、どちらかというと右派の論客ですら、仲良くなりいまだにある程度交流させてもらっているような人もいたりする。

以上のように、私は弾さんと同じ1995年から、Webに接していた先行者利益を、弾さんのいう成功の元である笑いのために、ふんだんにつぎ込んできた。
なのになぜ、弾さんの言う「団塊の世代ではありえなかった富と権力」を手にできていないのだろう?
念の為に書いておくと、別に私は上のようなことをしてきたから報われたいと思っているわけではない、報われないのは承知でやってきたので別に全然構わないのだが、弾さんの「笑いで成功する」という主張の反例のために列挙しただけだ。
私の「笑い」の解釈に無理がありますか?
解釈がおかしい、というのならば、そんな普通に解釈できない次元の文章を書く時点で、弾さんの主張には大きな瑕疵がある。
もし解釈に問題がないのならば、上記のように簡単に反例を挙げられてしまう時点で、やはり弾さんの思考には大きな瑕疵がある。

「嗤い」に関する反例も然り。
弾さんの割と近しい周りを見るだけでも、例えば一部伏字で書くとt○kuhir○m某とその周辺とか、他人を嗤うことを趣味として嗜んでおられる高尚なお方がおられたりするわけですが、t○kuhir○m某と私との1対1ならよく判りませんが、明らかに「その界隈」は私よりはるかに羽振りがよく潤っておられるように思うのですが、これはどういうことなのでしょう?
人を嗤うと底辺に落ちるならば、あの界隈の連中はとっくに「バカでアホ、低脳でワーキングプア」になっていてもおかしくないように思うのですが...。

もちろん、弾さんの感覚則を否定しておきながら自分も感覚則を提示して申し訳ないのですが、確かに笑いが、同レベルにある集団の中で一歩先に行くためのブレークスルーになることは、十分にあると思えます。
年収2000万円と年収3000万円の違い、年収300万と年収350万の違い、時給800円と時給820円の違いは、確かにより多く笑った人が後者を勝ち取る可能性は十分にあると思えます。
しかし残念ながら、時給800円が年収300万、年収300万が年収2000万というようなブレークスルーにおいては、上記反例に示したとおり、笑いは重要なファクターでは絶対にあり得ない。

弾さんが団塊の世代ではありえなかった富と権力を得た理由は、もちろん実力と努力もあり、そして笑いもあるでしょうが、決定的なのはWebの技術を先行者利益として獲得した時に、それを金に換算してくれる人が周囲にいた事だと思います。
弾さんが1995年当時どこにいたのかは知りませんが、おそらく産業界の中心である東京に居て、インターネットという新しいメディアへの進出に金を出してくれるクライアントがふんだんに居たのでしょう。
私のいた関西、京都で、私が交流があった界隈では、インターネットでWebとかいっても、1995年当時その価値を理解しお金を出す人はいませんでした。
むしろ、震災ボランティアにかかわり、持てる者は自分の出せる物を提供して助け合う、という形からまずWebに関わったので、Webとはボランティアで引き受けて代償に笑顔をもらう、程度の意識しか持てませんでした。
「笑い」とかなんとかそんな訳のわからんもんより、Webという先行者利益に接したときの環境の違いが、やはり一番大きいと思います。

地方と東京でのネットに対する意識の差は、別の私の経験からも例示することができます。
2001年、既にケータイ各社がケータイでのインターネット接続サービスを開始していた時期(つまり「iモード事件以降」)である事から考えて、東京では明らかにインターネットのビジネス的な価値を正確に認識していた頃だと思いますが、当時、私は某1部上場企業の工場に勤務していました。
周りがあまりにネットに対して「怖い」といった恐怖感を持っているので、組合が毎年開催しており若手社員が強制参加させられる「組合員青少年の主張」のような弁論大会で、自分の上記したようなサイト運営を通じてのWebの、ネットワークの価値を訴えた主張をしたところ、あれよあれよと勝ち上がり、工場内優勝、社内優勝、組合連合大阪府ブロック優勝、組合連合近畿ブロック準優勝まで行きました。
いくら「組合」側のイベントとはいえ、それなりの先端大企業が集まる組織の近畿ブロック全体で、たかだかその辺にあるWebサイトの効用を謳っただけの弁論が、高順位を掻っ攫ってしまう、その位の温度差が東京と地方ではありました。
それでも、私は一応関西大都市圏に暮らしていたので、まだ今の立場でいられましたが、もし赤木さんのように北関東の片田舎に住んでいたら、赤木さんと同じ境遇になっていたかもしれません。
また、逆に95年当時からもし私が東京に居たならば、もちろん基礎スペックの差があるので今の弾さんと同じレベルは稼げていないでしょうが、それでも今のように1万倍もの資産差はついていなかっただろうと思います。

つまり、弾さんと私、赤木さんの境遇を分けたものは、「実力」「努力」「運」「境遇」等いろいろなファクターの総合であろうとは思いますが、断じて「笑い」は重要なファクターではありません。
にもかかわらず、人間の根源的感情である「笑い」こそ成功のファクター、等と論ずるのは、「笑い」に対する最高の冒涜であるように感じます。

----- 以下、私信。伝わる人にだけ伝わればおk -----

まあ、本当に笑いは大切だと思うし、みんなニコニコできてればそれに越した事はない。
そして、みんなでニコニコするためには、時には大人の嘘というか、上手にだます事も大切だと思う。
でも、それならそれで、途中で舞台裏が見えるような事がないよう、最後まで上手にだましてくれないか。
気持ちよく笑ってさよならしたその後で、関係ない他人まで巻き込んで激怒しないといけなくなるようなだまし方はやめてくれ。

ましてや、それを過ぎてすら普通に挨拶する人間には、笑って挨拶し返すのが礼儀だと思うぞ。

笑いを論じんとする人は、その位の事はちゃんとしてくれ。

2007年12月19日

もうAmazonクレジットカードは使いません...楽天カード一本で。

以下、もしかしたら思い込みでの勘違いもあるかもしれないので、鵜呑みにされたり事実と異なるとして訴えられたりしても困るのだけど、自分の主観の限りでは似たようなことが何度かあったと記憶しているのでエントリ。
また、究極のことを言っちゃうと、いい歳して銀行口座にいつもギリギリしか用意・融通できない甲斐性のなさ・お金の使い方の問題とも言えるので、恥を晒すようなもんでもあるのだけれど。

昨月末、オンラインサイトでAmazonクレジットカードでの引き落とし予定金額を確かめた。
「確定支払い金額」の項を見ると、3万円台の額。
引き落とし日を見ると、12月12日。
いろいろ買ったし、もうちょっと使っていたような気もするけどな?と思いつつも、「確定」と書かれているので、私は安心して3万円強のお金を用意し、引き落とし口座に入れておいた。

12月12日を過ぎて。
引き落とし口座を覗いてみると、何故かまだ3万円残っている。
まさか、またか?と思って、Amazonクレジットカードのオンラインサイトにログインしてみると、「ただ今、ご利用できません」との表示。
引き落とせなかったらしい。
サイトアカウントも止められているので、実際に引き落とし額がいくらだったのかも、何が計上されてなくてオーバーしたのかも判らない。

数日経って、遅延損害金をプラスした振込み用紙が来た。
3万円台の範囲での額の見間違いで、ちょっと足りずに落とせなかったのかなと思いつつも、一方で嫌な予感も。
以前も、「確定」と書かれた後の金額を口座に入れた後、引き落とし日直前に偶然オンラインサイトを覗いてみると、以前と異なる額が出ていて、その時は気付いたのが事前ながらすごく焦らされた記憶があったからだ。
確認してみると、嫌な予感は的中、6万円台の額が。
ちなみに、振込用紙には額しか書いてなく、オンラインサイトは未だカウントストップのままなので、何の額の計上なのかはいまだに判らない。

本を買うのによく使うAmazonのポイントが貯まるというので、以前使っていた楽天カードから乗り換えて使っていたAmazonカードだけど、こんなじゃ使えない。
なんで一旦「確定の項」に表示されている金額が、変わるのか。
Amazonカードでは、オンラインサイトに表示されている額は、「確定金額」は今月の支払い、「未確定金額」は来月の支払い、という程度の意味しかないみたいだ。
「確定」に表示された以降も、ころころ値が変わる(いや、ころころと言っても減る方向には変わらんけど)。
少なくとも楽天カードでは、そんな事はなかった。
楽天カードでは、先月の支払い期日が過ぎた後でも、今月の支払い金額が確定するまでは、「確定金額」項には引き落とし済みの先月の金額が載っていて、まだ締められていない間は今月の引き落とし額は「未確定金額」のところにちゃんと表示されている。

また、直前の確認忘れ等の手違いで、万一引き落とし不可になってしまった場合でも、楽天カードならオンラインサイトに普通にアクセスできるので、結局いくら払うはずだったのか、何が計上されているのか、ということが引き落とし不可に気付いた時点ですぐに確かめられる。
Amazonだと、一旦引き落とし不可になってしまうと内容を確かめる術がない。

いったい何でこんなふうにしているんだろう?
なんか、遅延金等で儲ける為に、わざと引き落とし不可を発生し易く、判りにくくしているようなふうにしか思えない。
また、もし犯罪等で不正利用された際に、クレジット会社への支払い前だと保護されるけど、クレジット会社への支払い後だと取り返すのは難しい、というような話を聞いたことがあるのだけど、引き落とし不可後にサイトアクセス不可にしてしまうというのは、もし被害にあったような場合に後者を狙ってるんじゃないのか?とか思ってしまう。
なんか、ユーザ利便性より、極限までカード会社の利益極大化のために設計されているようにしか思えない。

一方、それに対してユーザ利益となるポイントとかの見返りの方のシステムだけど、これもお世辞にはよいとは言えない。

  • ポイントが随時加算されるのではなく、500円単位でAmazonギフト券として送られてくるので、端数ポイントが使えない。
  • また、Amazonギフト券はメールで送られてくるので、SPAM等で紛れてしまったりすると、せっかく貯めても一巻の終わり。
  • その上、今どの位貯まっているのか判らない。もしかしたらどこかで判るのかも知れないが、少なくとも私にはいくら探しても判らなかった、くらい判りにくい。なので、今月ギフト券が送ってこなかったのが、必要分貯まらなかったからなのか、それともSPAMで埋もれたためなのかが全く判らない。

ということで、正直全然得した感がない。

また、本を買うには色々早いしAmazonがいいのかもしれないけど、最近たまたま多かった家電を買う際に比較してみると、Amazonって結局楽天での家電製品の相場よりだいぶん高い。
なので結果的にAmazonポイントより、楽天ポイントの方が使い手がある。

というわけで、よく使うAmazonのポイントが貯まるのでお得かなと思って楽天カードからAmazonカードに切り替えていた私ですが、楽天カードに戻る事にします。

そんな楽天カードを、よろしければ皆さんもどうぞ。

 

----- 追記 -----

今日、遅延金いつ払い込みですかーとシティカードから電話がかかってきたので、上記の問題点(確定額が変わる件)伝えておいたよ。
すげえ感じのいいおばちゃんで、口頭での下手糞な説明だったにも関わらずちゃんと問題点理解してくれて、ご迷惑おかけして申し訳ありませんと謝ってくれた。
システム担当の者に伝えておきます、とも。
印象若干改善。
とはいえ、一朝一夕でシステム変更されるとも思えないので、一応はとりあえず楽天カードメインに戻すけど。

ちなみに、3万円の差額の原因は、OSGeo大阪に行った際のJR新幹線切符だった。
そう言われると確かに、月末チェックした時の違和感が「あれ?切符代入ってないなー。でも確定なんだから来月に入るんだろう」というのだったのを思い出した。

2007年12月18日

「結局自己責任ですか」と赤木さんなら言うと思うぞ

Posted by nene2001 at 13:01 / Tag: working poor society / 4 Comments / 7 TrackBack / Google Maps このエントリーを含むはてなブックマーク

意味判らない。
本当にこの本読んでの書評なんだろうか?

赤木智弘たちに足りないもの - 書評 - 若者を見殺しにする国 -404 Blog Not Found-

なぜ同じ団塊ジュニアでも、あるものは団塊の世代ではありえなかった富と権力を手にし、あるものはワーキングプアとして呻吟しているのか。

それが何か、やっとわかった。

笑い、だ。

赤木さんは成功の方法を聞いているんじゃないと思うぞ。
仮に、弾さんの言う「成功の鍵は笑い」だとしても、(個人的には成功失敗の軸に「努力」や「スキル」、「運」とかならともかく「笑い」を持ってくるところに、個人的にはより強い苛立ちを感じよりツッコミたいのだが、とりあえずそれを書き出すと長くなるのでまた機会があればにしとく)勝ち逃げしそうな団塊の世代は、皆笑っていたのか?
弾さんは大笑いしてたから大成功して、団塊の世代はみなそこそこ笑ってたからそこそこ成功して、赤木さん達は笑わなかったから辛酸をなめているのか?
そうじゃないだろう。
仮に(何度も書くが仮に)笑いが成功の鍵だとしても、何時の時代も笑える人間もいてうまく笑えない人間もいたはずが、それが団塊の世代ではうまく笑えなくても普通の生活ができありのままの生が肯定されていたのが、今は笑えなければ途端に当たり前の生すら営めない、それを問題としているんじゃないのか?

もちろん、日本が二流三流国になって、社会構成員全体が生活レベルが下がっているのなら仕方ないが、世代上の優位で既得権益を握っていた側が自分の生活レベルを維持するために、その分の搾取を這い上がる機会も与えないまま搾取して、その結果以前なら社会全体の平均レベルの生活を十分送っていける程度には「笑っている」はずの人が、どうにもこうにもならない状況になっているのが問題ではないのだろうか。
赤木さんがちゃんと定量的に示している通り、同じ笑いの量?を持つ人であっても、成功できる絶対数、いや成功と書くと弾さんとかレベルの話になってしまってしまうので、普通の、標準の生活をできる人の絶対数が減ってしまっていることこそが問題なのだ。
そんな中で、這い上がりたければ笑え、とか言っても、絶対数が限られている以上、大きく笑えば別の人が下に落ち、それに勝つにはさらなる笑いが要求され、とどんどん笑いの価値のデフレーションが起こるだけの話。

何の事はない、弾さんが言っているのは、「笑い」と「努力」という言葉が違うだけで、あの叩かれまくっているザ・アールの奥谷禮子社長と言っていることは変わらない。
「努力しなかったから成功しなかったのだ」「成功したければ努力し続けろ」「努力できずに底辺で生活するのは自己責任」
「笑わないから成功しなかったのだ」「成功したければ笑え」「笑えずに底辺で生活するのは自己責任」
最後のは弾さんは言っていないが、別に構造が一緒である以上言ったも同然だろう。
  結  局  自  己  責  任  で  す  か  !
こうして並べてみてみると、努力は一応確かにすれば、死ぬほどの努力と引き換えにスズメの涙程度でも生活は改善するだろうが、笑いと生活の改善の因果関係ははっきりしない分、まだ奥谷社長の方がいいこと言ってるな。

誰も成功したいわけでもなんでもなく、普通にしか笑えなくても、普通に生活する道を探りたいだけなんだと思うんですけどね。
そもそも弾さんの論理だと、団塊が今ある程度裕福なのはそれに見合う笑いを出してきたからであるはずで、弾さんがこれまで団塊を叩いてきた理由がまるで見えない。

ゼウスにはなるのは弾さんではないことは、これではっきりしたな。

PCのモニタが映らなくなりました...悪いのはビデオカード?チップセット?

Posted by nene2001 at 10:10 / Tag: trouble pc / 0 Comments / 0 TrackBack / Google Maps このエントリーを含むはてなブックマーク

1週間ほど前から、モニタが不調。
電源OFF状態、或いは休止状態からPC画面表示に戻ると、数秒表示されるのですが、すぐにモニタが休止状態のように非表示になってしまうのです。
もっとも、その後マウス動かそうがキーボード叩こうが復帰しないので、休止状態とは違う。
モニタの電源を消してもう一度スイッチを入れてやると、また数秒は点くのですが、すぐに切れる。
とはいえこの1週間ほどは、それを繰り返していると何回目かには点くようになっていたので、それで乗り切っていたのですが、いよいよ全く正常に戻らなくなってしまいました。

困っていろいろ調査してみたところ、

  • ディスプレイケーブルを変えても現象に変化なし ⇒ ケーブルの問題ではない
  • PCの電源ONからのシーケンスでは、BIOSやOSローダの段階では普通に表示され、Windowsのログイン画面になって初めて数秒で消える ⇒ モニタの原因でもなさそう?
  • マザーボードがビデオカード2枚挿しできる仕様なので、もう一方のAGPスロットに挿し直してやっても同じ現象 ⇒ スロットの接触とかでもない

という状況で、打つ手なしです。

後考えられるのはビデオカードが逝ったかマザーボードが逝ったかしかないと思うのですが、誰か似たような現象になった人で、原因或いは原因の特定法ご存知の方おられませんでしょうか。
金もないので、原因も判らないまま両方に投資できない(特にマザボは変えちゃうとOS再インストールですし)ので...。

一応基礎情報としては、

  • マザボ:ASUS A8N-SLI
  • グラボ:玄人志向のGeForce6600のやつ(メモリ量は忘れた、I/FはPCI-EXpress×16)素子配置からして多分機種はこれ
  • モニタ:イーヤマ 17AC2

という感じなのですが...。

誰か何か判りましたら、ご助言よろしくお願いいたします。

----- 追記 -----

ヒビの入った古い液晶モニタ引きずり出して繋ぐと、とりあえず映りました。
というわけで、原因はモニタだったようです...。
とりあえずなんとか使えるようになりましたが、やっぱ一旦大きいデスクトップサイズ(つっても1280幅ですが)に慣れてしまうと、1024では色々キツイ...。
おまけに解像度は低いのに筐体サイズはでかいので、家庭内無線LANのブリッジしてるルータとの位置関係によっては、完全に電波を遮断してしまうこともしばしば。

グラボ不具合の可能性を考えて、4,000円くらいの最安値の中古グラボ買ってきたんだけど無駄になった...金欠時に超イタイ。
元のグラボと比べて低機能の方、売るか...Radeon X300とかいうのとGeForce6600と、どっちが高機能なんですかね?

2007年12月17日

FOMAオープンiエリアで経緯度取得キター!

Posted by nene2001 at 14:26 / Tag: openiarea docomo / 0 Comments / 4 TrackBack / Google Maps このエントリーを含むはてなブックマーク

本日付でオープンiエリアの仕様に変更アリ。
FOMAのみですが、基地局(あるいは複数基地局測位)に相当する経緯度を得るインタフェースが公開されました。

オープンiエリア

オープンiエリア仕様書

うちうち噂は聞いていたのですが、やっとという感じです。
のみまくしさん、これでDoCoMoでもアンテナ奪(ry

でも事前に噂レベルで聞いていたI/Fで先走ってライブラリ作ってたのが動かないなーと思ったら、クエリパラメータのLAT、LONが大文字でした。
いい加減、こういうとこI/Fあわせようよー。

赤木智弘さんはまず親との間で世代間闘争をしてはどうか

Posted by nene2001 at 13:00 / Tag: society working poor / 1 Comments / 2 TrackBack / Google Maps このエントリーを含むはてなブックマーク

半年ほど前に赤木智弘さんの「希望は、戦争」論文を読んで、その後「若者を見殺しにする国」も読んだ。
私自身は正社員ではあるものの、いろいろと体験・伝聞・感じてきたことから、経済構造に対しても、団塊・バブル世代に対しても、また既存左翼に対しても、赤木さんの苛立ちにはかなり首肯できる。
ただ思ったのは、赤木さんはまずもっとも身近な団塊世代である、親との間で世代間闘争(というか、闘争の果ての和解)をするべきではないかなあというあたりを感じてた。

感じてたものの、あまり自信がなかったので記事にはしなかったんだけど、その後「雨宮処凛の『オールニートニッポン』」を呼んで、赤木さんの回に一緒に出ていた杉田俊介さんも同じようなところ(赤木さんと親との関係)で引っ掛かってるっぽかったので、他の人も感じたのなら...ということで記事にしてみる。

赤木さんは、親に関してはもう話にならないと突っぱねて、視野の外に置こうとしているように感じるのだけれど、まず自分の親との間で世代間闘争をしてみてはどうかと思う。
親は赤木さんにとって、最も近い異世代であり、世間であり、他人であることは間違いない。
でも一方で、なんだかんだいっても、一般的に親にとって子供と言うのは、たとえ何歳になろうが、ある程度無条件に受け入れて肯定してやりたいものじゃないかと思う。
もちろん、いろんなケースがあるわけなので、DV等で壊滅的に修復不可能な親子関係があることも理解しているし、全ての親子関係がそうだとは言わない。
でも赤木さんのところは、普通に仕送りを送ってきてくれていたりと、遠目から見る限りは全然修復可能な距離感なのではないか?と思う。

そんな中で、もっとも近しい他人、もっとも近しい世間、もっとも近しい異世代であるところの親といがみあっている限りにおいては、赤木さんの論理が説得力を増さないと思うのだ。
説得力がないわけではない、私も赤木さんに動かされたからこそこういう文章を書いているわけだけれども、同世代だけでなく異世代まで含めて共感させるとか、それ以上の広がりを見せられないのではないかと思う。
赤木さんは「希望は、戦争」と言うけれど、一方で「私を戦争に向かわせないで欲しい」とも言う、こちらこそが赤木さんの本心だと思うのだけれど、それならば平和裏に異世代を説得するより他に方法は無いだろう。
説得できないのならば、うりゃ!と力でひっくり返すしか方法はないわけなので。 
その異世代説得を行う際に、最も近しいはずの親を赤木さんが説得できているかどうかで、やはり説得力に大きな違いが出るのではないかと思うのだ。

赤木さんは一度、親と向き合って、しっかり自説を展開し、親を味方につけて欲しいと思う。
もちろん、親も子供を判ろうとする思いとは別に、世間一般に刷り込まれた常識や世間体に浸りきっているので、そう簡単には意見を変えてくれないと思う。
「ワシらの時代だって大変だったんだ」とか何とか、情緒論で折伏してこようともすると思う。
そういうのを赤木さん得意な定量的な分析データを提示して、親御さんにも反論するなら定量的な根拠を示してくれとはっきり伝えて、正しい認識を親御さんに伝えるべきだと思う。
もしそれが完了できれば、赤木さんの論理自体まだまだ荒削りな部分があると思われるのが異世代まで巻き込める論理に昇華できるだろうし、何より考えを理解してくれた親は強い味方になってくれると思う。

赤木さんがフリーターでいるのも、社会での世代間のひずみがそうさせているのだと親御さんが納得してくれれば、たとえ家族内での可処分所得は同じだったとしても、きっとその精神的重みは変わってくると思う。
今までは「石潰しの息子を世間体上養わないといけないから仕方なく仕送りしてやってる」という意識だったのが、「自分達の世代が生んだひずみのために、自分の息子が苦境に立っているのだから、当然の世代間再分配をしているのだ」という認識に変わってくれたら、随分赤木さんのおかれている精神的立場も楽になるんじゃないか、という気もする。

このように思うので、赤木さんにはぜひ、親御さんと今一度向かい合うことを提案したい。

世界各国ワーキングプア

Posted by nene2001 at 12:29 / Tag: working poor society / 0 Comments / 0 TrackBack / Google Maps このエントリーを含むはてなブックマーク

NHKスペシャル|ワーキングプアIII ?解決への道?を見た? -ダメ人間漂流記-

「それがアメリカのやり方だよ、落ちたら終わりさ。力のない者は取り残される。そういう国なんだよ」と、ブライアンさんらはため息混じりに話していた。努力が報われない国。これが日本が理想とする『美しい国』の現実だ。

どこの国も一緒ナノカー!
アメリカとか、一度破産とかで落ちても再起が可能みたいな話を聞いてたからマシなのかなと思ってたんだけど、考えてみれば経営者層とかのレベルの話だよね。
底辺層はどこも悲惨だしやり直しもクソもないのか。

まずは韓国の韓国労働研究員の所長を務める、イ・ビョンヒさんはこう語る。

 「ワーキングプアの問題が起きている国々で共通するのは『市場原理主義』、つまり市場に全てをゆだねる考え方です。問題はグローバル競争のための人件費の削減が下へ下へと転嫁されていることです。リスクを社会全体で共有するのではなく、そのツケを下にだけ負わせるシステムは、最後は行き詰ってしまうのです。ワーキングプアの問題は結局のところ、市場の失敗なのです。市場に任せていては絶対に解決できない問題です」

直接読んでもいない愚民なのでよく知らないけど、マルクスはもともと共産主義は資本主義が行き着く先で現実化する、とか言ってたんですよね。
20世紀の歴史は資本主義が共産主義に勝利した歴史、とか言ってるけど、共産主義は農奴社会や封建社会から、資本主義を成熟させないまま共産主義に突入したロシアや中国だから失敗したのであって、本当の共産主義的な動きはこれからでてくるのかもしれないね。
もしかしたら。
もちろん、それは失敗した20世紀的共産主義とは全然違う形でだろうけど。でないとイヤダ。

まあとりあえず、はてブのホッテントリにもなってて驚いた、PAFFガンガレ!超ガンガレ。
いやガンガルな。
頑張らなくても生が肯定される世界目指してマターリやっいきたいものだ。

2007年12月16日

外注を叩けない性格だけど

Posted by nene2001 at 23:43 / Tag: work communication / 1 Comments / 1 TrackBack / Google Maps このエントリーを含むはてなブックマーク

最初の会社やその次の会社(前々社)に居た頃、外国へのオフショア含め、システム開発を外注していたことがある。
その時にどうしても同僚達と共有できなかったのが、外注を「叩く」という感覚。

もっとも、一般的な外注を叩くというレベルがどの程度のものなのかよく判らないし、同僚達が叩いている、というレベルだったのかどうかはよく判らないけれど、少なくとも私は同僚ほど外注にきつく出れなかった。

単に非コミュな性格のせいもあるけど、自分達の方の発注仕様書が、それで満たすべき項目として必要十分なのか、判り易く書けているのか、全く自信ないし、ウォーターフォールで発注したといいつつなんだかんだで仕様変更とか入りまくって、そんな状況での開発を自社でせずに外部で請け負ってもらっているのに、強くなんかでれるわけないやん、と個人的には思ってた。
ウォーターフォールどころか、しょっちゅうコンタクトとって状況確認して、実装完了危なそうだったら早めに仕様変更提案したり、Perlみたいに自分で関われる言語での開発だったら、危なそうな時は切り分けられるところの機能はインタフェース切り分けて、逆請負よろしくこっちで開発引き受けて渡したりもしていた。
オフショア時代、綿密に状況確認するために、外注先との意思疎通にメールじゃなくメッセンジャー使ってたのって俺くらいじゃなかったか。

前々社時代に役員が見つけてきた外注、頼んでみたら携帯サイトの開発経験もあるしPerlも使えるって話だったはずなのに、いざ任せてみたら何も判ってない状態。
なので開発の一部引き受けてノウハウもフレームワーク化してやって、役員からはそんな事はするな、それはお前の仕事じゃないと言われたけど、んなもん丸投げで納期だけ決めて、正月休みも返上させて突貫工事で叩いて叩いて作らせたところで、元々スキルもノウハウもないところで人月だけ費やさせても、いいもんができるわけないだろうと。
確かにスキルもノウハウもないくせにある振りをして受注した外注側の経営や営業も悪いんだけど、それをもう受けてしまった以上あっちの現場叩いたってスキルやノウハウが沸いて出てくるわけじゃなし、むしろ士気が落ちるだけなのだから、積極的に支援して梃入れするしかないじゃないか、と思ってた。
安いというだけで頼りない外注を見抜けず選んできたのはそっちの責任なのだし、いい加減な外注先経営陣に文句つけるのはそっちでやってくれ、こっちは使える手駒で少しでもよくなるよう手を打たないといけないのだから、好きにやらせてくれ、と思ってた。
別に気が弱いから、外注先が可哀想だから叩けないとか、そういうのだけじゃなくて、そういうのもあるけど、スキルもノウハウもないのにさらに士気が落ちればもうどうにもならんし、どうせ徹夜するんなら、もうギリギリでこちらとしてもソースに手が出せないような状況になってからイライラと待つだけの徹夜を3日するくらいなら、まだ精神的余裕のあるうちに関わって、1日徹夜し目処をつける方がマシというのもあったりして。

そういうのをやると、よく責任分解点が、とか何とか言われるんだけど、そもそもサービスが止まったり、客先からクレームが来たり不具合でたりした時に、そんなボールのなすりつけ合いするのかよ、とか思う。
どこの責任とかじゃなくて、客先に不利益生じさせないのを最優先で対応すべきだろうとか思う。
某清掃工場にオフショアで開発した運転記録集計システム収めた時、納入後にデータの収集が一時止まったりしたんだけど、普通に不具合対応のスキームに則ってたら状況を持ち帰って、レポート書いて外注先に投げて原因を調べさせ、修正されたものを再度テストして再納品、とかになるわけだけど、そんな手順踏んでたらログからデータ復旧できないレベルで停止してしまい、客先のデータ消失してしまうの間違いない。
なので現場でノートPCから携帯電話で回線繋ぎ、VPNでオフショア外注先と繋いで、現場でのログやパケットキャプチャ結果や送り、メッセンジャーで原因を議論しながらバグを特定して修正してもらい、その場で修正版を納入し、データの復旧までやったこともあった。
今と違って携帯回線なんて細かったので、データの転送だけでも時間がかかり深夜まで何時間もかかった作業だったけど、外注先の担当者は快く引き受けてくれた。
正規の手順を踏んでいないという点で全然褒められたものではないかもしれないけど、個人的には客先にデータ消失させずに問題解決できたことも、またそんな無茶なやり方に付き合ってくれる関係を外注担当者と築けた事も、よかったと自分では思ってる。
(そもそも不具合を出すな、という話もありますが...)

突貫の開発とか極限の状態にある時に人を動かすのは、叩いたりして追い込むことではなくて、いかに士気を引き出すか、担当者にやる意味、意義を感じさせるか、だと思ってる。
まずその第一は感謝する事だし、次に大事なのは、単に必要な仕様だけを投げて作らせるんじゃなく、その作っているものの本来の意味・目的をいかに伝えるか、感じさせるかということと思ってる。
だからオフショア開発した際には、日本の文化も判らないしこちらの業界も判らないし、ましてや作っているシステムがどう使われるのかも判っていない開発チームに、無味乾燥な仕様を与えるだけじゃなく、まず日本ではこういう制度があって、こういう業界があって、そこではこういう作業が発生するのでこのシステムがこう使われる、というのを伝えるところから始めた。
その結果、こっちが伝えた仕様だけではなく、逆にそういう事がしたいのならこう処理した方がいいんじゃないか、といった逆提案ももらえたりした。
自分の作ったシステムが日本のどこでどんなふうに使われ、またその場所はどんなことで有名なところ、とか、そんな事も伝えた方がより自分達の開発に親しみを感じてくれるんじゃないかと思って、納入レポートまで作ろうとしたりもしてた...残念ながらそれは、完成させて彼らに渡す前に、退社してしまったので実現しなかったけど。

もっとも、綺麗事?書いてるふうかもしれないけど、最初の会社の元同僚ながら後に海外で独立して「オフショア外注を受けるほう」に回った友人の1人からも、また前々社でむちゃくちゃな経営陣に振り回され一緒に辛酸を舐めた同僚からも、「大塚さん、強く出るときは出た方がいいですよ」と忠告されたことは、1度ならず何度かある。
だから、もしかすると私のやり方は度が過ぎているのかもしれないし、そもそも非コミュでうまく強いことが言えないのを、逃げて美辞麗句で誤魔化しているだけかもしれない。
でも、私はこのやり方しかできないので、これからもできる限り心を大切にしていきたいと思う。

今の会社でも一部外注を使っているのだが、今の部署・上司は比較的私の自由にやらせてくれるので、大変助かっている。

2007年12月14日

中堅層不在対策やワーキングプア対策については、もはや戦後と考えるしかないんじゃないか

Posted by nene2001 at 12:57 / Tag: society work generation / 1 Comments / 0 TrackBack / Google Maps このエントリーを含むはてなブックマーク

[教育問題]学校の先生が「当たり前」を出来ない政治的な制約を無視してはいけない -捨身成仁日記-

そもそも、http://d.hatena.ne.jp/muffdiving/20071011/1192211658 などで現れている問題の原因は、政治的なおもちゃにされた感の強いここ十数年の採用方針のせいで、いわゆる中堅層がおらず、そのしわ寄せでかなりヘビーな仕事がルーキーにまでまわっているということだと思うけど?
要するに、福知山線事故で露になったJR西日本の問題とまさに同じ問題がここに現れていると思うんだけどね。

それなんて自由惑星同盟?
ここ最近、東急目黒線-地下鉄南北線・三田線の上りで、必ずと言っていいほど白金高輪の前で電車が止まり、スムーズに流れないようになったのも、そんな理由だったりするのかなあ?
全然根拠無いけど。

というのはさておき、今の日本社会の中堅層の人材不足については、本当に徴兵や戦死で人材が失われたのと同じくらいに考えて、対策打たないとやばいんじゃないか。
と言っても、必要になったらスキルにあふれた中堅層が降ってくるわけはないので、難しい問題ではありますが。

[Text]教育って、みんなで「みんな上手く回るように」考えなきゃよくならないのかな -NC-15-

・仕事が多すぎて、手が回らない。  

→対応としては、生徒数を減らすか、増員の上、各クラスの担任を複数にし、負荷分散をはかるのがいいのかなと。システム上の観点なんだけどね。プログラミングの手法にペアプログラミングというのがあるのだが、それを教育現場でできないかなと。  
ペアプログラミングというのは、受け持ってるコードを二人一組で作る手法だが、一人がコーディングしてると同時にもう一人がコードレビューを行い、その役割は随時交代するという手法だ。  
教育現場に例えると、一人が授業をして、もう一人が下準備、その他の仕事をその間行い、次には役割を交代して同じようにやることを繰り返すっていう感じになるかと思う。

中堅層の不在でルーキーが抱える負荷の重さに潰れてしまうなら、負荷分散を図るしか方法はない。
負荷分散を図るには頭数がいる訳だけど、人件費財源の問題は別にすると、幸い本当の戦後とは違い、本来中堅層となるはずだった世代は、別に戦争で死に絶えたわけでもなんでもない。
教育にしろ企業にしろ、雇用を新卒にこだわらなければ、いくらでも人材は確保できるんじゃないかと思う。
逆に今手を打たなければ、中堅層になり得る世代は本当に貧困の中で死に絶えてしまいかねない。

実際の戦後を知っているわけじゃないけど、戦中、学徒動員なんかで就職経験無いまま兵隊にとられ、戦後スキルもないまま歳を食って娑婆に戻った復員兵は、新卒じゃないからとハブられたりせず、普通に社会に受け入れられたんじゃないのだろうか。
同様に、この10年間を戦争状態(或いは一部の人を過酷な戦争状態に追い込んで犠牲にした上での平和)、今を戦後と考えたならば、戦中の苦難を乗り越えた本来の中堅層の人々を、今社会は感謝し暖かく迎え入れるべきなのではないかなと思う。

人民裁判マシーン

Posted by nene2001 at 10:59 / Tag: internet society / 0 Comments / 0 TrackBack / Google Maps このエントリーを含むはてなブックマーク

須賀川の柔道リンチ事件等をはじめとして、よくネット上で不正が暴かれたといってネットの効用が高らかに謳い上げられるけど。
確かに上の事件なんかについては、俺もよくぞ明らかにしたなあとも思うけど。

一方で同じくらい、ネットで追い込んだはいいものの冤罪事件(例に挙げてるのがアレかもしれませんが)だったというようなものもあり、そういうのはネットの闇とか言われるわけです。
ここまであからさまでなくても、寄ってたつ思想や立場の違いによっては限りなくグレーなもの(ある立場の人からはネットの快挙だが、別の人からはネットの闇に見えるもの)もあったり。
例えば、死ぬ死ぬ詐欺関連とか(個人的には、死ぬ死ぬ詐欺追及はいちゃもんつけ&風評被害と受け取る感性の持ち主ですが、その辺については過去論じているのでこの辺この辺へ。)。

で、結局ネットはパワーなの?闇なの?というと判らなくなるんだけど、両方を説明できる事実に気付いた。
要するに、ネットは現代民衆が手に入れた、非常に有効に機能する「人民裁判マシーン」ということだ。
最初のバイアス次第でよい方向にも走るし悪い方向にも走るし、よい方に走っても悪い方に走ってもとりあえず結果オーライ。

その意味では、古代行われた盟神探湯(くかたち)と大して変わらないともいえる。
くかたちだって、本当に受けた者が罪を犯していれば結果オーライ。
まあ、人間性なんてローマや秦の古代からさして変わらない、とか言われるから当たり前の事なのかも。

とは言え、今は富山や鹿児島の冤罪、高知の白バイ事件有罪みたいなのから、一方で検察の理解し難い不起訴なんかも横行したりしてるので、まともな司法自体がくかたち化してるような印象もある。
その中では、同じくかたちでも別の軸からのものが必要なのかもね(知らないけど)。

三重県の在日税減免措置と在日特権

こんな記事を書いている関係上、三重県の在日税減免の件があったのでツッコミがワッと押し寄せるかと思いきや、全然というほど来なかったので、何だかんだ言ってもみんな、結構問題の切り分けが出来ているんだなーと感心してた。

それでも、いくつかは来たので、一応記事として取り上げとく。

>いやあ、俺も在日の友人それなりにいるけど、こんな話聞いたことないわ。
>ようこんなデマが堂々とまかり通るもんだ。

在日の市民税と県民税の優遇措置について三重のその後の報道もふまえたエントリーを希望します。

あなたの「友人」がデマを流していたようですね。

こういう方々には、自分の頭で考えるという訓練をしてもらった方がいいと思います。
他人にどうこう言われて説き伏せられるより、自分の頭で考え抜いて納得する方がいいと思うので。
というわけで、こういう設問を用意してみました。

  • 慰安婦問題における日本軍部による組織的な強制連行や、慰安婦行為強要は、あったと思いますか?
  • 慰安婦問題について、今各国で非難決議が出されて、日本が袋叩きにされつつある状況を、どのように感じますか?
  • 白馬事件(スマラン事件)について、思うところを述べてください。

※飽くまで、三重県の事件を持って在日特権が証明された!と鬼の首を取ったように騒いでいる人たちのための思考実験です。
 単に慰安婦問題について意見を申したいだけの方は発言ご遠慮ください。

上記についてよく考えて、自分なりの答えを出してみてください。
その後、今回の三重県の問題と在日特権問題に翻って、もう一度よく考えてみてください。

よほどのバカでなければ、もう判りましたね。
安心しました。

で、以上で終わるのも何なので、蛇足かもしれないが三重県の事件に関する自分なりの意見を。
最近大きな関心を持っている、ワーキングプア問題なんかにも絡めて。

三重県の在日向け税減免措置に関しては、明らかに大問題だし、すぐに撤廃すべきだと思う。
それも、在日社会の方から問題提起して、積極的に措置返上を申し出るべきだ。

自分達に不利益な制度上の問題は声高に取り上げながら、自分達に有利な制度上の問題については頬かむりするのは、卑怯極まりないと思う。
在日特権等というデマに悩まされているのならば、こういう問題こそ、自分達で調査し洗い出して全部返上していくべきだ。

私自身、京都で付き合いのあった在日一世のお婆さん達、年金制度の枠外のため死ぬまで一生働き続けないといけない一世のハルモニ達の苦境を思うと、税の減免等もあってしかるべきかなとも思う。
でもそれは、財政的苦境に対してなされるべきであり、在日という属性に対して為されるべきではない。
在日でも、俺なんかよりはるかに稼いで裕福な暮らしをしている連中もいっぱいいる。
一方で昨今、在日でなくても、ロストジェネレーションの人々でワーキングプアとなり、経済的困窮に陥っている人はいっぱいいる。
救うのならば、経済的困窮に陥っている人(在日のお婆さんや、ワーキングプアの人達)を助けるべきであり、在日という属性で救う人を選ぶべきではない。

いかに不利益ではなく優遇の方向性であっても、優遇するかどうかをその優遇内容に関係のない属性(在日である、とか)で決めるならば、それは不利益を与えるのと同様に「差別」に他ならないと思う。
いわゆる、「逆差別」という奴。
何らかの優遇をするかどうかは、まさにその優遇する内容に関連のある部分での困窮度により決められるべきだと思う(つまり、財政的優遇をするのならば財政的に困窮している人、というふうに)。
だから、在日は自ら優遇措置を調査・返上していく活動をすべきだと思う。
そうする事によって、一時的に不利益になったとしても、それは元々不正な利益だったわけだし、そして長期的にみれば、日本社会における在日コミュニティの評価が上がり、大きな利益に繋がるはずだと信じる。

2007年12月13日

面が強烈!新作能「庭上梅」

Posted by nene2001 at 14:34 / Tag: doshisha noh kyogen neta / 0 Comments / 0 TrackBack / Google Maps このエントリーを含むはてなブックマーク

新作能 庭上梅(テイショオノンメ)?新島襄を讃えて? 東京公演のご案内

同志社大学が新島襄生誕165周年を記念して、創立者新島襄の生涯を謡った新作能「庭上梅」というのを作ったのですが、その東京公演が2008年2月12日、国立能楽堂においてあります。

そこにうちの狂言の師匠、木村「傘寿間近でパソコン通」正雄師匠が、間(アイ)狂言として出演されます。
何か往復ハガキで事前申し込み必要みたいですが、よろしければ皆さん見に来て下さい。

というのはまあいいのですが、指摘したいのはこの能で使われる面(オモテ)!

新島襄の面

新島襄の肖像から作ったらしいのですが...強烈過ぎます...。

エヴァ能もなかなか強烈でしたが...。
「ここやかしこに走りめぐり、火花を散らして戦いしが――」ってwwwww

エヴァ能

GISNEXT忘年会に行ってきました。

Posted by nene2001 at 14:09 / Tag: gis ceremony / 0 Comments / 0 TrackBack / Google Maps このエントリーを含むはてなブックマーク

昨日、社内の有志と共に、おそらく唯一の?GIS業界の専門誌、GISNEXT誌を出版されている、ネクストパブリッシングさんの忘年会というのに参加してきました。

四谷駅前の結婚式場などにも使われるところが会場と言うことで、どんなんかと思って行ったんですが、なんかごっつい数の人が来てて(300人はいた?)そんなごっついアレだとは思わなかったので、びっくりしました。
まあうちの会社なんかはWebで位置情報とかやってますよーん的なレベルのヘロヘロな会社な訳ですが、(まあ以前のOSGeoでのSchuylerさんの分類で言うならGISerじゃなくてNeoGeographerの会社と言うか)このパーティに来ていたのは測量業界や設備管理とか?そんな感じの昔ながらのGIS業界中心のパーティでした。
来賓挨拶でも「弊社社長がこの度勲章を賜りましたのでぜひ皆様にご挨拶したかったんですが、あいにく急用で...」とかみたいなノリの。

まあ、それでもOSGeoの野田さんやオークニーの森さん、位置情報ロカポの上田さんあたりも来られていて、話す人には事欠きませんでしたが...。
昔ながらのGIS?も受け継ぐGISNEXT誌の中での新人類、Google Earthの連載をされている、東大CSISの古橋大地さんともお会いできました。
また、何人かの方と、「位置情報だけどGISじゃないよ業界」で飲み会しようよ、見たいな話で盛り上がったり...。

GISNEXT編集部の面々
▲ GISNEXT誌の編集部&執筆者の面々。 ▲
中央背の高い人の右側が古橋さん...っつっても全く判りまへんね。

千葉社長のバイオリン
▲ ネクストパブリッシング社長千葉さんの ▲
バイオリン披露。

いくつか聞いた話やネタを。

  • 来年は、GISNEXTも集めた情報を発信するだけでなく、自分達から動きを作ろうとされるようで、GISNEXTフォーラムのようなものを5月頃に開催されるとのこと。
  • 韓国の技術者を雇っておられる方から聞いた話。
    韓国は最近不況なので、たくさん出稼ぎに技術者が日本に来られているそうなのだが、あっちでは3Dネットゲームなんかが強いので、3D地図のアルゴリズム開発とか依頼してもあっという間に作ってしまうという。
    近い将来3Dなんかが席巻するようになるとGIS業界は、韓国人が力を持つんじゃないか、みたいなことを言われていた。
  • 携帯電話のWebで、「今ここで働きたい人」と「今ここで働き手が欲しい人」を結びつけるサービスを提供されている人がいた。
    みせてもらうと、23区の地図の上に何百人の「働きたい!」アイコンがうじゃうじゃ...。
    こういう人と人をオンデマンドで結びつけるサービスはまさに私の理想としているところだったりするので、いいなあと思う一方で、私は最近ワーキングプアやプレカリアートの問題なんかにも関心があるので、こういうシステムの行き着く先に、不安定雇用の固定化とかがあったりするのかなあと複雑な気分にもなった...。
    まあ、問題は雇用の流動化ではなく、流動化する雇用において賃金が低く抑えられてしまう(本来は、流動化する雇用の方が社会保障がない分高く設定されなければならないはず)ところが問題だと思うので、流動化を進めるシステム自体には罪は無いのかなあと思ったり。

2007年12月11日

ケータイ国盗り合戦300国達成授賞式

Posted by nene2001 at 15:01 / Tag: kunitori ceremony / 1 Comments / 1 TrackBack / Google Maps このエントリーを含むはてなブックマーク

私がシステム周りで関わらせていただいていたケータイ国盗り合戦というキャンペーン(私自身も参加しているので、右側にブログパーツが貼ってあります)の、全国300国達成者への達成証書授与式が、12/9の日曜日に東京駅周辺であり、私も参加させてもらいました。

どんなゲームか判らない人のために書いておくと、全国を300のエリアに分けて、ケータイ電話の位置情報でスタンプラリーをしていくというものです。
つまり、全国制覇するにはまさに北は稚内から南は沖縄まで、全国を周らなければいけないわけで、それを3ヶ月の期間内に統一された方と言うのは一体どんな人達なんだろうと思って楽しみに行って参りました。
ちなみに、ゲーム内では、スタンプを押していくことを国盗り、全国制覇を天下統一になぞらえていますので、達成者は「太閤」という称号で呼ばれています。

会場に集まられた太閤の方は、下は20代学生から上は娘さん共々太閤になられたというご年配女性の方まで、様々でした。
太閤の方同士もほとんどが初対面だったものの、皆さんフレンドリーで、共通の話題があることもあってか、どこの国を盗るのが大変だったとか、国盗り談義に花を咲かせていました。
会場には主催各社のVIPや、国盗りイメージキャラクターの藍友里さん、来賓として有名会社の社長さんや有名カメラマンの方等も来られていたのですが、それらの方も皆「ケータイ国盗り合戦」の参加者であり、ゲーム内の位では下っ端のぺーぺー。
VIP挨拶等でも、皆一様に「太閤様の尊顔を拝みに来ました」というようなことを言われていました。

会は談笑タイムを挟みつつ、太閤殿一人ひとりへの証書の授与式、太閤・ゲスト入り混じっての国盗りマニアッククイズのアトラクション、そして太閤の中でも1人だけが抽選に当たる金塊100gの抽選会と、進みました。
盛り上がったのは、クイズアトラクションの賞品「DS Lite&ご当地検定」と、太閤賞品の金塊100gを、全て1人の太閤殿がかっさらっていったこと!
すげえ強運です。まさに太閤 of 太閤s。

国盗り金塊授与
▲ 場の運を掻っ攫っていった超強運の太閤殿。 ▲
右隣がイメージキャラクターの藍友里さん。

国盗りGALS
▲ 国盗りGALS。藍さんの他にも、今年のケータイ国盗りイメージマスコット ▲
であるノ一の格好をされたコンパニオンの方々も、場を盛り上げて下さいました。

大盛り上がりの中、授与式は無事終了したのですが、なんとディープな国盗りユーザ(国盗りゃー)の方々は、自主企画で2次会まで用意されていました。
そちらも潜入してスネークして参りましたが、会場は居酒屋とかではなくて、新橋駅近くの地下の映画試写室。
なんでこんな変なところで?と最初は思ったのですが、これがすごい面白い会で、こんなおもしろい会の開き方があるのか、確かにこんな会にするにはこのロケーションが最適だなあ、と後になって思えました。

国盗り2次会会場
▲ いかにも怪しげな地下試写室。 ▲
ここが2次会会場でした。

いざ中に入ってみると、参加者の方は全員映画の観覧席に座り、幹事を引き受けられた太閤殿が司会進行しつつの皆さんの体験談や失敗談、格安切符や遠くから取れる国等のおもしろ知識から一日に最高取れる国数等のマニアック知識まで、ディープな国盗りマニア談義となりました。
この幹事の方がすごく話のうまい方で、事前に2次会参加者に体験談等のアンケートを取って得られたネタから、面白そうな物をピックアップしては体験者ご本人に振って、そこから全体で話を盛り上げては新しい話題をどんどん引き出して行き、話題が行き詰る前にまたアンケートから新しい話題に展開して...と変幻自在に場をコントロールされていました。
確かに、国盗りマニアの2次会ならば、飲み会形式で身近な人としゃべるだけ、というようなのより、このやり方が一番いいなあと思えました...なんと言っても、一番面白いのは、「ヒッチハイクしたり」「深夜の山道を徒歩踏破したり」「24時間耐久国盗りしたり」「旅先で偶然太閤同士が出会ったり」「台風に遭って帰れなくなったり」といった、実際に試練を達成された人たちの体験談なわけで、その意味では参加者ほぼ全員がすごいネタの持ち主なわけですから、それをみんなで共有しなければ面白くないですよね。

2次会司会の太閤殿
▲ 2次会幹事・司会の太閤殿。 ▲
この形式を考えた事や話術もすごいけれど、
交通手段や切符、各国の盗れるエリアの知識等も半端じゃない!

2次会での藍友里さん
▲ 2次会には、イメージキャラクターの藍友里さんも飛び入りで参加くださいました! ▲
すてきなファンサービスのサプライズでした。
そう言えば賞品の藍さん写真オレンジカードにサインもらってた人も...

しかし太閤殿の話はディープな話ばかりで...「あのエリアを新幹線から取ろうと思うと、あの駅でしか無理なんだよね」「あのエリアは、どこどこから遠隔で取れるよね」「あそこ周るならこの切符だよ」とかとか。
実はシステムを扱っていた中の人であった関係上、ケータイ国盗り合戦のシステムは最初期にURLの書き換えで位置が詐称できてしまう脆弱性があって、それを以前の記事にも書いたような手法(実際には記事に加えてもう1,2つ工夫してますが)を検討して詐称をかなりしにくくした経緯があったりしたのですが、その後初太閤殿が出た際に、内部で「こんなに早く太閤が出るの?最終日すごく国数盗ってない?また詐称じゃないか?」とかと騒ぎがあって、その太閤殿が最終日に取った国を順番に地図上にマッピングして、チェックしたりもしました。
その結果、24時間耐久っぽい国盗りだったんですけど、淡路島-徳島-香川-岡山-兵庫-大阪-和歌山-奈良-京都-大阪付近の取りこぼし、といった形で一応線で結ばれ、かつ途中でどうも仮眠を取っているっぽい空白時間もあったので、これはどうも本当くさいね、でも24時間近く動きっぱなしですごいねえ、という話をしてました。
ですが、今回太閤殿の話を聞くと、太閤を取るほどの方はその位の移動は常識の範囲、当たり前のようでした...なんでも1日耐久取得を行うと、最高で108国取ることもできるそうです。
いやはや、おみそれしました。

しかし皆さんゲームを楽しんでいただけたようで、システムを担当した者としても嬉しい限りでした。

他のブログでのレポート:

2007年12月09日

78歳でパソコンを使いこなす狂言師匠

いい色っていうサイトご存知でしょうか。
写真の色補正とか手軽にできるサイトらしいのですが(私もまだ使ってないので詳細不明、しかしこのサイトで強制httpsって何か意味あるのかな?)、これ、来年傘寿になるうちの狂言の師匠に教えてもらいました...。

今日、狂言の練習後忘年会があったのですが、その場でそのサイトが話題に。
それまで師匠が会のメーリングリスト読んだりしているのも、ケータイのメール機能で読んでるんだと勝手に思い込んでいただけに、ええっと思って聞いてみると、パソコンくらい普通に使いこなせてるよ、との事。
そう言えば、確かにすげえテキスト整形されたメール送ってこられたり、Excel添付のメールでも普通に問題なく読めている様子だったので、ケータイで読んでると思い込んでる方がおかしかったのですが、どうしても80歳近くになってパソコンを使いこなすのは難しいだろうというステレオタイプ(いや、使える人もいるのは知ってますけど、そんなのはレアケースだと思い込んでて、そのレアケースが身近にいるという発想にはならず...)にとらわれきってました。
というか、身近な自分の親がまともに使いこなせないものを、親の親の世代が使いこなすのは無理だろみたいに思い込んでまして、恥ずかしい限りです。

なんでもワープロ時代から使っていたので、すんなり入れたとの事。

聞けば師匠はケータイのメールも片手で打つそうで、「おじいちゃんおばあちゃんって言ったら、両手でケータイメール打つもんじゃないの?」と女子学生なんかにも驚かれるそうですが、師匠曰く「片手で扱えるもんをなんで両手であつかわなあかんねん」という調子で、いやはやすごいです。
ケータイも見せてもらいましたけど、らくらくホンあたりかと思いきや、普通のau・WINの一般機種でした。
DoCoMoじゃなくてauというところが、またいいチョイスしてます。

忘年会は、湯島の一片雲という中華料理屋でやってきました。
毎年伝統的にここでやっているようです(伝聞体なのは、東京の支部はまだ入って3年目で、一昨年は息子の体調不良、昨年は仕事で不参加だったため)。
料理も中華ながら脂っこくなくさっぱりしておいしいのですが、ここは中国茶の種類が豊富で有名なところのよう。
また、コースで頼むと、料理ににんじんを削って作った人形細工をつけてくれて、見た目も楽しませてくれます。
息子や先輩の娘は、大喜びしていました。

一片雲サンタ 一片雲 釣り
▲ にんじん細工がついてくる、一片雲の料理。 ▲